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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (166) 「ポツンと自販機」

道道 101 号「下川愛別線」の「於鬼頭トンネル」を抜けて、士別市(旧・朝日町)に入りました。

実は、出口の先にカントリーサインも見えているのですが……。さすがに良く見えないので、Google ストリートビューからお借りします。これは……サフォーク種でしたっけ?

「夜間の除雪はしていません。」

カントリーサインと路線名表示の間には、おなじみの黄色い看板が……

はい、こちらの「夜間の除雪はしていません。」です。山間部、あるいは市街地を少し離れたところで目にするものですが、これを見ると謎に気合が入るんですよね……。

ところで、ここのストリートビューは 2014 年 7 月撮影だそうですが……

「夜間の除雪はしていません。」が見当たりませんね。2014 年 7 月から 2016 年 5 月の間に追加されたということなんでしょうか。

由来が気になる「駿太橋」

於鬼頭トンネルの北側は、天塩川の支流(名称不明)沿いを通っていて、二度ほど橋で川をショートカットしています。この「川上橋」というネーミングについては、特に気になる点は無いのですが……

すぐ先(下流側)の橋が「駿太しゅんたい橋」という名前でした。どことなく「春国岱しゅんくにたい」を舌っ足らずにしたような雰囲気があって、ちょっと気になりますね……。

天塩岳登山口まで 17 km

通行止めゲートが見えてきました。天塩川の最上流部には「ポンテシオダム」というダムがあるのですが、そのポンテシオダムに向かう道路がこの少し先(士別市側)で分岐しています。ダムへ行く道を確保して、於鬼頭トンネルに向かう道を通行止めにするという運用が存在するみたいですね。

右折すると「天塩岳登山口」に行けるとのこと(約 17 km)。天塩と言えばなんと言っても川ですが、「天塩岳」という山もあったんですね。ちなみに「天塩岳登山口」に向かう途中に「ポンテシオダム」がある、ということみたいです。

登山口まで約 17 km、どこまで車で行けるのだろう……と思って地図を見てみたところ、割とちゃんとした道が「天塩岳ヒュッテ」まで続いているようでした。何もなければ 17 km すべて車で行けそうな感じですね(ちょっと驚きです)。

ポツンと自販機

天塩川は道北きっての大河ですが、なんと早くも川の両側に平地が形成されています。ここは士別市朝日町茂志利もしりというところですが、航空写真を見た感じでは牧草地として使用されているところが多そうでしょうか(あとは畑として?)。

ここから旧・朝日町の中心部に出るには、天塩川に沿って下るしか無い……と思っていたのですが、なんと「茂志利トンネル」を抜けてペンケヌカナンプ川沿いを通るバイパス路があるとのこと。二通りのルートがあるというのは、もしものときにも安心できて良いですよね。

そのまま直進して「岩尾内湖」に向かったのですが、天塩川を渡る直前の右カーブには……

ポツンと自販機が。ここは農場のようで、サイロや燃料タンクが見えるのですが、敷地の一角に自販機が置かれていました。どの程度の売上があるのか、気になるところですね。

「下川愛別線」のヘキサ

滝上まで 51 km、下川まで 39 km の距離を示す青看板が見えてきました。その下には……

いい具合にくたびれたヘキサが見えます。残念ながら文字を読み取るには至らなかったのですが……

ストビュー(だんだん略し方が雑になってるね)を見ると、番号の代わりに「下川愛別線」の文字が描かれていました。どうやら古いタイプのヘキサだったようです。

天塩川を渡る

古いヘキサの前を通り過ぎ、道道 101 号「下川愛別線」は天塩川を渡ります。ここからしばらくは天塩川の東側を通行することになりそうです。

天塩川の橋は流れを直交する(=最も橋長が短くなる)向きに建設されているので、橋の前後はちょっとした急カーブになっています。目分量で R=100 m くらいのカーブでしょうか。

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