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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (59) 「曲がったことは好きじゃないけど」

清里町に入ってから 4.7 km ほど真っ直ぐ進んで、今度は斜里町に入りました。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

前方に海別岳、そして左奥に羅臼岳(だと思う)が見えています。ここまで見てきた景色と大きな違いがあるとすれば、アップダウンがほぼ見られないというところでしょうか。

地形図を見るとわかりやすいのですが、実はウエンベツ川(清里町新栄バス停の手前)を過ぎたあたりからは、アップダウンがかなり少なくなっています。現在は農地が広がっていますが、かつては巨大な湿地だった可能性がありそうですね。

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

曲がったことは好きじゃないけど

国道 334 号は小清水から 15 km ほどの直線区間が続いていましたが、300 m 先の交叉点でついに左に向きを変えてしまうようです。道路そのものは道道 1000 号「富士川上線」と道道 827 号「越川中斜里停車場線」として続いていますが、途中に少し曲がっている区間が……

この先の交叉点では道路が直交するのではなく、斜めにクロスした形になっています。そのため、清里からやってきた道道 1115 号「摩周湖斜里線」の青看板も見えてしまっています(実害は無いレベルですが)。

道道 1115 号「摩周湖斜里線」から国道 334 号を小清水方面に向かう場合(空中写真だと左下から左に)、かなり鋭角な左ターンを強いられることになるのですが、この交叉点の構造を見る限り、特に左折車に対する配慮は無さそうに見えます。

国道 334 号を右折する車が右に寄って停止線の手前で止まった場合、道道 1115 号から大型車が左折できないのでは……?(妙に前車との車間が開いているのは、その辺が気になったからで……)

まぁ、清里町から国道 334 号に向かう場合は「清里町新栄」バス停に向かってまっすぐ北上すれば良いですし、あるいは札弦から道道 250 号「清里止別線」を北上しても良いわけで、わざわざ遠回りして鋭角な交叉点を左折する車は多くない、ということなんでしょうね。

などと思いながら交叉点を右折すると、道路脇にハンドメイド風の「通行止め」遮断機?が吊るしてありました。この交叉点が道道 1115 号「摩周湖斜里線」の終点だったみたいです。

清里町に逆戻り

道道 1115 号「摩周湖斜里線」で清里町に向かいます。この道道は国道 391 号の野上峠と斜里の間をショートカットするルートなので、走ったことがある人も少なくないのでは……?

防風林の間を抜けると、まもなく清里町に逆戻りです。

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