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石北本線途中まで各駅停車 (57) 「将軍山」

上川行き 4529D は当麻を出発して北に向かいます。この踏切は「1 番道路踏切」と言うみたいですが、石北本線は殖民区画ライクな(厳密には違うかも)碁盤の目の中を斜めに突っ切っていて、縦横どちらの道にも踏切が設置されているようなので、結構な数の踏切が存在する……ということになりますね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。

将軍山駅(A36・2021/3/13 廃止)

ということでまたしても踏切ですが、この踏切は「9 条道路」という名前のようです。「9 条道路踏切」じゃなくて「9 条道路」が正式名称なのか、それとも単に「踏切」を省略したのかは不明ですが……。

「9 条踏切」のすぐ先が「将軍山しょうぐんざん駅」です。

将軍山駅は 1960 年に「将軍山仮乗降場」として設置され、1987 年に JR 北海道の発足に伴い駅に昇格しています。元・仮乗降場だけあって 1 面 1 線の棒線駅で、ホームはプレキャストコンクリート製のシンプルなものです。

駅名標が見えますが、一般的な駅名標よりも背が高いような……?

改めて正面からも。駅の周辺には何軒もの家屋がありますが、将軍山駅は「極端にご利用の少ない駅」のひとつで、2021 年に利用者僅少により廃止されてしまいました。

ホームのプレキャストコンクリートは差し替えられていない部分もあります。このあたりは愛山駅北日ノ出駅と同じですね。

駅舎は何処に

将軍山駅はホームだけの駅だったのか……と思ったのですが、北日ノ出駅と同じくちゃんと待合室が用意されていました。Wikimedia Commons からお借りした写真を見ると……

Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である「Mister0124」氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。: クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際ライセンス)

ふむ……。あ、良く見ると「9 条踏切」の写真にちゃんと入っていましたね。謎の張り紙は見えるものの、駅(の待合室)であることを伺わせるものが見当たらなかったので、すっかり見落としてしまっていました。

リベンジが終了したので

上川行き 4529D が将軍山を出発しました。次は……えーと、伊香牛ですね。

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