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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (242) 「道道 785 号終点」

「緑風橋」を渡って坂を下ると、またしても深い右カーブに差し掛かりました。地形図で見た感じでは、これまででもっとも急な R50 程度のカーブに見えます。カーブの深さもトップクラスで、180 度以上(200 度くらい?)右カーブが続いているようです。

深い右カーブを抜けた先に「紫雲橋」があります。かつて宇高連絡船に「紫雲丸」という船があったのですが事故で沈没してしまい、「『紫雲丸』という名前は縁起が悪い」と言われたものですが、橋の名前としては普通に使われているんですね。

ちなみに「紫雲橋」から見て 50 m ほど高いところに「緑風橋」がある筈ですが……もしかしたら、もうちょっと右側に見える……のかもしれません(200 m ほど離れていますが)。

知駒橋

「紫雲橋」を渡った後は、いくつかの緩いカーブを抜けながら引き続き坂を下ることになります。知駒内川の近くでは、久しぶりに北海道らしい直線区間も……。

「知駒橋」で知駒内川を渡ります。橋名表示板が傾いていますが、そう言えば同じ中頓別町道道 120 号「美深中頓別線」でもこんな感じの橋名表示板をいくつも見かけたような……。

道道 785 号「豊富中頓別線」は知駒内川の北側を直線的なルートで通り抜けます。

道道 785 号終点

前方に、久しぶりに農場らしき建物が見えてきました。交通遮断機(ゲート)が見えるということは、積雪時はここから手前(知駒峠側)が通行止めになるということなんでしょうね。

ゲートと道道 785 号の終点までは、300 m ほどしか離れていません。間もなく終点の T 字路のようです。

ここは中頓別町ですから、青看板の中に「中頓別」の文字を入れることができなかった……ということでしょうか。役場などのある中頓別町中心部に向かうには左折なので、小型の看板が追加されています。

「T 字路」と言いつつ思いっきり右にカーブしていますが……

もともとは、牧草ロールが置かれているあたりが国道だったようで、かなり緩やかなカーブで合流していたようです。

ただ、国道のカーブを改良する際にほぼ直角に合流するように延長されたため、かなり急な右カーブになってしまった……ということみたいですね。

右折しやすくなり、左折がちょっと面倒になった T 字路を左折して、中頓別の市街地に向かいます。

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