Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

和歌山県

紀勢本線各駅停車 (10) 「御坊・その1」

御坊行き 341M が和歌山駅を出発して一時間ほどが過ぎました。途中で 15 駅に停車して、次が終点の御坊駅です。 紀伊内原を出発した 341M の車内はご覧の通り。平日の 11 時過ぎなので、まぁこんなものですかね……。

紀勢本線各駅停車 (9) 「紀伊由良・紀伊内原」

ツッコミどころが満載だった「広川ビーチ駅」の先にある「由良トンネル」(1,885 m)を抜けると日高郡由良町に入ります。由良川を渡る鉄橋はそこそこ古そうなものに見えますが、塗装などのメンテナンスはしっかりと行われているようですね。 由良町の脊梁山…

紀勢本線各駅停車 (8) 「広川ビーチ」

御坊行き 341M は「和歌山県立耐久高校」のお膝元である湯浅駅を出発しました。沿線の水田には田植え体験中のお子さんの姿も。 稜線の先に風力発電のタービンが見えてきました。風力発電は比較的安全なイメージがありますが、爆発的に増えているようにも見え…

紀勢本線各駅停車 (7) 「藤並・湯浅」

有田川を渡ると有田川町に入るのですが、河川敷に学校のような建物が見えてきました。 グラウンドがあり、時計も見えるので「学校かな?」と思ったのですが、学校にしては窓が少ないですし、河川敷のようにも見えます(これは誤解で、この場所は河川敷では無…

紀勢本線各駅停車 (6) 「紀伊宮原」

箕島駅を出発すると、やがて線路の南側の市街地は姿を消し、代わりに有田川の広い河原が眼前に広がります。対岸に小学校と中学校の校舎も見えますね。 紀勢本線とほぼ全線に亘って並行している国道 42 号ですが、このあたりでは有田川の南側(向こう側)の堤…

紀勢本線各駅停車 (5) 「初島・箕島」

下津駅を出発して、500 m ほどのトンネルを抜けると…… 有田(ありだ)市に入りました。これはまた……。異国情緒漂う……じゃなくて何でしたっけ。あ、異世界感溢れる……とかですかね?(それも何か違うような)

紀勢本線各駅停車 (4) 「加茂郷・下津」

御坊行き 341M は冷水浦(しみずうら)駅を出発しました。海南駅の西、冷水浦駅の北の海は古くは「黒江湾」と呼ばれていましたが、今では湾を埋め尽くしそうな勢いで埋立地が広がっています。埋立地には製鉄所、火力発電所、石油精製工場などが立地していま…

紀勢本線各駅停車 (3) 「海南・冷水浦」

そう言えば、完全に油断していたのですが、黒江駅の手前で和歌山市を離れて海南市に突入していました。御坊行き 341M は黒江駅を出発して南に向かいますが…… 下り線との間隔が広くなるとともに、程なく単線断面の「日方トンネル」に入り……

紀勢本線各駅停車 (2) 「紀三井寺・黒江」

「あなたの街の専用線跡」の前を通過すると、なんか下り線との間隔が中途半端に広くなり…… そしてまた狭くなり……。下り線の向こう側には空き地が見えますが、これは貨物用の線路の跡なんでしょうか。下り線との間隔が変動した理由は皆目不明ですが、2 面 3 …

紀勢本線各駅停車 (1) 「和歌山・宮前」

和歌山駅の 5 番線に周参見(すさみ)を 7:17 に出発した 348M が入線してきました(10:09 着)。この車輌は僅か 7 分の折り返しで 341M 御坊行きになるようです。随分と現代的なルックスの車輌で、なかなか格好いいですね。 「きのくに線」こと「紀勢線」(…

紀勢本線各駅停車 (プロローグ 4) 「紀伊中ノ島・和歌山」

和歌山行き「紀州路快速」(という名前の各駅停車)は紀ノ川を渡りました。国道 24 号をオーバークロスすると…… 紀伊中ノ島駅(JR-R53) 「紀伊中ノ島駅」に到着です。築堤の上にある駅で、ホームの下部はスッカスカですが、1932 年に「阪和中ノ島駅」として…

紀勢本線各駅停車 (プロローグ 3) 「紀伊・六十谷」

「プロローグ」で何回続けるのか……という点が予断を許さない状況になってきましたが、次の停車駅である「紀伊駅」が近づいてきました。第一種踏切ですが、これは随分と狭そうですね。軽自動車でギリギリかと思いましたが、「この踏切は車幅 1.3 M を越える車…

紀勢本線各駅停車 (プロローグ 2) 「和泉鳥取・山中渓」

和歌山行きの「紀州路快速」は和泉砂川を出発しました。車窓に畑が目立つようになってきましたね。 ……と思ったら分譲中?の住宅地が。大阪の中心部まではそこそこ距離がある筈ですが、お手頃価格で良い住環境を得られるということなんでしょうか。

日本最長路線バスの旅(番外編)#2 「日本一小さかった村」

新宮駅を 15:56 に出発する、多気行きの普通列車に乗車しました。2 両編成ですが、それほど混んでいないので、4 人がけのボックスシートを専有できそうです。 乗車前に、3 番のりばに人がいるなぁ……と思っていたのですが、 どうやら紀伊田辺あたりからの電車…

日本最長路線バスの旅(番外編)#1 「鳩ぽっぽ」

(高速バスを除けば)日本最長の路線バスである「八木新宮線」のバスを完乗して、和歌山県のほぼ東端、新宮駅にやってきました。 手前に見える石碑が気になりませんか? 気になりますよね? ということで…… 何故に「鳩ぽっぽ」……。 ということでちょいと調べ…

日本最長路線バスの旅 (終) 「終点・新宮駅」

八木新宮線の路線バスに乗車して、6 時間と 25 分ほどが経過しました。これまで起点の八木駅(南口)から数えて 161 ものバス停に停車してきましたが、残すバス停はとうとうあと一つになりました。終点の新宮駅です! 災害による迂回によって通過を余儀なく…

日本最長路線バスの旅 (25) 「紀伊半島大水害」

八木新宮線の路線バスは、和歌山県は新宮市熊野川町にある「神丸」バス停を出発しました。国道 168 号線「田長トンネル」(たなご──)の北側に残る旧道を走り抜けて、田長トンネルからやってきた新道と合流します。いかにも「新道ができる前は直線でした」と…

日本最長路線バスの旅 (24) 「次のバス停まで約 16 km」

八木新宮線の路線バスは、新宮市熊野川町日足(ひたり)にやってきました。そうなんです。もう新宮市に入ってしまったんですよねぇ。終点の新宮駅まで、あと少し……でしょうか? 日足のあたりも綺麗なバイパスができているのですが、バスは舗装工事中の旧道に…

日本最長路線バスの旅 (23) 「薩摩守生誕の地」

八木新宮線の路線バスは、熊野本宮大社から「湯の峰温泉」「渡瀬温泉」「川湯温泉」と温泉巡りをしていましたが、ようやく国道 168 号(国道 311 号と重複区間)に戻ろうとしています。現在は県道 45 号線を走行中ですが、これも結構狭い道ですよね……。 国道…

日本最長路線バスの旅 (22) 「川湯温泉」

和歌山県田辺市は本宮町の「川湯温泉」にやってきました。見たところふつーの川のようですが…… 何やら曰く有りげな橋のようなものがかけられていたり…… いかにもそれっぽい構造物? が見えたり…… シャキっとトリミングするとこんな感じです。あれが温泉なの…

日本最長路線バスの旅 (21) 「酷道をゆく!」

湯の峰温泉を出発した八木新宮線の路線バスは、下湯峰を経由して下湯川バス停にやってきました。そして、目の前には……えっ?(汗)。普通車ですらすれ違いが困難だと思われる、幅のとても狭い橋が。これを大型バスで通ってしまうと言うのでしょうか……? うわ…

日本最長路線バスの旅 (20) 「大斎原(おおゆのはら)」

八木新宮線の路線バスは、およそ 5 時間と 5 分ほどかけて和歌山県田辺市は本宮町にある「熊野本宮大社」にやってきました。バス停の名前は「本宮大社前」です。 前方の液晶ディスプレイは、左側が料金表になっているのですが、ちょうど 31 番から 60 番まで…

日本最長路線バスの旅 (19) 「河原に何故か路線バス」

八木新宮線の路線バスは、本宮町大居(あ、田辺市本宮町大居ですか)で国道 168 号(バイパス)に再合流します。ちょうどこの先に見えている道を南に向かうことになりますね。 右手に国道 168 号の旧道が見えるのですが、ちょうど合流点のすぐ手前で通行止め…

日本最長路線バスの旅 (18) 「この先行き止まり」

八木新宮線の路線バスは、ついに奈良県の最南端にやってきました。前方に見える土河屋(つちごや、と読むのでしょうか)トンネルに入ると和歌山県!だったのですが…… なんと「土河屋トンネル」は「コンクリート剥落のおそれあり」とのことで通行止めになって…