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北海道・東北の旅 2010/夏 (113) 「今度は本気で通行止!」

「三航北国日誌」第 113 回です。本日は、めくるめくスペクタクル満載でお届けします(←

嵐の前の静けさ

後志西部の「島牧村」を抜け、檜山北部の「せたな町」にやってきました。この日は「大雨警報」、あるいは「大雨洪水警報」が発表されるような「大荒れの天気」だったのですが、国道 229 号の「広域情報」などが表示される電光掲示板は……

何の表示もされていなかったのは、この日初めてのことかも知れません!

せたな町北檜山から東に進めば、美利河ダムのある今金町に辿り着きますが、今回はまっすぐ南下して江差を目指します。

で、いそいそと「若松トンネル」という短いトンネルを抜けたのですが……

通行止、またしても通行止!

今度はこんな警告が。

ふむふむ……? 国道 277 号と言えば、八雲町八雲と八雲町熊石を東西に結ぶ山越えの国道ですね。今回はひたすら日本海沿いを南下するだけなので、今のところ通る予定はありません。ほっ!

しかぁし! ぬか喜びしたのもつかの間、次に表示されたのは……

のぁんと! 国道 229 号、つまり今走っているこの道が、またしても通行止! うぅー……。

今度は本気で通行止!

前回同様に「待てば陸路の日和あり」作戦に出ることも考えたのですが、

わざわざこういった看板まで用意してあることを考えると、今度こそ本気(何がだ)っぽいです。こうなっては仕方がありません。遊楽部岳の北側を通って八雲町八雲に抜けるしかありません……。

せたな町北檜山区から八雲町八雲(この辺、市町村合併で地名がえらいことになってますが)に抜ける道は、ご覧の通りの快適な道です。

ただ、これでも北海道の基準では「カーブが多すぎる」のだとか。

今度はさらに通行止!(←

こうなれば、八雲町八雲から八雲町熊石まで国道 277 号を通って……あ! 「落石の恐れの為 通 行 止」だったのでした(うわぁぁ……)。こうなっては仕方がありません。道央道の八雲 IC に向かい、終点の落部 IC まで先を急ぎましょう! まずはそこからです。

そんなこんなで八雲 IC に来てみたところ、

うわわわわわ……。これはいじめですか嫌がらせですかそうですか!(←) いや、もう雨は止んでいるんですよ? 確かに雲は出てますけど……。というわけで、今回こそ「待てば道路の日和あり」作戦を決め込むべく、車を駐車場に止めて、道路管理事務所に向かってみました。

で、係の人に話をしてみたのですが(電話だったかも)、「いつ通行止が解除されるかは判らない」とのこと……。こうなっては仕方がありません。のんびりと国道 5 号線を函館に向かうことにしましょう……。

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