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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (138) 「銀河連邦!?」

大樹町宇宙交流センター SORA」の中に入ったところ、謎の等身大?パネルのお出迎えを喰らい「なんじゃこりゃあああ……™」となったのですが……

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

宇宙開発がテーマなだけにそっち系なのか……!? と一瞬不安になったのですが、「大樹町」のパネルでは「大樹町多目的航空公園」が紹介されていました。

「航空公園」というと、セスナの模型が置いてあったり、謎の遊具が回っていたり……という印象(先入観だね)があるのですが、ここは「公園」と言いながら「飛行実験棟」「飛行管制棟」「JAXA 格納庫」「気象観測装置」「大気球司令管制棟」「大気球スライダー放球装置」があり、しかも「全長 1,000 m の滑走路」もあります。

「全長 1,000 m の滑走路」とは随分と短いなぁ……という印象もあるのですが、ライトプレーンの離着陸にはこれで十分なんでしょうか。「町宇宙交流センター」の建屋も見えますが、まぁ随分とコンパクトに見えますね……。

銀河連邦!?

ということでで、「航空公園」と言いながら付随する施設には「公園」感が殆ど感じられないのですが、一方でこんなポスターも。

なんじゃこりゃあああ……™(本日二度目) えっ、やはりそっち系なの?(どっち系だ) と思ってしまいますが、ポスターをよーく見ると……

「ユーモアとパロディの精神で連邦国家を組織し」とあるようで、とりあえず一安心です。1987 年に設立というのも歴史があるように思わせますが、銀河の歴史を考えると「たった 25 年」ですからねぇ……(訪問時点で「設立 30 年」ですが)。

このポスターによると「銀河連邦」を構成するのは「タイキ共和国」(北海道広尾郡大樹町)、「ノシロ共和国」(秋田県能代市)、「サンリクオオフナト共和国」(岩手県大船渡市)、「サク共和国」(長野県佐久市)、「サバミハラ共和国」(神奈川県相模原市)、「ウチノウラキモツキ共和国」(鹿児島県肝属きもつき肝付きもつき町)とのこと。どこも共和制なんですね(そこか)。

「わかってる感」が凄い人選

「大樹航空宇宙実験場」のポスターが貼られているのですが、説明文には「大樹航空宇宙実験場は、北海道広尾郡大樹町と JAXA の連携協力拠点で、大樹町多目的航空公園内にあります」とのこと。あくまで「多目的航空公園」がメインで、「航空宇宙実験場」はその中に含まれる……ということなんですね。

よく見ると、ポスターの前にはサイン色紙とペットボトルロケットらしきものが置かれていて……

サイン色紙の下のショーケースには、宇宙飛行士の毛利衛さんと土井隆雄さんのサイン入り写真の横に、なぜかしょこたんの写真とサイン色紙が。

しょこたんのサイン色紙の横には「銀河連邦大統領補佐官 中川翔子さんのサイン」との説明が。銀河連邦大統領補佐官……似合ってますよね。

よく見ると下の段には篠原ともえのサイン色紙と思しきものも。この人選、「わかってる感」が凄いのですが……。

構成国家が増えました

廊下の突き当りにはパンフレットラックが置いてあるのですが……

JAXA のパンフレットがメインのようですが、観光マップがあったり、しれっと「ふるさと納税」のパンフレットが置いてあったり……。

中にはしれっと「銀河連邦 NEWS」なるパンフも。宮城県にも連邦の構成国家が増えた……という内容ですが、ところでこの「銀河連邦」のロゴマーク、かなり際どいところを攻めているようでちょっと心配にもなりますね……(ハハッ)。

いい味出しすぎ!

ラックの右にはこんなポスターも。

「晩成温泉」の手ぬぐいと桶を持って写真の中央に収まっている男性が、めちゃくちゃいい味が出ていてインパクト抜群なのですが、この男性は「大樹町長」とのこと(!)。あと、後列左でポーズを取っている男性は「晩成温泉社長」なのだそうです。

宇宙とチーズとサーモン丼

湯沸室の前には何故かガチャガチャが置いてあり、その横にはテーブルが置いてあります。

テーブルの上は記念スタンプが置かれていました。「大樹チーズサーモン丼」もちょっと気になるところです。

「交流施設」(ですよね?)ということもあってか、空きスペースには様々なパンフレット類が置かれているのですが、「スペースチーズ」というブランド展開も行っているのですね。

商魂たくましい……と言うよりは、どうやって地元の特産品とリンクさせるかを試行錯誤している……というほうが正しそうな感じも。

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