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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (119) 「霧止峠」

「厚内トンネル」を抜けると、道道 1038 号「直別共栄線」は右にカーブして内陸側に向かいます。正面に見えている山の頂上近くに「昆布刈石こぶかりいし展望台」があるとのこと。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

道道 1038 号は「昆布刈石小川」を避けるように右にカーブしています。こういった緩やかなカーブが続く道というのも、走っていて楽しいので良いですよね。

「昆布刈石橋」で昆布刈石川を渡ります。法面らしき斜面にポツンポツンと木が生えているのですが、これは自然に任せた結果なんでしょうか。植林したものの惨憺たる結果に終わった……というオチでは無いですよね?

通行規制区間 終了のお知らせ

交通遮断機が見えてきました。駅逓所のあったあたりからここまでが異常気象時の通行止対象、ということですね。ゲートのすぐ先の交叉点を左折すると「昆布刈石展望台」に行けるようです(未舗装だった筈)。

引き続き道道 1038 号で北西に向かいます。カーブの手前の直進区間でハザードを焚いて左に寄って……

後ろに来ていたバイクに先行してもらいます。

「浦幌道路」終点

国道 336 号の支線である「浦幌道路」の終点が見えてきました。

国道 336 号の終点は釧路幣舞ぬさまいロータリーなので、直別からここまでの道道 1038 号を国道に編入しても良さそうなものですが、あくまで「道道 1038 号交点」が終点とのこと。

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

左折すると、十勝太ロラン送信所跡の近くを通って広尾豊似に出ることができますが、そのまま直進します。先行していたバイクは左折したようですね。

霧止峠

道道 1038 号を北西に向かっていると、対向からミニパトがやってきました。

霧止峠にやってきました。このあたりの道道 1038 号は 2 車線の良く整備された道ですが、がけ崩れがあったのか、シートで養生しているようにも見えますね。

左折した先にも林道があるのかな……と思ったのですが、どうやら道道 1038 号の旧道みたいですね。工事車両が出入りしている形跡があるのですが、ストリートビューを見た限りでは基本的には閉鎖されていて、入ることはできないみたいです。

いつの間にか標高 10 m

十勝静内川の流域にやってきました。道道 1038 号は霧止峠の手前で西に向きを変えて、このあたりからは南西に向かうことになります。

この先を右折するとセイヨシズナイ川沿いを通って浦幌の市街地に出られるようです。町道だと思われますが、2 車線で走りやすそうな道のようです。

霧止峠のあたりは標高 93 m ほどあったのですが、いつの間にか標高 10 m の地点まで下っていました。この先は「津波浸水予想地域」とのこと。

「第 1 号橋」で「十勝静内川」を渡ります。

生成塗りつぶし

ちょいとメタな話ですが、色味をマシマシにして角度を修正・トリミングした写真はこんな感じです。左上の青空にはでっかくフロントガラスに映り込んだものが入っていて、下の方には白い筋のようなフレア?が出ています。

映り込みを消すには生成塗りつぶしが便利なのですが、電線が含まれているとうまく行かない傾向がありました。ちまちまと手作業で電線を切り出してみたところ、ようやくそこそこ良い感じに仕上げることができました……というご報告です。ただこれ、手間なんですよね……(汗)

全体的にもやがかかったような感じがあったので、トーンカーブをちょいと暗めにしたんですが、左側はもう少し明るいままでも良かったかもしれませんね。

【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:フロントガラスへの映り込み除去

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