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十勝バス広尾線の旅 (2) 「このバスはどこかで見たバス」

帯広駅バスターミナルで、広尾行きバス乗り場を探して彷徨うこと数分、乗り場は横断歩道の向こう側の島にあるらしい……ということで、横断歩道を渡って……

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

11 番乗り場にやってきました。ここは十勝バスの乗り場で、「(28) 環状線きた廻り、(60) 広尾ゆき、(61) 愛国・大正小学校ゆき」が発着するとのこと。

ポスフール前!?

乗り場では既にバックパッカーっぽいお兄さんがバスの到着を待っていました。この乗り場からは前述の 3 系統が発着するようですが……

本数では「(60) 広尾行き」が圧倒的ですね。この日は 5/5 の「こどもの日」ですから、赤字で記されたバスの運行はありません。この日最初の広尾行きは 7:15 に発車予定です。

時刻表には経由地として「イオン ヨーカドー 北高・北斗病院」とあるのですが……

地図をよく見ると、なんと「ポスフール」「ポスフール前」の文字が(汗)。ポスフールがイオンに転換したのは 2011 年 2 月末らしいので、イオン化後 6 年間ほどひっそりと地図の中でのみ生き残っていた……ということでしょうか。

まるで公園のような

祝日の朝は流石に人影もまばらです。右の方に見えている方々も、広尾行きの到着を待っているお客さんでしょうか……?

帯広駅バスターミナルのレイアウトはちょっとユニークな感じで、ロータリーのように見えて実は U 字状の道路が二箇所で西 1 条通と接続しているだけだったりします(一般的なロータリーは一方通行ですが、帯広駅バスターミナルはバスが双方向から出入りします)。

そのため「中洲」にも人が出入りする構造なのですが、街路樹や芝生が整備されている上に、ベンチも置いてあってまるで公園のようです。緑地の道路側はレンタカー屋さんですが、既に撤退済みのようで現在は時間貸し駐車場になっています。

黄色いバスにも違いがある?

「帯広駅バスターミナル」の隣はニッポンレンタカーの営業所です。Google マップにピンが立ってないように見えたので一瞬ドキっとしたのですが、何かの手違い……でしょうか。

ニッポンレンタカーの前の乗り場に十勝バスがやってきました。黄色一色のイメージがありますが、実は車両ごとに細かい部分が違っているような感じも……?

あとリアのオーバーハングがそこそこあって、その割に底部がフラットに見えるのですが、これ、下り坂の終わりとか上り坂の入口で底を擦ったりしないんでしょうか……?

このバスはいつか見たバス

待つこと十数分、ついに広尾行きのバスがやってきましたが……えっ!?

このバスはいつか見たバス……。前日に「忠類バス停」と「夢の北広場」の前で見かけたバス……です。つくづく縁がありますね!

ちゃちゃっと後扉から乗り込みます。起点だからか、整理券は栄光のエースナンバー「1」です。

行ってきま~す!

最前列のシートを確保しました。前輪の前にはシートが存在しないので、前輪の真後ろの席です。

運転席の後ろにはゴミ箱が設置されています。2017 年の時点では今ほど人手不足が露見していなかったような気もしますが、「急募 路線バス運転手募集」のチラシも置かれています。

広尾行きのバスは定刻通りに帯広駅バスターミナルを出発しました。逆時計回りにグルっと回って西 1 条通を北に向かいます。

左折して南 11 条通を西に向かいます。行ってきま~す!

【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去、ガラスへの映り込み除去

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