細くて長い……と言えば!
隠岐の島町久見の海岸で、白い「アルカリ流紋岩」を見たあとは……
海です!(見りゃわかる) いや、写真の中央に、何やら気になるものが見えるじゃないですか……。拡大しましょう。
あ。これは違いますね(←)。これは歯舞群島の「水晶島」の写真です。
こちらでした。これは一体……? というのもあまりに白々しいですね。これは「ローソク岩」というのだそうです。意外なことに(?) Wikipedia に記事まで立っていますので、見てみましょう。
ローソク島(ローソクじま)は日本の中国地方、隠岐諸島の島後島北西部・代地区沖の海面上に高さ20mほど突き出した岩である。行政区分としては島根県隠岐郡隠岐の島町に属する。鮮新世前期(約500万年前)に噴出して出来た火山岩で形成されている。名前の由来は、ろうそくのような細長い岩の形状、特に夕日が先端に重なった時に灯がともっているように見える様から。奇岩として観光地となっている。
ふむふむ。確かに国土地理院の地形図にも「ろう燭島」とあったのですが、「──岩」ではなく「──島」と呼ぶのが正式なようですね。
隠岐諸島内では古くから知られていたが、島外でも知られるようになったのは第二次世界大戦後に観光地化が進んで以降である。現在では島内で指折りの観光スポットとなっており、島で作られている藻塩炊き式の塩の商品名にも「ローソク島」の名が使われている。その反面、長らく隠岐を代表する景勝地として知られていた白島海岸への遊覧船の客がローソク島観光に吸収されてしまっているとの指摘もある。
はい。「ローソク島」は「かぶと岩」などと同じく遊覧船に乗って眺めを愉しむのが良いようなのですが、今年の夏は大人の事情により遊覧船は運休だったようです。来年以降の復活に期待したいところです。
荒れた海には要注意
さて、空は少し雲が多くなってきましたが、海も調子を合わせるかのように荒れ模様になってきました。
そして、この写真、防波堤のあたりをよーく見てみると……
釣り人がいます。この防波堤は陸地とは繋がっていないので、船で陸地に戻らないといけない筈なのですが、大丈夫でしょうか?
そして、車に戻る途中で、今度はシュノーケルを持った親子とすれ違いました。S さんはすかさず「今から海に入るんですか?」と声をかけて、「今は危ないから止めた方がいいですよ」とアドヴァイスを。観光客はどうしてもこの辺の匙加減が甘くて事故を招くので要注意なのだとか……。
車内にて
車に戻って、次の目的地を目指します。「このあたりが旧・五箇村なんですよね?」と S さんに聞いてみたところ、「その通りです」と。そして「このような質問をする方は珍しいですよ」と。あははは……(乾笑)。
そしてもう一つ、はっきりさせておかないといけないポイントがあったのでした。確か S さんは午後から NHK の番組の準備があった筈。「いいんですか?」と聞いてみたところ、「大丈夫です。日を改めるように連絡しておきました」と。うわー、ありがたいやら申し訳ないやら……。
そんなわけで、もうすぐ 14 時になろうかという時間ですが、引き続き次のスポットにご案内頂けます(やった!)。
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