甲奴(こうぬ)を出発して、次の「梶田」に向かいます。あっ、そう言えば書き忘れていたんですが、甲奴で降りたお客さんがいたと記憶しています。
運転室は 1 人しか入れない構造なので、運転室の横で立ったまま前方を見張っています。ずっと立ったままというのも中々大変ですよね。腰とか痛めたりしないのでしょうか。
甲奴から次の梶田までは 2.4 km しかありません。福山から府中の間だと、駅間が 2.4 km 以上あるのは備後本庄から横尾までの 4.3 km だけですが、府中から塩町の間では 2.4 km は駅間としては最短です。福塩線と並んで流れている「上下川」も、甲奴の先で「小童川」と合流して、更に大きな川になりました。
なんだか速度が落ちたなぁ……と思っていたのですが、前方には驚きのこんな標識?が。
はい。なんとこの先 20 km/h 制限(貨物列車に至っては 15 km/h 制限)だそうで。それほど厳しいカーブには見えないのですが、確かに Google Map で見ると山が線路脇まで迫っていることがわかります。
ピントの合ってない写真しか撮れなかったので、上り側の標識を狙ってみました。
梶田駅(かじた──)
2.4 km の距離を 5 分ほどかけて、梶田に到着しました。
線路にホームがついているだけ(一面一線)というシンプルな構造ですが、雨風をそれなりにしのげそうな構造になっているのが素晴らしいですね。ちなみにこの梶田駅は、1963 年(昭和 38 年)に新設された駅です。中畑や八田原と同時に開設されたことになりますね。
ホームから駅名の道路まではシンプルな階段があるだけです。ただ両側に手すりがあるのは良いことですよね。
府中鉄道部「梶田中継器室」というコンクリート製の建物が見えます。やはり湿気が酷いのか(あるいは熱が篭もるのか)、エアコンがついているようですね。
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International