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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (54) 「10 番は譲れない」

日出町に入りました。小ぶりですが、これも一応カントリーサイン……ですよね?

実はこのサイン、日出 JCT. のランプウェイのすぐ手前にあります。本来は手前の橋の途中から日出町なのですが、さすがに橋の途中にサインを設けることはできなかったのでしょうね。

準直結 Y 型

うっかり直進してしまうと大分道に入ってしまうので、しっかりと左側車線に入って引き続き東九州道を北上します。

日出 JCT. は……ジャンクションには多いのですが……準直結 Y 型のレイアウトです。そのためどのルートも 270 度左カーブを強いられることはありません。IC とは違って料金所が存在しないので、減速が必要な要素を少なくしている、ということなんでしょうね。

準直結 Y 型は 3 層の立体交叉が必要になることが多いのですが、日出 JCT. は(現在通行中の)北行きのランプウェイを最下層に潜らせることにしたようです。結果的に東九州道(北方面)に向かうランプウェイの高低差が凄いことになっていますが、まぁ下り勾配なので大きな問題にはならないのでしょう。

それはそうと、左側に「逆走禁止!」「進行方向を」「間違えた方」「速見 IC で」「特別転回の」「お申し出を」というのが……。ジャンクションでのミスコースは全国的に一定数あると思われますが、日出 JCT. におけるミスコース率が有意に高いのか、あるいは実はそうでも無いのか、ちょっと興味があります。

まさかの 70 km/h 制限

大分道から東九州道北行き)に向かう車線が下り坂を駆け下りて、ようやく合流です。大分道からの車線が走行車線に化けて、別府からやってきた東九州道の車線が追い越し車線に化けるだけの、実は車線変更の必要がないとてもお気楽な構造です。よく見ると合流部のポールにも「直進」の警告が……。

流れでそのまましばらく右側の車線を走ります(本来は左に寄らないといけないのですが)。あれ、ここって 70 km/h 制限なんですか……?

10 番は譲れない

ここから北九州まで、ちょうど 100 km なのだそうです。次の速水 IC までは 2.5 km ですが、IC 番号が「9-4」というのが中々凄いですね。

宇佐 IC が「9」で日出 JCT. が「10」なので、その間に 4 つも IC を追加したのか……と思ってしまいますが、どうやら東九州道の IC 番号を振り直す際に、元々(大分道で)「10」だった日出 JCT. をそのままにするために、宇佐 IC と日出 JCT. の間で枝番を濫発したというのが真相のようです。

まさかの車線減少

枝番「9-4」を持つ「速水 IC」が近づいてきました。ここは IC ですが、大分空港に向かう「日出バイパス」が直結しています。

あれっ? まだ「速水 IC」の手前なのに、車線減少ですか……?

あっ、それで 70 km/h 制限だったんですね。東九州道は 2016 年にようやく北九州市から宮崎まで繋がった路線なので、暫定 2 車線の区間も多く残されていて、各地で 4 車線化工事が絶賛進行中とのこと。

それにしても、IC の手前で追い越し車線が終了するというのは珍しいですよね。せめて IC の合流車線が終わるあたりまで 4 車線にすれば良いのに……。

ちょいと寄り道!

さて、次の目的地は北九州市なのですが、19 時頃に到着すれば良い予定です。このまま行けば余裕で間に合ってしまうので……ちょいと「日出バイパス」に向かうことにしました。

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