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阪九フェリー「やまと」1 等洋室乗船記(お部屋編)

5F の案内所で鍵を受け取ったので、早速部屋に向かいましょう。部屋は 6F 右舷の前の方っぽいです。エレベーターもありますが、ここは敢えて階段で。

部屋に到着しました。今回の 1 等洋室の定員は 2 名ですが、3 名定員の部屋もあるようです。

中に入ってみると……あっ、これは……新日本海フェリーの「ステートルーム」とそっくりですね!

ただ、新日本海フェリーの「ステートルーム」は海を見ることができない「ステート B(インサイド)」というグレードもありましたが、阪九フェリー「やまと」の「1 等洋室」は全室オーシャンビューのようです

ソファーが!

室内構造ですが、窓側に頭の位置が来るベッドが 2 つ、手前にはテレビとテーブル、そして……

なんとソファーが設置されています。これは新日本海フェリーの「ステート」には無かったものですね。ソファーに腰掛ける時間はそれほど無さそうな気もしますが、かばんを置くのに良さそうかも。

他に細かいところを比べてみると、新日本海フェリーの「ステート」には洗面台がありましたが、阪九フェリー「やまと」の「1 等洋室」には洗面台の設置はありません。乗船時間がほぼ一晩で済む阪九フェリーと、ほぼ一日かかる新日本海フェリーでは、やはり必要とされる設備が違ってくる、ということなんでしょうね。

(2021/6 追記)洗面台ですが、ちゃんと部屋ごとに用意されていました。確認ミスで申し訳ありません……。

ベッドとベッドの間には

ベッドの間の台には、湯呑とポットが置かれています。お湯は給湯室でどうぞ……ということなんでしょうね。

ビジネスホテルで良く見かけるアラームとスイッチ類が一体になったものですが、どうしても経年劣化が目立ってしまう、というところでしょうか。

ちなみに今頃気づいたんですが、今回ご紹介している「やまと」は 2003 年 3 月に就航した「初代」で、2020 年 6 月に神戸航路に就航した 2 代目の「やまと」とは異なります(すいません)。乗船した時点でまもなく 17 年目に入ろうか……というタイミングだったので、ある程度くたびれた感じになるのはしょうがないですよね。

コンセント付き読書灯

ベッドの幅は…… 1 メートルくらいでしょうか。めちゃくちゃ広くは無いですが、それでも昔の「ブルートレイン」の「B 寝台」よりは遥かに広いんですよね。

このレイアウトであれば、ベッドとベッドの間に電気スタンドが配置されるケースが多いのですが、この部屋の場合は読書灯がそれぞれのベッド脇に設けられています。

読書灯のスイッチの横にも電源コンセントが。これは嬉しい人が多いのでは……?

寝テレビもあり?

そして、ベッドの手前にはソファーが設置されているのですが……

ソファーの向かいにはテーブルと、その奥にはテレビ台が。

テレビ台には液晶テレビが置かれているのですが……

向きを自在に回転できるようになっています。この向きだとベッドに寝転がりながらテレビを見ることもできそうですね。

スリッパの利用は船内のみ

テレビの手前にはバスケットが置いてあり、スリッパなどの備品が用意されています。

スリッパの利用は船内のみとありますが……ということは、スリッパでレストランの利用も OK なんでしょうか?

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