Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

根室市

道東の旅 2011/春 (124) 「北方領土視察証明書」

気を取り直して なんか昨日の記事は「懐かしの政治家特集」のようになってしまいましたが、気を取り直して……。「北方館」&「望郷の家」の話題を続けます。 北方領土を「視察」 「北方館」の館内で、こんなものを見つけました。 「納沙布岬を訪れた記念に 北…

道東の旅 2011/春 (123) 「あー、うー……」

剥製の王国 さてさて。入口の「シーサー」には度肝を抜かれましたが、引き続き「北方館」の中を見ていきましょう。 うーん、ちょっと意外な雰囲気がしてきましたが……。というのも、出迎えてくれたのが、 剥製の数々、というわけでして。いやー、でもこれだけ…

道東の旅 2011/春 (122) 「北の大地にシーサーの姿を見た!」

「望郷の家」&「北方館」 さて、これから向かう建物ですが、よーく見ると…… 二つの建物がくっついたような形をしています。入口も二つあるようですね。どうやら、こういうことのようです。 向かって左側が「望郷の家」で、右側が「北方館」という施設のよう…

道東の旅 2011/春 (121) 「造形の妙、あるいは妙な造形」

つかみのネタ えー、根室市は納沙布岬にある「平和の塔」1 階には売店があるのですが、そこでは「人類みな兄弟」という本が絶賛発売中でした(汗)。 まずは車を停めて というわけで……。「平和の塔」を出て駐車場に戻ります。 車の向こうに「四島(しま)の…

道東の旅 2011/春 (120) 「ミステリアスな佇まい」

2 階へはエレベーターで 一通り展望台からの眺めを満喫したので、下の階へと戻りましょう。 「2 階へはエレベーターをご利用下さい」とあります。…… 2 階があるんですね。東芝製のエレベーターで降りてみましょう。 ミステリアスな佇まい というわけで、「平…

道東の旅 2011/春 (119) 「カエルでおなじみのあの会社」

カエルでおなじみのあの会社です 根室市は納沙布岬にほど近い処にある「平和の塔」の話題を続けます。世界は一家、人類は皆k(ryさて、「4 階展望室」から「3 階展望室」に降りる階段がありましたので、四の五の言わずに降りて行きましょう。 んー、何が…

道東の旅 2011/春 (118) 「どんよりした空と太平洋・オホーツク海」

エレベーターはメイド・イン・ジャパン 根室市は納沙布岬にほど近いところにある「平和の塔」に来ています(あ、これは 2011 年の春の話です)。世界は一家、人類は皆兄弟です!というわけで、「展望 エレベーター」で展望階まで上がりましょう。 朝 8:30 に…

道東の旅 2011/春 (117) 「北方四島で最大の島は?」

たまにはカラーで 窓際には、またしても手作り感の漂う「国後島」と「色丹島」の地図がありました。 こうやって見てみると、根室海峡の水深の浅さが目立ちますね。 国後島旧島民の生活 さて、次は「国後島旧島民の生活」です。 まずは「活動風景写真」から。…

道東の旅 2011/春 (116) 「引き揚げルートの謎」

北海道と言えば 北海道最東端の「納沙布岬」に屹立する「平和の塔」にて絶賛展示中の、北海道根室高等学校地理研究部の素晴らしい研究成果を眺めていますが……。おや? 北海道と言えば、やはり「地名の由来」は外せないのか、1 枚だけこんな展示が紛れていま…

道東の旅 2011/春 (115) 「ハラショー!」

色丹島旧島民の生活 さて。「報道用・商業目的の撮影お断り」の「平和の塔」の中に入ってみました。展望台に上がる前に、1 階部分になにやら展示があるようなので、まず展示を見てみましょう。 こちらも手書き感満載の「色丹島旧島民の生活」という文字が躍…

道東の旅 2011/春 (114) 「最東端のガソリンスタンド(跡)」

最東端のガソリンスタンド跡 北海道最東端の「納沙布岬」の話題を続けます。 とっても紛らわしいのですが、稚内にあるのが「野寒布岬」(ノシャップ)で、根室にあるのが「納沙布岬」(ノサップ)です。未だに間違えそうになることがあります……。かつては「…

道東の旅 2011/春 (113) 「さまよえる関西人、東の果てへ」

ルック・イースト 納沙布岬の灯台(北海道で一番古い灯台なのだとか)を見終わったので、まずは車を観光客用の駐車場に移動させて……と。 はい。「本土最東端」の「納沙布岬」(根室市)にやってきました。基礎の部分には 「北緯 43度 23分 07秒 東経 145度 4…

道東の旅 2011/春 (112) 「願掛けは韻を踏んで」

願掛けは韻を踏んで 納沙布岬は「北海道最東端」である以上に「北方四島への玄関口」としての位置づけが強いようで、たとえばこのような、 「祈願 北方領土奪還」と刻まれた石碑が建てられています。実は、このような石碑は一つ二つではなく、かなり沢山の存…

道東の旅 2011/春 (111) 「日ソ民間漁業協定」

珸瑶瑁三丁目 納沙布岬の灯台の近くで「最東端の難破船」を眺めていたのですが、右に 135 度ほど振り返ってみると…… 珸瑶瑁三丁目の町並みが。意外と近いんですね。 高碕達之助先生顕彰碑 灯台のあたりは一通り見終えたので、今度はあのでっかい塔(灯台では…

道東の旅 2011/春 (110) 「異国と接する海」

最東端の難破船 納沙布岬の突端部で、なにやら熱心に写真を撮影されている方を見かけたのですが、後ろの方をよーく見ると…… はい。何やら錆びた金属の塊のようなものが見えます。 さらに拡大してみると…… はい。スクリューが見えましたね。どうやらこれは難…

道東の旅 2011/春 (109) 「とりあえず立入禁止」

「最東端」よりも「発祥の地」 というわけで、北海道最東端・納沙布岬灯台にやってきました。 なにやら碑が建てられていますが…… ほほう。てっきり、お決まりの「最東端」が出てくるかと思いきや、「北海道最初の」という、意外な枕詞が出てきました。へぇぇ…

道東の旅 2011/春 (108) 「岬の灯台は思った以上に小ぶりだった」

最東端シリーズ 根室市珸瑶瑁(ごようまい)にて「日本最東端の郵便局」や「日本最東端の学校」などを見て、すっかりおなかいっぱいになりつつあるのですが、更に東へと向かいます。 これが、納沙布岬の灯台……ではなくて、実はこの建物は 駐在所なのだそうで…

道東の旅 2011/春 (107) 「日本最東端のあれこれ」

東へ、東へ さて、根室市歯舞(歯舞群島に非ず)から更に東に向かいます。 風力発電の風車も見えてきました。これ一基で何軒分の需要を賄えるのでしょうか。 珸瑶瑁に到着 数分後、前方に集落が見えてきました。 ここが、いちぶで有名な(?)「珸瑶瑁」の集…

道東の旅 2011/春 (106) 「歯舞へ行ってみた」

Day 4 の走行距離は 345.8 km えー、というわけでしれっと Day 4 の話題に戻ります。Day 4 のルートはこちら! はい。久々にスペシャルステージ(高速道路)を通ります。総行程は 345.8 km で、北海道設定(謎)の MapFan だと 6 時間 33 分とのこと。Day 3 …

Bojan のホテル探訪~「根室グランドホテル」編(おしまい)

ちなみに、この「根室グランドホテル」では無線 LAN が使用できるのですが……、 さすがにこいつは大らかに過ぎるのではないかと……(汗)。一応 SSID は伏せましたが、ふつーに SSID をアドバタイズしていたら「使い放題」ではないかと。 朝食は洋食で さて、朝…

Bojan のホテル探訪~「根室グランドホテル」編(つづき)

えーと、この日は「根室に来たら、食べなきゃ!今や幻?『花咲蟹』プラン」という素敵な名前のプランに申し込んでいたのでした。 プラン内容:いまや幻の蟹【花咲蟹】を【現金決済】でお得にGET!根室の味覚 幻の蟹!『花咲ガニ』付の夕食膳プランやっぱり根…

Bojan のホテル探訪~「根室グランドホテル」編

この日は根室に一夜の宿を求めることにしました。根室という街は、知名度は高いのですが、実体は「漁業基地の町」といった感じで、観光客が大挙して押し寄せる街では無い……ような感じがします。割と「自然体の街」と言えるのかも知れません。そんなわけで、…

道東の旅 2011/春 (105) 「事件発生(汗)」

引っ張りすぎにも程がある 大変長きに亘ってご愛読(?)頂きました「Day 3 のできごと」も、ようやくゴール地点が見えてまいりました。えーっと、Day 3 の始まりは……第36回「『川湯』の前に『砂湯』」ですから、一日の話題で足かけ四ヶ月も引っ張ったことに…

道東の旅 2011/春 (104) 「日本最東端の駅」

根室うろうろ ホテルにチェックインするにはびみょーに時間があるので(またか)、根室市内をうろうろすることにしました。いえ、実は行き先は(心の中では)決まっているのですけどね。 あなたの街の自衛隊 で、ふらーっと根室市内をドライブしていると……な…

道東の旅 2011/春 (103) 「日本で二番目に東にある駅」

丘の上の牧場 17 時になったので「北方四島交流センター」は閉館してしまいました。今度こそ、根室市内の宿泊先に向かいましょう。 裏道を東に向かっていたのですが……なんだか、予想外に色合いの豊かな景色を見つけてしまいました。 ちょうどいい感じに西日…

道東の旅 2011/春 (102) 「へいかん!」

へいかん! 「北海道立 北方四島交流センター」を見学していたのですが、もうすぐ 17 時で閉館の時間……ということで、そろそろ退出しないといけません。ちょっぴり名残惜しい気もしますが……。 出口に向かっている途中で、こんなオープンスペースを見かけまし…

道東の旅 2011/春 (101) 「大日本恵土呂府」

高田屋嘉兵衛 ハードボイルドな資料室「北方資料館」の話題も、今日でおしまいです。えーと、まずはこちらから。 江戸時代に北方探索で名を馳せた人たちが紹介されています。まずは右から…… はい。高田屋嘉兵衛さんです。「高田屋嘉兵衛」と言えば、博多駅の…

道東の旅 2011/春 (100) 「今夜もハードボイルドだど」

今夜もハードボイルドだど えー、というわけで今日もハードボイルドに……(←)。「北方資料館」の続きです。 壁の真ん中に、何やら写真が飾ってあります。あれは誰でしょう? ……というわけで、寄ってみました。 むー、蛍光灯の映り込みがまるで目線のように………

道東の旅 2011/春 (99) 「ラ・ペルーズ図ができるまで」

圖地カツャチムカ・州海沿 地図系のネタをもう少し続けます。 これは「圖地カツャチムカ・州海沿」という地図のようです。……もちろん右から読んでくださいね(「圖」は「図」の旧字体です)。この地図は……「上」が「北」ではない、というのが珍しいところで…

道東の旅 2011/春 (98) 「昭和十四年度 北千島鮭鱒漁場マーク圖」

カウントダウンは突然に えー、根室市にある「北海道立北方四島交流センター」にお邪魔して展示を眺めていたのですが、入場したのが 16:23 頃で、気がつけば 25 分ほど経過してしまっています。そして、この建物の閉館は 17 時……ということで、あと 10 分ほ…