Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

積丹郡積丹町

アイヌ語地名の傾向と対策 (720) 「草内・柾泊・尾根内」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 草内(くさない) kucha(-un)-nay山小屋(・ある)・川 (典拠あり、類型多数) …

アイヌ語地名の傾向と対策 (719) 「幌内府・武威岬・来岸」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 幌内府(ほろないふ) poro-nay-put??大きな・谷・口 (?? = 典拠なし、類型あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (718) 「ウエンド・伊佐内川・クエドスベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ウエンド wen-to悪い・沼 (典拠あり、類型あり) 積丹原野の比較的西側(海側)…

アイヌ語地名の傾向と対策 (717) 「黒松内・日司町・ルシ岬」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 黒松内(くろまつない) {kur-mat}-nay{日本人女性}・川 (典拠あり、類型多数) …

アイヌ語地名の傾向と対策 (716) 「茶津・ビヤノ岬」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 茶津(ちゃつ) chasi-nay砦・川 (典拠あり、類型多数) 積丹町の美国漁港の北西…

アイヌ語地名の傾向と対策 (715) 「別内沢・ポンネアンチシ山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 別内沢(べつない──) poro-nay?大きな・川 (? = 典拠あるが疑わしい、類型多数…

アイヌ語地名の傾向と対策 (714) 「厚苫・弁越」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 厚苫(あっとま) at-oma-i?群来・そこにある・ところ (? = 典拠あるが疑わしい…

アイヌ語地名の傾向と対策 (47) 「野塚・余別・沼前・珊内」編

「傾向と対策」も、だんだんと泊村に近づいてきました。今日も軽めのネタから脱線ネタまで微妙な品揃え(←)でお届けします。 野塚(のづか) not-ka?岬・の上 nupka?原野 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) アイヌ語で not(ノッ)は「岬」を意味しま…

アイヌ語地名の傾向と対策 (46) 「幌武意・島武意・入舸・積丹」

本日は、軽めのものを三つと、重~いものが一つという、実にバランスの悪い内容でお届けします。でもご安心下さい。お値段以上です(← 幌武意(ほろむい) poro-moy大きな・入江 (典拠あり、類型あり) 普通だとスルーしてしまう地名なんですが、お隣に「島…

アイヌ語地名の傾向と対策 (45) 「余市・古平・美国・婦美」

そんなわけでして(どんなわけだ)、「アイヌ語地名の旅」も積丹半島を進みます。 余市(よいち) i-ochi?アレ・多くいる所 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 「余市」は、アイヌ語地名における音韻転倒の実例としてもっとも名高いものです。具体的に…

北海道・東北の旅 2010/夏 (98) 「万物は流転し、地名も滑動する」

「三航北国日誌」第 98 回です。ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし……です。 外は雨。相変わらず雨 「神威岬」の駐車場を後にして、再び先へと急ぎます。 一瞬…

北海道・東北の旅 2010/夏 (97) 「STOP! 密漁くん」

「三航北国日誌」第 97 回です。密漁はやめましょう。ダメ、ゼッタイ(← たとえ車高が高くても無理だった(← 積丹岬……には歩いて行くしか無さそうだったので、積丹岬の手前の駐車場までは行ったものの、徒歩での行動は諦め、先に進むことにしました。 駐車場…

北海道・東北の旅 2010/夏 (96) 「積丹岬でも車高には変化は無かった(← 」

「三航北国日誌」第 96 回です。本日もとらえ所のない内容でお届けします。 窓の外は雨(中も雨だったら大変だ) 痛ましい出来事を追想しながら「豊浜トンネル」を抜けて、積丹半島の「積丹岬」を目指します。 外は相変わらずの雨です。 古平町(ふるびらち…