Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

余市郡余市町

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (37) 「セタカムイは黙して何も語らず」

国道 229 号を古平(ふるびら)方面に向かいます。少し上り坂になってきたでしょうか。 登坂車線があった割には、前方に車列ができてしまっています。よーく見ると先頭が道警のミニパトですね……(汗)。道路脇には自衛隊の看板もありますが、余市には海上自…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (36) 「道道 228 号の斜張橋」

「国指定史跡 フゴッペ洞窟」を後にして、余市町の中心部に向かいます。 国道 5 号に戻ってきました。しばらく一直線の道が続きます。 余市と言えば毛利衛さんの出身地……ということで、「余市宇宙記念館」なるスポットもあるようです。 余市と言えば(またか…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (35) 「フゴッペ洞窟」

「国指定史跡 フゴッペ洞窟」にやってきました。「休館日 毎週月曜日・祝祭日の翌日」と書いてあってドキっとしましたが(この日は月曜日でした)、ゴールデンウィークということで開いていたようです。 イーゼルの上に「開館中」のボードが掲げられています…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (34) 「畚部トンネル」

新しい「忍路トンネル」が開通したことによりお役御免となった旧・忍路トンネルですが、海沿いから忍路の山の南側に斜めに抜けるというちょっと変わった位置にあるトンネルでした。そのため、西側の入口は斜面に対して斜交する場所にありました。 以前にちら…

アイヌ語地名の傾向と対策 (709) 「出足平川・ワッカケ岬・湯内川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 出足平川(でたるひら──) retar-pira白い・崖 (典拠あり、類型あり) 余市から…

アイヌ語地名の傾向と対策 (708) 「シリパ岬・オトドマリ岬」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 シリパ岬 sir-pa大地・頭 (典拠あり、類型あり) 余市港の北には標高 200 m 級の…

アイヌ語地名の傾向と対策 (707) 「ヌッチ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ヌッチ川 not-us-i???岬・ついている・もの (?? = 典拠あるが疑問点あり、類型未…

アイヌ語地名の傾向と対策 (706) 「登川・モイレ山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 登川(のぼり──) ni-or??1木・ところnikur??2林 (??1 = 典拠なし、類型あり)(…

函館~根室 各駅停車の旅 (13) 「小沢・銀山・然別・仁木・余市・蘭島・塩谷・小樽」

小沢駅(S22) 倶知安駅を発車すると、2 km ほどで「倶知安トンネル」に入ります。ここから先は岩内郡共和町です。倶知安駅から 12 分ほどで、次の小沢(こざわ)に到着します。ここで倶知安行きの快速「ニセコライナー」3952D とすれ違いです。小沢からは、…

アイヌ語地名の傾向と対策 (45) 「余市・古平・美国・婦美」

そんなわけでして(どんなわけだ)、「アイヌ語地名の旅」も積丹半島を進みます。 余市(よいち) i-ochi?アレ・多くいる所 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 「余市」は、アイヌ語地名における音韻転倒の実例としてもっとも名高いものです。具体的に…

アイヌ語地名の傾向と対策 (44) 「手宮・オタモイ・忍路・フゴッペ」

はい、週末恒例のこちらの話題です。今週も懲りずに行きましょう! 手宮(てみや) temmun-ya?菅藻の・岸 (? = 典拠あり、類型未確認) 「手宮洞窟」などで有名な?ところで、小樽市街の北の方に位置します。あまり類を見ない地名なんですが、どんな意味な…

北海道・東北の旅 2010/夏 (94) 「豊浜トンネル」

「三航北国日誌」第 94 回です。本日は、人類と自然との知恵競べについての話題です……。 湯沢さんは無関係です 余市町で国道 5 号を離れて、「雷電国道」こと国道 229 号を積丹半島に向かいます。 この橋は「大川橋」というみたいです。現代風の斜張橋ですね…

北海道・東北の旅 2010/夏 (93) 「北海道名物『鮮烈な赤と黄色のアレ』」

「三航北国日誌」第 93 回です。新緑が眩しい季節になりましたが、本日はもっと眩しい色彩の話題でお届けします。 ロードクリアランスは大切です(← 小樽からは、道南の日本海側をひたすら回るというルートを選択したのですが、Day 2 に紅葉山(夕張)で満タ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (92) 「忍びの路」

「三航北国日誌」第 92 回です。Day 5 は、小樽から函館までひたすら日本海側を走る、という企画でお届けしています(企画だったのか)。 まずは余市へ というわけで、まずは 余市を目指します。国道 5 号は、さすがは道内唯一の一桁国道とあって、片側二車…