三江線は、県道の「三江線」こと県道 112 号「三次江津線」の横を走ります。県道の写真はあまり撮影していなかったのですが、雰囲気を掴む上で良さそうな写真が出てきました。
センターラインの無い道で、ガードレールもいい感じに錆が出ています。このあたりは三江線の代行バスが通らなかったというのも理解できます。
あの巨大な橋は
千金から、次の「江津本町」までは 2.3 km ほどの距離です。ほぼ川沿いですが、途中にトンネルが二本ほどあります。
トンネルを抜けると、再び江の川の雄大な流れを眺めることができます。手前の県道 112 号は車同士のすれ違い用に少し広くなっていますね。
少し先ですが、なんだか凄く巨大そうな橋が見えています。
江津本町駅(ごうつほんまち──)
千金を出発して 6 分ほどで、江津本町駅に到着しました。江津本町の次は、終点の江津駅です。
単なる竹やぶの写真に見えるかもしれませんが、いえいえ決してそんなことはありません。この写真をよーく見るとですね……
ほら! 江津本町駅でしょ?(汗) いや、一応写真は撮影したんですけど、他のお客さんが思いっきり入ってしまっているので……。
「本町」は何処に
「江津本町」という、いかにも「旧市街」風の駅名がついているのに、見渡す限りでは駅の周りには駅以外の建造物が見当たりません。
ただ、この先の道を左に進むと、実際にすぐ江津の旧市街に出ることができるようです。実はこの「江津本町駅」、開業が 1958 年(昭和 33 年)なのですね(隣の千金駅と同じ日)。このあたりに三江線を通すときに、江津本町の市街地に近いあたりは鉄橋で抜けてしまっていたので、駅を設置できなかった……というのが実情でしょうか。
現在の江津の市街地は、海側の国道 9 号沿いに広がっていますが、かつての町役場は江津本町の旧市街の中にあったようです。
例のアレ「恵比須」
お待ちかねの(?)「例のアレ」こと「三江線神楽愛称駅名」のコーナーです。江津本町駅の「例のアレ」は「恵比須」とのこと。蛭子さんだったら、バス旅で江津市内も通ったことがある筈なんですけどね。
「ぶらり三江線WEB」の「神楽愛称駅名 演目解説」によると、「恵比須」の舞台は「美保神社」とのこと。あれっ、それはもしかして美保関町(現在は松江市)のことでは……と思ったのですが、どうやら正解だったようですね。
美保神社(みほじんじゃ)は、島根県松江市にある神社である。式内社で、旧社格は国幣中社。
事代主神系えびす社3千余社の総本社である(蛭子神系のえびす社の総本社は西宮神社)。
ありゃっ、蛭子さんは同業他社だったみたいですね。失礼しました。
それにしても、江津と美保関、同じ県内とは言えやや西寄りの江津と最東端の美保関。ちょっと離れすぎてるんじゃないかと思うのですが……
江津は「江の川の津(港)」の意味で、昔は貿易の主要地であった。
これはわかります。多分そうなんだろうなぁと思っていました。
ここは港に因み、商売繁盛・福徳円満の神・恵比須様にあやかりたい。
おっ、久しぶりですね、この強引で無理やりな感じはっ!
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