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道東の旅 2011/春 (68) 「根室標津駅の跡を探して」

略して「ニコ亭」

標津から根北峠を越えて斜里に向かう国道 244 号線から離れて、国道 335 号線を羅臼に向かいます。

何やら変わった形の建物が見えてきました。あれは一体何でしょう?

「標津ニコライ亭」とあります。ロシア料理の店……だったりするのでしょうか。どうも見たところ、すでに店をたたんでしまっているようにも見えてしまいますが……。とりあえず、羅臼に向かいましょう。

あと 43 km ほどで羅臼です。片道 1 時間はかからない計算ですね。

振り返ればヤツがある

というわけで、国道 335 号線を羅臼に向かって走っていたのですが……

あれ?

これはどう見てもさっきの「ニコライ亭」跡? です。そう、実はあっさりと羅臼に行く計画を変更して、U ターンしてしまいました。ですから、

さっきと反対の方向に根室海峡の海が見えます。

ちょっとアレだったので

羅臼行きを諦めた理由ですが、既に一度行ったことがあるから、というのが最大の理由です。それと、43 km も同じ道を往復するのもちょっとアレだなー……ということもありまして。代わりに標津の町中を見て回ることにしようかと。

国道沿いに、いい感じに朽ちつつある廃屋を見かけました。

根室標津駅の跡を探して

標津町には、確か「根室標津」という国鉄の駅がありました。その跡が残ってないかなー、と思い立って、国道を外れて町中をうろうろしていたところ、

なんだか良くわからないものを見かけました。阿寒バスのバスターミナル?もあるようですね。一直線に伸びる空き地があって、左右に防風林があって。これは……! と思ったのですが、結果的には正解だったみたいです。ここがかつての「根室標津駅」の跡だったみたいです。

同じ場所から、南を向いて撮った写真がこちら。

いやー、見事なまでに何もない、ただの空き地になっていますね。もっとも、きちんと芝生?が手入れされているのには頭が下がります。

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