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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (215) 「文芸の小径」

「ゲストハウス 氷雪」の前を直進してしまうと「開基百年記念塔」ではなく「稚内森林公園キャンプ場」に行ってしまうので、ちゃちゃっと U ターンして「開基百年記念塔」に向かいます(本日も彩度マシマシでお送りします)。

おや、こんなところに「文芸の小径」なる看板が。そう言えば「演歌の花道」ってありましたよね。いや、「それがどうした」という話ですが……。

自衛隊のレーダーサイトが見えます。実は意外と近いというか、それほど離れていないんですよね。

実はトリッキーなカラーリング

「開基百年記念塔」は山の頂上からそれほど離れていないところにあります。山の上の塔なので、そりゃあ遠くからでも目立つわけです。

ということで、駐車場に車を停めて……。かなり余計なことですが、この駐車場、区画線の引き方をガラッと変えてわかりやすくなったようですね。ちらっと見た限りでは 2~3 台分ほど枠が少なくなっているようですが……。

「開基百年記念塔」に向かいます。単に四角い断面の塔ではない……と錯覚してしまいましたが、単に四角い断面でした(ぉぃ)。いやー、塗り分けがちょっとトリッキーじゃないですか。

積雪対策?

「北方記念館」と「開基百年記念塔」が並んで表示されていますが、上が「──記念塔」で土台の部分が「北方記念館」だったでしょうか。

土台の部分……つまりこの部分が「北方記念館」ということになりますね。かなり斬新な形ですが、雪が積もるのを防ぐには裾の部分の傾斜が緩すぎるかな……などと余計な心配をしてしまいます。

まったく窓が見当たらないのは大丈夫なのか……と思ってしまいますが、ご安心ください。ちゃんと窓もあります。

「文芸の小径」ふたたび

駐車場の脇には「稚内公園」の案内図がありました。

そしてここにも「文芸の小径」が。どうやら「──記念塔」の手前の上り坂をショートカットする遊歩道のようです。

どの辺が「文芸」なのか、チェックするのをうっかり失念してしまったようで……。下りの場合は海に向かって歩くことになるんですね。

「文芸の小径」に気を取られてしまいましたが、「稚内公園」の案内図は日本語・英語・ロシア語・簡体字繁体字・ハングルの 6 種類が併記されています。「現在地」に相当するロシア語が凄く長く見えますが、Google 翻訳によると「Месторасположение」が「Location」で「даннои」が「given」、「точки」は「points」とのこと。ただ「Месторасположение даннои точки」で翻訳をかけると「Location of this point」とのことなので……合ってるっぽいでしょうか。

この方は一体……?

そろそろ「開基百年記念塔」に向かうことにしましょう。このアングルで見ると構造がわかりやすいというか、向きによって造形が全く異なっていることが良くわかりますね。

左が入口で右が出口っぽいですが……ん?

さて、この方はどちら様でしょう……?

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