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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (56) 「海別岳に続く道」

下り坂の先の右カーブを抜けると浦士別川で、ここからは小清水町です。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。

この先の直線区間は久しぶりに殖民区画に準拠した道ですが、それも 0.6 km ほどでお終いのようです。

前方にはちょっとした山が見えるので、国道 334 号は左にルートを変えて山を回避しよう……ということのようです。

どういう状況……?

中央分離帯の先には登坂車線が。どこかで見た構図ですが、前回は「ゆずり車線」だったのが今回は堂々と「登坂車線」を名乗っているところに違いがある……のでしょうか?

ちなみにこの区間は改良されてから間もないようで(と言っても 6 年は経過しているわけですが)、Google マップの航空写真を見ると旧道の存在が確認できます。

ところで、これは一体どういう状況なんでしょう……?(汗) あ、築堤の下を川が流れていたので、築堤をオープンカットしたということ……?

細かく刻む

登坂車線が見えてきました。「長さ 572 m」とありますが…… 1 m 単位で細かく刻んできましたね。

「長さ 572 m」ですから、全体の半分をちょい過ぎたあたりですが、早くも「登坂車線 終り」の案内が出てきました。まぁ「ちょいと(車線が終わる)覚悟をしておけ」という距離ではありますね。

登坂車線が終わる前に下り坂に変わりました。めちゃくちゃ急勾配でもなく、連続勾配というわけでも無いのですが、登坂車線があるのはありがたいですよね……。

登坂車線が終わった先で「スッポチ川」を渡ります。脱力系でちょっと謎めいたネーミングですね。

前方に見えるのは海別岳でしょうか。いや、もしかしたら遠音別岳かな?

海別岳に続く道

右カーブ(2 つ)と左カーブを抜けて直線区間に入ったのですが……

こ……これは凄い……! お隣の斜里町には錯視を応用した「天に続く道」というスポットがありますが、「天に続く道」の終点はここから 6 区画ほど北にあります。

このあたりの国道 334 号は、さながら「海別岳に続く道」になっていますね。

曲がったことは大嫌い……?

道道 246 号「小清水女満別線」との交叉点が近づいてきました。青看板には明記されていませんが、小清水町役場はこの交叉点を右折です。国道 334 号は、東藻琴では市街地のど真ん中を突っ切っていましたが、小清水では市街地の北側をかすめるルートです。

久しぶりの「青看板の裏側」ですが、今回は随分とゆるい感じですねぇ。奥の山は知床連山でしょうから、手前は海でしょうか……?

ポン止別やんべつ川を渡ります。よく見ると道がびみょうに曲がっているようにも見えますが、まぁ誤差の範囲ということで……(汗)。

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