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春の新日本海フェリー「すいせん」スイートルーム "Avignone" 乗船記(ベッドまわり編)

かつてメタリカも「寿司! 鳥! 風呂! 寝ろ!」と歌っていましたが(歌ってません)、苫小牧市内で寿司を喰らい、風呂の話題を済ませたとなると、次は寝床の話題ですよね(鳥はどこ行った)。

ベッドまわり

スイートの中のリビングとベッドルームは明確に分かれているわけではありませんが、トイレやエントランスの衝立をうまく配置することで「ゾーン分け」ができています。ベッドゾーンは通路側のエリアで、ゆったりしたサイズのツインベッドが並びます。

ベッドの間には読書用の電気スタンドが置かれています。電気スタンドは一つしかありませんが、真ん中に仕切りが設けられていて、どちらか片側のベッドだけを照らすことも可能です(スイッチをオフにした側も、まぁそれなりに明かりは漏れますが)。

ビジネスホテルだと電話機が置いてあったり、謎な書物が置かれていたりする台ですが、室内の主な照明のスイッチがついていて、あとアラームと船内放送の音量を調節できるようになっています。充電用のコンセントもありますが、とても残念なことに差込口は一つしかありません。

ただ、室内には他にいくつも空きコンセントがあるので、それらをうまく活用すれば問題ありません。たとえば長ソファーの横にはアース付きのコンセントが 2 つありますし、

ベッドの右隣にあるデスク(兼ドレッサー)のところにも、同じくアース付きのコンセントが 2 つ用意されています。……ふと思ったんですが、この 100V 電源、周波数は 50 Hz なのか、それとも 60 Hz なのか……?

本体は何処に

デスクにはコンセントがあるほか、電話機も置かれています(案内所との通話に使用する内線電話)。

そして鏡の前にはリモコン類が並んでいました。左からエアコン、DVD プレーヤー、テレビ……ですね。テレビは 2 台ありますが、1 台のリモコンでどちらも操作できてしまったような記憶が……。

問題はこのエアコンのリモコンです。小樽・舞鶴航路の「あかしあ」「はまなす」では、オフィスビルの空調スイッチと同じものが壁面に据え付けられていました。今回は赤外線リモコンになって便利になったのですが、どこに向かって信号を送ればいいのか……という問題が……(以前にもネタにしたような気もしますが……)。

室内をくまなく探すこと数分、ついにエアコンの受光部と思しき装置を発見しました。こちらなんですが……

引きのアングルでご覧頂くと、こちらです。

リモコンの受光部(だと思う)は天井にあったので、リモコンは虚空に向かってポーズを決めながら操作すると良さそうです。

クローゼットの中には

リモコン受光部の後ろにも見えていますが、部屋のエントランス近くにはクローゼットが設けられています。

クローゼットには観音開きの扉と片開きの扉があるのですが……

右側の片開きの扉の中には、スリッパと浴衣があるほか……

なんとバスローブも用意されています。風呂を出た後にバスローブでくつろぐというのは、一度経験してしまうと病みつきになるくらいの極楽感がありますよね。

左側の観音開きの扉の中には、二人分の救命胴衣が置かれていて、その下はハンガーを吊るして上着を掛けられるようになっています。

また、下段には暗証番号式のセーフティボックスも用意されています。

閑話休題

クローゼットの横にあるこちらは……サーモスタットでしょうか。エアコンの室温調整用だと思うのですが……。

住宅展示場ネタが続きましたが、明日からはちゃんとフェリーっぽい話題に戻ると……いいなぁ(ぉぃ)。

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