府中行き 227M は、定刻通り 7:48 に駅屋を出発して、次の「近田」(ちかた)に向かいます。
近田駅(ちかた──)
およそ 3 分ほどで、近田に到着しました。福塩線の旧・両備軽便鉄道区間は駅間の短さが特徴的ですが、駅家から近田までも 1.4 km しかありません。
車しか写ってませんが……まぁ、そういうことです(どういうことだ)。近田駅は南側(進行方向左側)にホームが一本あるだけの構造なので、右側のシートからは駅らしい構造物を撮影することができませんでした。
ちなみに、近田駅も 1914 年(大正 3 年)の両備軽便鉄道の開業と同時に開設されています。
戸手駅(とで──)
近田を出発して 2 分ほどで、次の「戸手」(とで)に到着です。近田との距離はわずかに 1.0 km とのこと。まぁ湯田村から道上までの 0.9 km には負けますが……。
戸手駅は、幸いなことに進行方向右手にホームがありました。
どうやらこの戸手駅は、かつては左側にも線路があって、列車の交換(すれ違い)が可能だったのだそうです(反対側なので見えなかった)。戸手駅の開業も 1914 年(大正 3 年)ですが、開設当初は「戸手停留場」だったのだそうです。
上戸手駅(かみとで──)
戸手の次は「上戸手」です。戸手から上戸手までは 3 分ほどで、距離は 1.8 km もあります。なんか、フェンスの向こうに駅名標があるというのも変な感じがしますが……。
上戸手も 1914 年(大正 3 年)の開業ですが、開業当初の駅名は「両備天王」だったそうです。1933 年(昭和 8 年)に国有化されたタイミングで「上戸手」に改称しています。
ホームから少し離れたところに待合室を兼ねた駅舎が見えます。高校生が座っていますね。次の福山行きを待っているのでしょうか。
待ち人来たる……でしょうか。それとも……?
上戸手では高校生の下車が目立ちましたが、地図を確認した所、駅から南に 5~600 m ほど歩いたところに「戸手高等学校」があるみたいです。
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