Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

士別市

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (263) 「士別と標津を区別する」

士別市内の国道 40 号を南に向かいます。多寄のあたりでは基線が真北(だと思う)を向いていましたが、士別の市街地は北に向かう基線がやや西偏しているようです(磁北でも無さそう)。 現在は「道の駅 侍・しべつ」のある交叉点から 3/5 区画ほど進んだとこ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (262) 「多寄と言えば『STAP』」

士別市に入りました。このカントリーサインは「めん羊」なのでしょうね。「綿羊」であれば「めん」をひらがなにする必要が無いので、おそらく「緬羊」なのだと思いますが……。ミャンマー(ビルマ)の漢字表記が「緬甸(めんでん)」ですが、これは関係ないで…

宗谷本線各駅停車 (34) 「下士別・士別」

多寄駅を出発した旭川行き 328D は、まっすぐ南に向かって疾走中です。 この日は 3 連休明けの金曜日ということもあり、車内には学生さんが多く乗車していました。まぁ、4 人掛けのボックスシートを 1 人で専有できる程度の混み具合とも言えますが……(通学で…

宗谷本線各駅停車 (33) 「瑞穂・多寄」

旭川行き 328D は風連駅を出発して、次の「瑞穂駅」に向かいます。並走する国道 40 号を走行中の車は、日本の公道における最速車として名高い Probox でしょうか(それとも同型車の Succeed でしょうか)。 瑞穂駅(W45) 328D は速度を落として、間もなく停…

北海道のアイヌ語地名 (886) 「イオナイ川・文知也山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 イオナイ川 i-o-nay??アレ・多くいる・川 (?? = 典拠未確認、類型あり) 名寄市…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (170) 「登和里川沿いの登和里山と砥割山」

「岩尾内ダム」の堰堤の横を通過して、ダムの下流側に出ました。堰堤に直結する交叉点があったということは、道道 61 号「士別滝上線」は堰堤と同じ高さを通っていたということで、堰堤の下流側に出たということは、これから下り坂が続くということなんです…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (169) 「あせらず ゆっくり ゆとりのドライブ」

岩尾内湖の畔にある「岩尾内湖白樺キャンプ場」を後にして、再び北に向かおうとしたのですが…… なかなか味のある「 通安全」の看板が。最初の一文字は綺麗にペンキが剥げ落ちてしまったようですね。 それはそうと、この明るい緑色の植物は一体何なんでしょう…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (168) 「岩尾内湖白樺キャンプ場」

「岩尾内湖白樺キャンプ場」にやってきました。眼前には滔々と水を湛えた「岩尾内湖」が広がっています。 駐車場と水面の間にはしっかり管理の手の入った芝生が見えますが…… なるほど、ここの芝生はキャンプ場では無いのですね。そしてこんなところにも「朝…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (167) 「滝上? 滝の上?」

道道 101 号「下川愛別線」で北に向かいます。滝上まで 48 km、下川まで 36 km の地点までやってきました。 いつの間にか、左側の天塩川が「岩尾内湖」に化けていました。Google マップの航空写真は渇水期に撮影されたものなのか、河道が良く見えていますが…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (166) 「ポツンと自販機」

道道 101 号「下川愛別線」の「於鬼頭トンネル」を抜けて、士別市(旧・朝日町)に入りました。 実は、出口の先にカントリーサインも見えているのですが……。さすがに良く見えないので、Google ストリートビューからお借りします。これは……サフォーク種でした…

アイヌ語地名の傾向と対策 (815) 「藻瀬狩山・トナシ川・ワッカウエンナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 藻瀬狩山(もせかり──) mose-kar-iイラクサ・刈る・ところ(川) (典拠あり、類…

アイヌ語地名の傾向と対策 (608) 「似峡・於鬼頭川・茂志利」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 似峡(にさま) nisey-oma-nay?断崖・そこにある・川 (? = 典拠あるが疑問点あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (607) 「岩尾内・サックル川・タドシュナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 岩尾内(いわおない) iwao-nay?硫黄・川iwa-o-nay?霊山・多くある・川 (? = 典…

アイヌ語地名の傾向と対策 (606) 「ケナシ川・登和里・久尾内沢」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ケナシ川 kenas-pa-oma(-nay?)原野・かみ・そこに入る(・川) (典拠あり、類型…

アイヌ語地名の傾向と対策 (605) 「士別パンケ川・ペンケヌカナンプ川・チラエル川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 士別パンケ川(しべつぱんけ──) panke-o-sat-utur-oma-nay?川下側の・川尻・乾い…

アイヌ語地名の傾向と対策 (604) 「兼内・東内大部川・ヌプリシロマナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 兼内(けんない) kenas-pa-oma(-nay)野原・かみ・そこに入る(・川) (典拠あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (603) 「西内大部川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 西内大部川(にしないたいべ──) {nay-e}-etaye-pet?{沢・頭}(水源)・引っ張る…

アイヌ語地名の傾向と対策 (602) 「伊文・パンケヌカナンプ川・金川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 伊文(いぶん) inun-us-pet漁季だけ寝泊まりする小屋・ある・川 (典拠あり、類…

アイヌ語地名の傾向と対策 (601) 「ニセイパロマナイ川・温根別・オロウエンベツ川・シュルクタウシベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ニセイパロマナイ川 nisay-par-oma-nay峡谷・入口・そこに入る・川 (典拠あり、…

アイヌ語地名の傾向と対策 (600) 「チューブス川・犬牛別川・イパノマップ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 チューブス川 chutchup-us-iとくさ・多くある・もの (典拠あり、類型あり) 士別…

アイヌ語地名の傾向と対策 (599) 「多寄・真狩・オーツナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 多寄(たよろ) tay-oro-oma-p林・その中・そこに入る・もの(川) (典拠あり、…

冬の北海道の旅 (95) 「大野生の小さな?お店」

士別の市街地を南北に貫く国道 40 号で、一路南に向かいます。 ところで、こちらのお店なんですが、前に一度見かけてからとても気になっていました。「大野生」の花店とは、どんだけワイルドなんだ……と思ったものです。 もちろん、これは読み間違いなんです…

冬の北海道の旅 (94) 「士別名物サフォーク羊」

名寄で「看板」と言えば、もちろん「モダ」ではなくヤマト運輸の営業所の近くにあるこの看板……ですよね? 実はこの看板、南側は赤地の看板なのですが、北側は水色ベースになっています。書かれている内容は全く同じで「雪質日本一」です。 東北・北海道のセ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (13) 「和寒・剣淵・士別・幌加内・朱鞠内」

はい、今日もスピーディに行きましょう! 和寒(わっさむ) wat-sam?オヒョウニレ・傍 (? = 典拠あり、類型未確認) at-sam(オヒョウの・傍)が転じて wat-sam になった、という説が有力なようです。「オヒョウ」は楡の木の一種ですが、樹皮から紡いだ糸で…

春の道央・道北の旅 2010 (54) 「無給油 800 km 連続走行、達成!」

「西條」との遭遇 道央道の終点にして日本最北の料金所、士別剣淵 IC を過ぎると、ここからは一般国道 40 号線を士別に向けて進みます。 国道 40 号線沿いには、かの「西條」もありました。二文字目は「條」であって、決して「武」ではないので注意が必要で…