Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (42)「山陽道と言えばジャンクション」

山陽自動車道を東へ、東へとひた走ります。トンネルの手前の中央分離帯に「竹原市」の、これまたなんともわかりやすいカントリーサインが掲出されていました。この先は「竹原トンネル」です。 改めて地図を見ていて気がついたのですが、山陽自動車道が竹原市…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (41)「広島も岩国も通らない『広島岩国道路』」

カーブが少ないはずの山陽道も、岩国市の玖珂 IC(くが──)あたりからは、少しきつめのカーブが続きます。これに伴い、制限速度も 80 km/h に逆戻りです。 農機具を積んだトラックに追いついてしまいました。山間部の常ですが、追い越し車線の流れがちょっと…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (40)「山陽道と言えばトンネル」

山陽道の佐波川 SA(さばがわ──)で燃料を補給します。ここで満タンにしておけば、自宅までは十分間に合うだろう……という計算です(高速だと 7~800 km くらいは余裕で走るので)。 燃料を補給して……そのままリスタートします。食事時でもあったのですが、コ…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (39)「まずは燃料を満タンに」

トランペット型 IC を二つ重ねた構造の小郡 JCT. にやってきました。山口宇部道路(かつての「山口宇部有料道路」)とのジャンクションですが、供用が開始されたのは 2016 年 3 月とのこと。かなり最近だったんですね。 中国道と山陽道 小郡 JCT. から 5.5 k…

アイヌ語地名の傾向と対策 (609) 「シブンナイ川・ヨロポップス川・タツネウシペオッペ川・ポポロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 シブンナイ川 supun-nay??ウグイ・川 (?? = 典拠なし、類型あり) 和寒町西部を…

アイヌ語地名の傾向と対策 (608) 「似峡・於鬼頭川・茂志利」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 似峡(にさま) nisey-oma-nay?断崖・そこにある・川 (? = 典拠あるが疑問点あり…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (38)「とぐろを巻いた蛇」

国道 435 号で東に向かっていた筈ですが、T 字路にぶつかってしまいました。左折して、中国道の美祢 IC に向かいます。 ここから美祢 IC までの間はそこそこ交通量が見込まれるからか、片側 2 車線です。前方に赤い橋桁が見えますが、中国道でしょうか。 実…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (37)「宇部興産専用」

美祢市の麻生というところにやってきました。正式には「美祢市豊田前町麻生」というようです。どうやら 1889 年から 1953 年のあいだ、このあたりは「豊浦郡豊田前村」(とよたまえ──)という名前の村だったようで、1953 年に町制施行で「豊浦郡豊田前町」と…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (36)「ようこそ!交流拠点都市 美祢市へ」

木屋川の北側をキープしていた国道 435 号に再合流しました(もっとも、県道から国道に向かう車が直進扱いで、国道 435 号の現道はすでに脇道扱いになっています)。前方に、国道 435 号の「美祢豊田バイパス」が見えてきました。 右折車線は、間違えて手前…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (35)「なぜか県道」

下関市豊田町の中心部に向かいます。国道 435 号は 300 m ほど先で左折とのこと。写真の色合いがちょっと変かもしれませんが、これでも全力で補正した結果だったりします。 ちなみに補正前の写真がこちらです。逆光恐るべし…… 交叉点を左折して、美祢に向か…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (34)「ステルス型分水嶺」

下関市豊田町にやってきました。昔ながらの国道と言った雰囲気が色濃く漂い、どことなく懐かしい感じですね。 「上八道」というところではバイパス工事が行われていました。アヒルのデザインの単管バリケードが置かれています。そしてバス停が見えますが…… …

アイヌ語地名の傾向と対策 (607) 「岩尾内・サックル川・タドシュナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 岩尾内(いわおない) iwao-nay?硫黄・川iwa-o-nay?霊山・多くある・川 (? = 典…

アイヌ語地名の傾向と対策 (606) 「ケナシ川・登和里・久尾内沢」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ケナシ川 kenas-pa-oma(-nay?)原野・かみ・そこに入る(・川) (典拠あり、類型…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (33)「狗留孫山(くるそんざん)」

国道 435 号で特牛(こっとい)から美祢に向かいます。豊北町滝部のあたりでは、旧来の市街地から大きく迂回するルートでバイパスが建設されています。右折すると滝部の市街地で、国道はこのまま直進です。 とことん市街地を回避した国道は、通行する車も少…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (32)「特牛から特牛駅へ」

角島大橋、そして県道 276 号「角島神田線」の終点が見えてきました。信号のない T 字路ですが、T 字路の先、上のほうにガードレールが見えます。あの辺から角島大橋を撮影した写真もちょくちょく見かけますが、特に「展望台」として用意されているというわ…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (31)「ゆっくり走ろう角島大橋」

角島を横断する県道 276 号「角島神田線」が、南側の海を望む場所まで戻ってきました。雲の切れ間から差し込む光が眩しいですね……(おそろしく逆光だったので、頑張って補正してみました)。 海に向かって伸びる下り坂の曲がった橋は、角島大橋開通後の県道 …

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (30)「角島灯台」

県道 276 号「角島神田線」から離れて、角島灯台に向かいます。バスやマイクロバスの専用駐車場があるようですが、灯台からは少し離れているので、あるいは待機場なのかもしれません。 前方に灯台が見えてきました。なかなか立派な灯台のようですね。 灯台の…

「日本奥地紀行」を読む (食べ物と料理に関するノート (2))

イザベラ・バードの「日本奥地紀行」(原題 "Unbeaten Tracks in Japan")には、初版(完全版)と、いくつかのエピソードが削られた普及版が存在します。今日も引き続き、「普及版」では完全にカットされた「食べ物と料理に関するノート」を読んでゆきます。…

アイヌ語地名の傾向と対策 (605) 「士別パンケ川・ペンケヌカナンプ川・チラエル川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 士別パンケ川(しべつぱんけ──) panke-o-sat-utur-oma-nay?川下側の・川尻・乾い…

アイヌ語地名の傾向と対策 (604) 「兼内・東内大部川・ヌプリシロマナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 兼内(けんない) kenas-pa-oma(-nay)野原・かみ・そこに入る(・川) (典拠あり…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (29)「集落はみんな山の上」

泉大津から阪九フェリーに乗って「爆発踏切」と「角島大橋」を見て回りました。あとは家に帰るだけ……なのですが、ここまで来て角島をドライブせずに帰るというのも間抜けな話ですので、ほんの少しだけですが、島をドライブしておきましょう。 集落はみんな山…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (28)「リフォームと架橋で全ての問題を解決」

「角島大橋」の角島方から本州を眺めます。真ん中やや左手に「島戸漁港」が見えます。 このアングルからは、島戸漁港の北側に伸びる台地と、その突端である「本場鼻」が見えています。 「本場鼻」のずっと先にも陸地が見えていますが、陸繋島の「油谷島」と…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (27)「わかめがおいしい角島大橋」

角島大橋の下り坂を駆け下りて、ついに(ようやく?)角島に上陸です。前方左側に「展望所」があるようですので、ちょっと寄ってみましょう。 展望所のすぐ横に駐車場も用意されています。 「角島大橋」との位置関係は、この写真がわかりやすいでしょうか。…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (26)「角島大橋!」

国道 191 号を左折して、県道 275 号「島戸港線」で引き続き北に向かいます。角島大橋まではあと 3 km ほどの筈です。県道 275 号は細かいカーブがちょくちょくあるので、安全速度での運転を心がけたいところです。 左手前方に学校のような建物が見えてきま…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (25)「下関北浦特牛『イカ』」

土井ヶ浜遺跡での「ほねやすめ」も魅力的だったのですが、まずは「角島大橋」に行かないと……ということでまっすぐ北に向かいます。 それはそうと、山口県内のガードレールってこんな風に黄色いものが多いのですが、これって山口オリジナルなんでしょうか。他…

アイヌ語地名の傾向と対策 (603) 「西内大部川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 西内大部川(にしないたいべ──) {nay-e}-etaye-pet?{沢・頭}(水源)・引っ張る…

アイヌ語地名の傾向と対策 (602) 「伊文・パンケヌカナンプ川・金川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 伊文(いぶん) inun-us-pet漁季だけ寝泊まりする小屋・ある・川 (典拠あり、類…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (24)「ほねやすめ」

津波敷温泉から、国道 191 号「北浦街道」を北西に向かいます。相変わらず海岸線にぴったりと寄り添っていますね。 消波ブロックの大群が見えてきました。下関市豊北町矢玉(ほうほくちょうやたま)の「矢玉漁港」です。下関市豊浦町には「湯玉駅」という駅…