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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (11) 「遠阪トンネル」

和田山 JCT で「北近畿豊岡自動車道」に入ります。片側 1 車線ですが、幸いなことに割と空いていました。

但馬のまほろPA

北近畿豊岡自動車道は、「遠阪トンネル」の区間を除いて無料で開放されています。途中に「山東 PA」というパーキングエリアがあり、これは東行きでは唯一の PA なのですが……

PA の案内名が「但馬のまほろば」になっていました(汗)。山東 PA には道の駅「但馬のまほろば」や朝来市埋蔵文化財センター「古代あさご館」が併設されている……というか、事実上のメインテナントなので、まぁそうなるよね、というネーミングだと言えそうです。

「道の駅」を設置した後に国道がバイパスに移ってしまい、道の駅が旧道沿いで燻っているケースをたまーに見かけますが、高規格道路の PA に併設しておけばそういった心配も当分ありませんので、凄くいい判断だと思えます。

ああ一面の緑一色

北近畿豊岡自動車道で唯一の有料区間となる「遠阪トンネル」が近づいてきました。このトンネルは随分と昔から有料道路として存在していたので、ご記憶の方もいらっしゃるかも知れません。

「遠坂トンネル」の西側の出入り口となる「山東 IC」が近づいてきました。それにしてもこの案内標識、通常は IC 番号が書かれている部分まで緑になっています。ああ一面の(ry

山東 IC のあたりは既に完全 4 車線化されていて、左側車線が「ゆずり車線」という運用になっていました。山東 IC から流入した車輌も「ゆずり車線」で余裕を持って加速できるので、良くできた構造ですよね。

ETC あり〼(再)

「遠阪トンネル」の料金所が見えてきました。かつては峠道をバイパスする単なる有料トンネルでしたが、今や「北近畿豊岡自動車道」に組み込まれています。

ETC レーンがちゃんと存在するのは助かりますね。

ETC レーンを無事通過して、前車の後を追います。

「遠阪トンネル」は峠道をバイパスするためのトンネルなので、トンネルの入口までは緩やかな登り勾配です。乗用車と比べると、減速(または一時停止)したトラックが再度速度を取り戻すには時間がかかるので、登坂車線があるというのは良いですよね。

なんか、ここまでの僅かな区間でも、随分と気配りの行き届いた設計のような……(素直に感心してます)。

実は 2016 年時点で 39 歳!

遠阪トンネル(とおざか──)の入口が見えてきました。「遠阪トンネル」の出口となる「遠阪 IC」は、およそ 4 km ほど先です。

遠阪トンネルのトンネルポータルです。そこそこくたびれた感がありますが、実はこの「遠阪トンネル」、開通したのは 1977 年だったとのこと。割と前からあったよなぁ……と思っていましたが、そんなに前でしたか!

トンネルを抜けてしばらく走ると「遠阪 IC」です。案内板は、角が面取りされている今風のものですが、公団フォントで、そして拘りの緑一色です。

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