様似行きのバスは広尾の市街地を抜けて、前方に海が見えてきました。あ、よく見ると覆道も……!
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国道は浜辺の集落の高台側を通ります。どことなく松前から上ノ国に向かう道路っぽい雰囲気がありますね……(伝われ)。
黄金道路!
西広尾川を渡る「広尾橋」の手前に何やら看板が立っていますが……
おっ、あの「黄金道路」は「広尾橋」がスタート地点だったのですね。全長 28 km は長いような、そうでも無いような……びみょうなところですが。
「広尾橋」から海を望みます。よく見ると右側に残雪が積まれていますが、なるほど、河原は雪捨て場としても活用されているっぽいですね。
ピッカピカの覆道
「黄金道路」の(広尾から見ると)トップバッターである「ツチウシ覆道」に入ります。覆道のポータルはレリーフ?になっていて、気合の入り方が伺えますね。
右にカーブした「ツチウシ覆道」(今ひとつ意味の掴めないネーミングなので、要確認ですね)を抜けると、続いて「浜フンベ覆道」です。
随分とピッカピカに見えるのですが、この覆道は 1999(平成 11)年に竣工したとのこと。2017 年の時点では「18 歳」ということになりますが、やはり 18 年経過してもこれだけピッカピカというのは謎としか……。よほどメンテナンスをしっかりやっているのでしょうか。
奮部(ふんべ)
運賃表には「次は『奮部』です」と表示されています。これは「ふんべ」でしょうから、きっと humpe(クジラ)に由来する旧地名があったのでしょうね。
ちなみにこの「奮部」ですが、航空写真でみるとちょっと気になる点が……。集落の西に標高 40 m ほどの平地が広がっている……という時点で既に面白いのですが、高台に駆け上がる道路があり、道路沿いに木が伐採されて空き地のようになっている場所があります。
津波の際の避難所にしては広すぎますし、番屋っぽい建物が何軒も見えます。もしかして、昆布を日干しするためのスペースなんでしょうか……?
この辺の標高は 4 m 程度で、防波堤もめちゃくちゃ高いものでは無さそうな感じです。
奮部集落の中を走ります。イエローのセンターラインが引かれているので、追い越し禁止・はみ出し禁止です。
「フンベの滝」と防波堤
集落の南にある「フンベの滝」の前を通過します。この写真で注目すべきは……
防波堤脇を歩いている人の存在で、よく見るとこの防波堤、かなり嵩上げされていることがわかります。
この高さだと、車高の低い車は海が見えないかもしれませんね。まぁ「フンベの滝」を過ぎたところで防波堤の高さが下がっている(嵩上げしていない)ので、少しの我慢ではあるのですが……。
前輪の上の「お子様席」は、前面展望が楽しめる上に、座面が高いので海側の展望も(比較的)見やすいんですよね。
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