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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (146) 「クラウス 15 号蒸気機関車!」

道道 867 号「達布石狩沼田停車場線」を北に向かいます。またしても霧模様ですね。

幌新ダム

「幌新太刀別川」を「幌新橋」で渡ると、オートキャンプ場の入口がありました。右の方には「幌新ダム」がある筈なのですが、このアングルでは見えないですね……。

結構な大きさのダムなので見えない筈も無かろう……と思って確認してみたのですが、どうも堰堤の高さがそれほど無いからか、どうやら本当に道道からは見えないっぽいですね。オートキャンプ場に向かう道路を 300 m ほど進んで、ようやく僅かに見える程度だったようです。

いこいの森公園

このあたりはダムとキャンプ場がある山の中……なんですが、「いこいの森公園」
として整備されているようで……

道路の左側には「ほろしん温泉」が、右側には「沼田町化石体験館」などが立ち並んでいます。中でも、右手に見えたものが気になったのですが……

駅名標と「昭和炭鉱」の文字の入った建物が見えます。この写真だと単なる建物にしか見えませんが、中に「クラウス 15 号蒸気機関車」が保管されているようです。

Google ストリートビューではちゃんと展示中の状態で撮影されていました。

夏場に訪問すれば、このような状態で見学できるのかもしれません。なお、クラウスの隣には「ほたる学習館」「雪の学校」「炭鉱資料館」があるとのこと。蒸気機関車が保存されていることすら認識していませんでしたが、これはちゃんと時間を設けて再訪問する価値のありそうな場所ですね……!

沼田ダムへ

沼田町が全力を挙げて推していた「ほろしん温泉」をうっかりスルーしてしまい、そのまま北に向かうことになってしまいました(何故)。どうやら再び霧の中に入ってしまうようですね。

この先の集落は小平町達布で、あと 26 km とのこと。車で走行する分には痛くも痒くもない距離ですが、よく考えたらガソリンを 2 リットルほど消費することになるんですよね。

おや、こんなところに交叉点とは……。一体どこへ行くのだろう……と思って地図で確かめてみたところ、幌新ダムの奥(支流沢川)に出る林道?が繋がっているみたいです。ここは幌新太刀別川の「沼田ダム」の直下にあたり、このあたりでは割と広い平地になっているのですが、大正時代に既に「支線ノ澤」につながる道路が通っていたとのこと。

ホロピリ湖沿いを走る

気がつけばいつの間にか「沼田ダム」の横を通り過ぎていたみたいです。ホロピリ湖を望む高台には「ホロピリ湖記念公園」があり、その入口には「ホロピリ湖駐車公園」が設置されていました。さぁ、道内には一体いくつの「駐車公園」があるのでしょう……?

ダム湖沿いの道路はどうしてもカーブが多くなりますが、このあたりの道道 867 号はどのカーブもそこそこの速度で曲がれるようになっていて、とても助かります。運転を楽しめる道路と言えそうです。

峰映ほうえい橋」を渡ります。

カーブが続きますが、どのカーブも(見た目ほど)急なものではありません。

ただ、視界が悪いのは神経を使いますね……。路上に動物がいないとも限らないので。

左カーブと涼風橋

もしかしたら、ホロピリ湖周辺ではこの左カーブが一番キツい……かもしれません。斜面には結構な量の雪が残っていますが、北向きなので当然かもしれませんね。

鈴鹿130R のような左カーブを抜けると、200 m ほどの長さの橋が見えてきました。この橋は「涼風橋」と言うのだそうですが、ほろしん温泉のあたりで外気温センサーが 11 ℃ あたりを指していたのが、気がつけば 8 ℃ まで下がっていましたので、確かに涼しいのかも……。

達布峠

この後も北上を続けて、気がつけば町境の「達布峠」にたどり着いていました。小平町カントリーサインが見えますね!(どこに

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