Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

上川郡和寒町

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (265) 「全日本玉入れ選手権」

和寒町に入りました。この「クロカンスキーをするトマト」のカントリーサインはインパクト抜群ですが、よく見るとトマトの表面がテカっていてみずみずしさが強調されていたり、右足のかかとが浮いているのでクロスカントリースキーであることがわかるように…

宗谷本線各駅停車 (37) 「塩狩」

旭川行き 328D は和寒駅を出発しました。線路のすぐ近くを国道 40 号が通っていて、その向こうには学校の体育館のような形をした農業倉庫が並んでいるのが見えます。 和寒は米どころのようで、「JA 北ひびき」の「和寒ライスセンター」はなかなか熱いデザイ…

宗谷本線各駅停車 (36) 「東六線・和寒」

宗谷本線は剣淵駅まで南南西に向かって走っていましたが、剣淵駅の南で南東に向きを変えました。旭川行き 328D は快調に速度を上げて、剣淵川を一気に渡ります。 宗谷本線は天塩川の渡河を頑なに避けていましたが、剣淵川については忌避する対象ではなかった…

北海道のアイヌ語地名 (889) 「伊阿根山・噛伊尻」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 伊阿根山(いあね──) e-ane-nupuri頭(山頂)・細い・山 (典拠あり、類型あり)…

アイヌ語地名の傾向と対策 (609) 「シブンナイ川・ヨロポップス川・タツネウシペオッペ川・ポポロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 シブンナイ川 supun-nay??ウグイ・川 (?? = 典拠なし、類型あり) 和寒町西部を…

冬の北海道の旅 (97) 「トマトもすなるクロカンスキー」

「日本最北の料金所」を通過して、道央道に入ります。相変わらず逆光が眩しいですが…… 基本は片側一車線ですが、時折現れる追越車線で前車を追い越します。 追越車線も終了し、片側一車線に戻ります。無駄に中央分離帯が広いのは、道内の高速道路の大きな特…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (205) 「聖地としての『塩狩峠』」

塩狩駅 JR 宗谷本線の塩狩駅は、「塩狩峠記念館」のすぐ近くにあります。 というわけで、ちょっと見に行ってみましょう。 この階段を下りてきたのですね。ここから左のほうに歩いて行きます。 まるで民家のような 駅舎が見えてきました。 もちろん「本場の味…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (204) 「歌碑の森」

塩狩峠と言えば 和寒町に入って、国道 40 号の「塩狩峠」を越えます。 すると、そこには……。JR 宗谷本線の塩狩駅、そして「塩狩峠記念館 三浦綾子旧宅」があります。 九月の平日ですが、観光客らしい方々の姿も。 塩狩峠記念館 駐車場らしきところが見当たら…

アイヌ語地名の傾向と対策 (174) 「マタルクシュケネブチ川・ワッカウエンナイ川・辺乙部川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) マタルクシュケネブチ川 mata-ru-kus-{kenepuchi}冬・道・通る・{剣淵川} (典拠あり、類型あり) 塩狩峠のあたりに源を発し…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (203) 「らんらんるー」

本日も実用的な内容から 比布で国道 40 号に合流して、何故か北に向かいます。 反対車線に何やら妙なものがありますが……。あ、場所はこの辺です。 らんらんるー 左に曲がれば比布の中心地、右に曲がれば旭川紋別道の IC ですが……ここは真っ直ぐ北上します。 …

アイヌ語地名の傾向と対策 (13) 「和寒・剣淵・士別・幌加内・朱鞠内」

はい、今日もスピーディに行きましょう! 和寒(わっさむ) wat-sam?オヒョウニレ・傍 (? = 典拠あり、類型未確認) at-sam(オヒョウの・傍)が転じて wat-sam になった、という説が有力なようです。「オヒョウ」は楡の木の一種ですが、樹皮から紡いだ糸で…