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世界の亀山駅(←(第 2 回)

困った時の……

ちょーっとお疲れモードなので、楽をしたいときの「旅行記みたいなもの」、ということで……(すいません)。

加佐登駅に典型的な国鉄型構内配線を見た

鈴鹿サーキットランドから、JR に乗っておうちに帰ろう!というネタが企画倒れ状態なので、今日はこの続きを……。JR 関西本線の「加佐登駅」にて亀山行きの電車を待っていた時の話から。

マニアの人にはピンと来るかと思いますが、加佐登駅も御多分に洩れず、典型的な「国鉄型」の構造です。もっとも、加佐登駅ができた時は「関西鉄道」という私鉄だったので、それを「典型的な国鉄型」と言い切るのもおかしな話ですが……。

ま、いいか(←

ちなみに、その「国鉄型」の構造とはなんぞや? という話ですが、改札と 1 番線が地平で隣接していて、跨線橋の先のホームに 2 番線と 3 番線が存在する形態のことです。

規模は遙かに異なりますが、昔の JR 京都駅も、究極の「国鉄型」だったんですよね。日本一長い 1 番ホームと「烏丸中央口」が地平で繋がっていて、間に「機回し線」あるいは「留置線」が 3 本あって、次いで 2 番ホームと 3 番ホームがある、という形でした。駅ビル改築の絡みで 1 番線と 2 番線の間の「通過線」っぽいものが 1 本減りはしましたが、基本的な構造は今も変わらない……筈です。

余談を失礼しました。

夜行列車とホームの洗面所

微妙に歴史を感じる、という点においては、これもそうかも知れません。

水飲み場……というよりは「手洗い場」のようですが、昔はホームに「洗面所」があるのが普通だったんですよねぇ(いつの時代の話だか)。殊に、蒸気機関車の煤煙をマトモに顔に受けたりしてしまった時なんかに、数分間の停車時間の間にホームで顔をゴシゴシ、なんて光景が良く見られたものです。いや、リアルには見たことないですけどね?(←

世界の亀山駅(←

さて、一時間に一本の快速電車(各駅に止まりますが)に乗車すると、ほどなく終点の亀山駅に到着します。

昔だと「ローソクの駅」でしたが、今や「世界の亀山駅」です。立派になったものです。

駅名標も心なしか誇らしげに……は見えませんね、ええ。

ちなみに、ここから西側は JR 西日本の管轄エリアとなります。

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