Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

北海道(道東)の旅 2011/春

道東の旅 2011/春 (146) 「霧多布は意外と大きな街だった」

まっすぐ行けば「霧多布」 右に行けば浜中駅経由別海行き、まっすぐ行けば霧多布……という交差点にやってきました。もちろんここは一旦停止の後で直進です。 道路の右側が「霧多布湿原」なのですが、あまり湿原っぽく無いですね……。もっと奥の方にいかないと…

道東の旅 2011/春 (145) 「王国発見!」

幌戸 = ポロ・トー 浜中町羨古丹(うらやこたん)を過ぎて、「幌戸」というところにやってきました。 アイヌ語で poro と言えば「大きな」で、to と言えば「沼」なんですが、案の定と言うか…… 右手に「幌戸沼」が見えてきました。いやー、実にわかりやすい……

道東の旅 2011/春 (144) 「羨古丹駐車公園」

駐車場あり 根室市から浜中町に入って、「──シーサイドライン」という名前に相応しい風景が続いていたのですが、 ほんの数分で海が見えなくなってしまいました。 海沿いのちょっとした尾根を越えると、集落があって…… 100 m 先に駐車場有り、の標識が。 駐車…

道東の旅 2011/春 (143) 「開基百年は夢の跡」

開基百年は夢の跡 根室市初田牛のあたりは、特に無人の原野が広がる……というわけでも無いのですが、かなり寂れた状態であることも確かです。 車を走らせていて、まず目に付いたのが、この「初田牛小学校跡」の案内です。公民館のような建物は現存していまし…

道東の旅 2011/春 (142) 「駅前の空き地」

落書きはやめましょう 「花咲線」こと「根室本線」にある「初田牛」(はったうし)駅の話題を続けます。無人駅なのをいいことに、待合室の壁に落書きがされていたりします。 何か音がするなぁ……と思って窓の外を見てみると…… なんと通過列車が。「花咲線」は…

道東の旅 2011/春 (141) 「営業時間変更のお知らせ」

道道・初田牛厚床線 「北太平洋シーサイドライン」を西へと進みます。別当賀の次は「初田牛」(はったうし)です。駅に向かうには、いったん道道 142 号線を外れて、踏切を渡って道道 1127 号線に入ります。 「初田牛厚床線」と書いてある通り、初田牛と厚床…

道東の旅 2011/春 (140) 「エゾシカの次はキタキツネ」

別当賀駅 落石(おちいし)を過ぎて、別当賀(べっとが)にやってきました。ここにも「花咲線」こと「根室本線」の駅があります。道路から程近いところにあるので、見ていきましょう。 うわぁお。何だか凄い駅舎ですね。綺麗にペインティングしてあるのです…

道東の旅 2011/春 (139) 「道内各所でおなじみの」

救護車? 「おっちし」こと根室市落石にて、その語源となった地形を一望した後、小高い丘から下っていったところ…… おや? 右の方に何やら妙なものが見えます。近づいて見てみると…… どうやら国鉄の貨車のなれの果て……のようです。ただ、「救援車」のカラー…

道東の旅 2011/春 (138) 「アイヌ語地名の驚きの実態」

「落石」は読みに注意! 根室市は落石にやってきました。くどいですが「落石」と書いて「おちいし」と読みます。 前方に、小高い丘のような地形が見えます。海岸部に良くある、吹きだまりが山になってしまったような地形です。 そこに丘があったので 道があ…

道東の旅 2011/春 (137) 「まずは落石へ」

「花咲線」こと「根室本線」 「長節湖」(ちょうぼしこ)を見に行って、何も無いことに感銘を受けて(←)、再び「北太平洋シーサイドライン」に戻ります。まずは「花咲線」こと「根室本線」の踏切を渡ります。 実は来るときにも渡ったのですが、写真を取り損…

道東の旅 2011/春 (136) 「何もないのがいい」

長節湖 根室から霧多布に向かって「北太平洋シーサイドライン」をドライブしていて、ふと「長節湖」という湖に立ち寄ってみました。こちらです。 ちなみに、「長節湖」と書いて「ちょうぼしこ」と読む……らしいです。 集落あるところ…… 「長節湖」の北側には…

道東の旅 2011/春 (135) 「路上に分電盤?」

路上に分電盤? 根室の市街地から「落石」(おちいし)を目指していて信号に引っかかったので、ふと横を見てみると…… 何やら民家の前の歩道に、分電盤のようなものが設置されています。何だろうこれは……と見てみたところ、 「ロードヒーティング盤(A)」との…

道東の旅 2011/春 (134) 「落石注意!」

根室名物 根室を出発して、次は浜中町の「霧多布岬」を目指します。 まずは「根室名物」三ヶ国語対応の交差点表示をチェックして……。ここが「曙町 1 丁目・駒場町 1 丁目・明治町 1 丁目」の交差点でした。四つ目の名前は「月見町 2 丁目」だったようです。…

道東の旅 2011/春 (133) 「エゾタンポポ?」

この木何の木? 根室の「明治公園」は、三つのサイロ(昭和製)がそのまま残されていて、なかなかいい雰囲気のところです。 サイロのある「芝生広場」と、駐車場のあるロータリーとの間は「トドマツ林」だと言うのですが、こんな木の姿も。 これ、いったい何…

道東の旅 2011/春 (132) 「お値段以上の桜の花」

サイロ 根室市の「明治公園」の話題を続けます。南東寄りの「芝生広場」に向けて歩を進めていたところ……何かが見えてきました。 はい、こちらですね。 ご覧の通り、巨大な「サイロ」です。この「明治公園」は、もともとは明治 8 年に「開拓使根室牧畜場」と…

道東の旅 2011/春 (131) 「明治公園を歩く」

根室の「明治公園」 少し時間に余裕があるようなので、根室市の「明治公園」に向かいます。 北海道名物? 北海道名物(?)、向きによって名前が違う交差点、です。 ちなみにこの交差点、Google マップで見てみると、「曙町1丁目 駒場町1丁目」と書かれてい…

道東の旅 2011/春 (130) 「まだ時間に余裕があるようなので(またか)」

晴れ渡る空の下 トーサムポロ沼を後にして、まずは西へ……。根室市街に向かって進みます。 「北方原生花園」というスポットがあるようですね。今回はスルーしちゃいましたが……。 海沿いの道なので、きっと風が強いのでしょうね。防雪柵があるのですが、夏場は…

道東の旅 2011/春 (129) 「トーサムポロ沼で協力を」

温根元(おんねもと) 納沙布岬から帯広まで、ひたすら西へと向かいます。 このあたりは、 温根元、という所のようです。どういう意味なんでしょうね。 トーサムポロ沼 さらに根室市街に向かって西に走っていると…… 海が見えてきました。そして、 なにやら沼…

道東の旅 2011/春 (128) 「Go West」

強硬派を発見 さてさて。「北方館」と「望郷の家」を見学して、外に出てみたところ、こんな碑を見つけました。 はい。「返せ 全千島樺太」と書いてあります。「四島返還」あるいは「とりあえず二島だけでも先行返還」という話をしている?ところに、随分と大…

道東の旅 2011/春 (127) 「オートレース?」

まずは署名から というわけで「望郷の家」の一階部分に降りてきました。らせん状のスロープの中心部にあったのは……。 「返還要求運動のご署名をお願いいたします」と書かれた「署名台」でした。 望郷の家・建設の主旨 「望郷の家・建設の主旨」と題された掲…

道東の旅 2011/春 (126) 「税庫の謎」

住居表示図 「望郷の家」のスロープには、このようなものも展示されていました。 「水晶島 住居表示図」とあります。「住居表示図」ですから、もちろん…… 各世帯の世帯主(だと思う)の名前も記されています。まるでゼンリン住宅地図のようですね。ちなみに…

道東の旅 2011/春 (125) 「スリル満点のクルージング?」

択捉島紗那村の郵便局 根室市は納沙布岬にある「望郷の家」には、2 階から 1 階へ降りるスロープがあって、そこにも色々と展示されているのですが、なかなか興味深いものが多く……。まずはこちらから。 「択捉島紗那村の郵便局」とあります。下はカラーなので…

道東の旅 2011/春 (124) 「北方領土視察証明書」

気を取り直して なんか昨日の記事は「懐かしの政治家特集」のようになってしまいましたが、気を取り直して……。「北方館」&「望郷の家」の話題を続けます。 北方領土を「視察」 「北方館」の館内で、こんなものを見つけました。 「納沙布岬を訪れた記念に 北…

道東の旅 2011/春 (123) 「あー、うー……」

剥製の王国 さてさて。入口の「シーサー」には度肝を抜かれましたが、引き続き「北方館」の中を見ていきましょう。 うーん、ちょっと意外な雰囲気がしてきましたが……。というのも、出迎えてくれたのが、 剥製の数々、というわけでして。いやー、でもこれだけ…

道東の旅 2011/春 (122) 「北の大地にシーサーの姿を見た!」

「望郷の家」&「北方館」 さて、これから向かう建物ですが、よーく見ると…… 二つの建物がくっついたような形をしています。入口も二つあるようですね。どうやら、こういうことのようです。 向かって左側が「望郷の家」で、右側が「北方館」という施設のよう…

道東の旅 2011/春 (121) 「造形の妙、あるいは妙な造形」

つかみのネタ えー、根室市は納沙布岬にある「平和の塔」1 階には売店があるのですが、そこでは「人類みな兄弟」という本が絶賛発売中でした(汗)。 まずは車を停めて というわけで……。「平和の塔」を出て駐車場に戻ります。 車の向こうに「四島(しま)の…

道東の旅 2011/春 (120) 「ミステリアスな佇まい」

2 階へはエレベーターで 一通り展望台からの眺めを満喫したので、下の階へと戻りましょう。 「2 階へはエレベーターをご利用下さい」とあります。…… 2 階があるんですね。東芝製のエレベーターで降りてみましょう。 ミステリアスな佇まい というわけで、「平…

道東の旅 2011/春 (119) 「カエルでおなじみのあの会社」

カエルでおなじみのあの会社です 根室市は納沙布岬にほど近い処にある「平和の塔」の話題を続けます。世界は一家、人類は皆k(ryさて、「4 階展望室」から「3 階展望室」に降りる階段がありましたので、四の五の言わずに降りて行きましょう。 んー、何が…

道東の旅 2011/春 (118) 「どんよりした空と太平洋・オホーツク海」

エレベーターはメイド・イン・ジャパン 根室市は納沙布岬にほど近いところにある「平和の塔」に来ています(あ、これは 2011 年の春の話です)。世界は一家、人類は皆兄弟です!というわけで、「展望 エレベーター」で展望階まで上がりましょう。 朝 8:30 に…

道東の旅 2011/春 (117) 「北方四島で最大の島は?」

たまにはカラーで 窓際には、またしても手作り感の漂う「国後島」と「色丹島」の地図がありました。 こうやって見てみると、根室海峡の水深の浅さが目立ちますね。 国後島旧島民の生活 さて、次は「国後島旧島民の生活」です。 まずは「活動風景写真」から。…