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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (55) 「勝ったな(何が)」

国道 334 号を東に向かっていた筈ですが、何故か網走市に戻ってきてしまいました。ここから網走市の東端を流れる浦士別川までの約 3.4 km が網走市域ということになります。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。

国道 334 号はオンネナイ川の谷を築堤で越えて、再び段丘の上に駆け上がります。前方左側に見えているのがどうやら旧道らしく、現道が段丘を大胆にカットしていることが良くわかりますね。

旧道と思しき道をストビューで見てみると……思った以上に状態は良さそうですね。

坂を駆け上がって段丘の上まで戻ってきました。この先が坂の頂点のようなので、これは広義の「峠」ということになるかと思いますが、これほど開けた峠もなかなか無いですよね。

勝ったな(何が)

緩い左カーブの手前で、前方に斜里岳が見えてきました。

ちなみにほぼ同じ場所でストビューを見てみると、斜里岳は殆ど見えていません。……勝ったな!(何が

このあたりの国道 334 号は右に左にと丘陵を縫うように走ります。北海道ではちょくちょく見かける眺めですが、……いいですよね(語彙力)。

この右カーブは……まっすぐ直線で突っ切っても良さそうな気がするのですが、何故こんな線形なんでしょうね。旧道部分(農地に還ってしまっていますが)と繋がるカーブの R を大きくしたかったのかもしれませんが……。

原生花園への最短ルート(たぶん)

謎の緩い S 字を抜けると道道 467 号「栄浜小清水線」との交点です。ここからまっすぐ北北東に向かって、最終的には濤沸湖を渡って浜小清水駅の西で国道 244 号に接続するルートです。おそらく原生花園への最短ルートですが、それは黙っておきましょう(書いとるがな)。

T 字路の手前には旧タイプの青看板も。相変わらず補正しがいのある逆光ですね……。

それにしても、大半の区間で前方に斜里岳が見えるというのも贅沢ですよね。この区間を東向きに走るのは 5 月が一番良い時期なのかもしれません。

「青看板の裏側」の有効活用に余念のないのも相変わらずで、斜里と小清水までの距離が表示されていました。

海別岳? 知床岳?

斜里岳の左に知床半島の背骨をなす山が見えてきました(海別岳や羅臼岳でしょうか?)。良く考えてみると、国道 334 号はあの山の中の峠(知床峠)を越えるんですよね……(2017 年の GW は知床峠から先は通行止めでしたが)。

左カーブに差し掛かりました。右側に見える緑色の箱には滑り止めの砂が入っているようです。

相変わらずアップダウンの激しい国道 334 号ですが、道道 467 号との交点あたりは標高約 90 m だったのが、これから標高約 20 m まで坂を下ることになります。

直線区間なのでイメージが掴みにくいですが、これ、ずーっと下り坂なんですよね。冬タイヤに交換する前、あるいは夏タイヤに交換した後などは要注意でしょうね……。

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