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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (67) 「WELCOME TO KUNIMI TOWN」

国道 213 号で北に向かい、国東半島を北回りルートで宇佐方面に向かいます。やや遠回りをする分、想定到着時刻も多少の遅れが見込まれる中……

なんともタイミングの悪いことに、片側交互通行でしばらく待たされることになりました。北回りルートで行く決心をしてからも、カーナビは名残惜しそうに南回りルートを案内していたのですが、ついに北回りルートに切り替わりました!

注目の想定到着時刻ですが、なんと 19:13 とのこと。目標の 19 時から若干遅れているものの、その差は僅か 13 分です。これなら許容範囲と言えるのでは……!?

片側交互通行でのタイムロスは 90 秒ほどで済みました。この先、妙な渋滞に巻き込まれなければ良いのですが……。

高潮注意

国東町富来浦(とみくうら)から北の区間は、これまでになく海に近いところを通ります。ようやく「海沿いに来たなぁ」と思わせる眺めですね。

ただ、これだけ海に近いと高潮への注意が必要になるようです。

前方の海の向こうに山が見えていますが、どうやらあれが「姫島」のようです。

国道は左にカーブして、進行方向が北向きから西向きに変わりました。時間は 17 時前で、まだ日没には早いかというタイミングです。西日が眩しいですね……。

姫島行フェリー

逆光の中、青看板が見えたのですが、「姫島行フェリー」という文字が見えます。「姫島フェリー」ではなく「姫島行フェリー」なんですね。なんか「長野行新幹線」を思い出してしまいます。

「この先 積雪の為 チェーン等必要」の看板が「解除中」となっていました。2 月ですから積雪があっても不思議はありません。

右手のサインには「ようこそ国見町へ」とあります。どうやらここが国東町国見町の境界だったようです。「yasojima」というのはレジャー施設かなにかかと思ったのですが、「八十島プロシード」という会社の九州工場があるとのこと。

WELCOME TO KUNIMI TOWN

前方にトンネル(「納屋トンネル」とのこと)が見えてきました。トンネルの右側にサインがありますが……

やはりと言うべきか、「ようこそ国見へ」とあります。現在は合併して国東市国見町ですが、「国見」という旧町名もしっかりと残されています。

トンネルの入り口手前には「①」というマークが。下には味わい深い書体で「ライト点灯」とあります。

トンネルポータルには「WELCOME TO KUNIMI TOWN ようこそ 国見町へ!」とあります。場所が場所だけに経年劣化も目立ちますが、ポータルには絵が描かれているんですね。

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