Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

上川郡剣淵町

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (264) 「絵本とカラスの剣淵町」

剣淵町に入りました。カントリーサインに描かれているのは本とカラス……に見えます。このカラスはもしかして、いや、もしかしなくても「美羽烏神社」や「ビバカラススキー場」の「美羽烏」でしょうか? 「美羽烏」はアイヌ語の pipa-kar-us に由来すると考え…

宗谷本線各駅停車 (36) 「東六線・和寒」

宗谷本線は剣淵駅まで南南西に向かって走っていましたが、剣淵駅の南で南東に向きを変えました。旭川行き 328D は快調に速度を上げて、剣淵川を一気に渡ります。 宗谷本線は天塩川の渡河を頑なに避けていましたが、剣淵川については忌避する対象ではなかった…

宗谷本線各駅停車 (35) 「北剣淵・剣淵」

旭川行き 328D は「犬牛別川」を渡って剣淵町に入りました。気がつけば稚内を出発してから 6 時間 20 分以上経過しているんですよね……。まぁ名寄で 2 時間 15 分ほど足踏みもしているので、乗車時間は 4 時間強ということになります。あれ、意外と速い?車窓…

北海道のアイヌ語地名 (888) 「汁取・美羽烏」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 汁取(しるとる?) sir-utur-oma-p山・間・そこに入る・もの(川) (典拠あり、…

北海道のアイヌ語地名 (887) 「パンケペオッペ川・クオウベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 パンケペオッペ川 nupka-oma-nay?野原・そこに入る・川 (? = 典拠あるが疑問点あ…

冬の北海道の旅 (96) 「日本最北の料金所」

国道 40 号の交叉点を左折して、道央道の士別剣淵 IC に向かいます。 左にカーブしたその先には…… 何もありません(汗)。いえ、若干道幅が広くなっていることでお気づきかもしれませんが、かつてここには料金所のブースがありました。 現在は、料金所が本線…

アイヌ語地名の傾向と対策 (13) 「和寒・剣淵・士別・幌加内・朱鞠内」

はい、今日もスピーディに行きましょう! 和寒(わっさむ) wat-sam?オヒョウニレ・傍 (? = 典拠あり、類型未確認) at-sam(オヒョウの・傍)が転じて wat-sam になった、という説が有力なようです。「オヒョウ」は楡の木の一種ですが、樹皮から紡いだ糸で…

春の道央・道北の旅 2010 (54) 「無給油 800 km 連続走行、達成!」

「西條」との遭遇 道央道の終点にして日本最北の料金所、士別剣淵 IC を過ぎると、ここからは一般国道 40 号線を士別に向けて進みます。 国道 40 号線沿いには、かの「西條」もありました。二文字目は「條」であって、決して「武」ではないので注意が必要で…

春の道央・道北の旅 2010 (53) 「日本最北の料金所」

旭川を通らない「旭川紋別道」 「旭川紋別自動車道」という名前ではありますが、実は起点は旭川ではなく上川郡比布(ぴっぷ)町で、現時点の終点は紋別市ではなく遠軽町だったりします。まぁ、紋別郡遠軽町らしいので、合っていると言えば合っているのですけ…