Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (53) 「不思議の国の日出 JCT.」

別府 IC を通過して、ゴルフボール避けの覆道?も通過して、大分自動車道の起点である「日出 JCT.」を目指します。「日出」は「ひじ」と読むのですが、当たり前のように読める人もいれば、「えっ!?」と驚かれる人も居そうでしょうか。 別府湾 SA 次の「別…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (52) 「ゴルフボールに要注意」

公道最速のあの車の再登場に度肝を抜かれたこともあってか、うっかりカントリーサインの存在を忘れてしまいそうになりました。東九州自動車道で大分市から別府市に向かう場合は、「由布市挾間町」(──はさままち)を経由することになるのですね。 このカント…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (51) 「公道最速のあの車」

「昭和電工ドーム大分」の近くの東九州自動車道をのんびりと走っていたところ…… 右手にいきなり、公道最速の誉れ高い Probox が!(Succeed かもしれませんが) さすがは公道最速の Probox、あっさりと車間を広げていきました(汗)。 地元密着型のネーミン…

アイヌ語地名の傾向と対策 (818) 「雄武・当沸川・イナシベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 雄武(おうむ) o-mu-i河口・塞がる・ところ (典拠あり、類型あり) オホーツク…

アイヌ語地名の傾向と対策 (817) 「モサラマン川・シケトシナイ川・オタコムシュベ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 モサラマン川 mo-sar-oma-p?小さな・葭原・そこに入る・もの(川) (? = 典拠あ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (50) 「九六位」

突然ですが、大分市に入りました。末広川の「末広ダム」の近くなのですが、このあたりの大分市と臼杵市の境界は……「よく分からない」としか言いようの無いような。 前方にトンネルが見えていますが、その手前が橋になっているのが見えるでしょうか。実はこの…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (49) 「謎の石灯籠」

国道 502 号を臼杵 IC に向かって走ります。相変わらずの酷い逆光ですが、おや、路面に「IC」の文字が(わざとらしい)。 少し進むと、今度は「左折」と書いてあるように読めます。どうやら「左折 臼杵 IC」と書いてあるようですね。 謎の石灯籠 ということ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (48) 「和風家屋とイタリア国旗」

臼杵の市街地にやってきました。この先の交叉点で臼杵駅からやってきた県道 33 号「臼杵停車場線」と合流することになります。右側に消防署のような建物が見えるのですが、ちらっと調べた限りでは正体不明でした。消防署(または関連施設)の跡とかでしょう…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (47) 「九州上陸!」

ついに九州に上陸です! いつものことですが、薄暗い車輌甲板から外に出ると、娑婆の光が眩しいですよね……。 海には潮位の変化があり、また積載量によって喫水の高さも多少は変わってくる筈なので、そのあたりの変動をこの赤い橋で調節している……ということ…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(下船編)

九四オレンジフェリーの 104 便は 12:45 に八幡浜を出発して、臼杵には 15:10 に到着予定です。これまでも何度か白状しましたが、「九四オレンジフェリー」と「国道九四フェリー」をかなり混同していたところがあり、「国道九四フェリー」は四国と九州の間を…

アイヌ語地名の傾向と対策 (816) 「オニシ沼」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 オニシ沼(──とう) o-ni-us-i河口・木・多くある・もの(川または沼?) (典拠…

「日本奥地紀行」を読む (114) 金山(金山町) (1878/7/17)

イザベラ・バードの「日本奥地紀行」(原題 "Unbeaten Tracks in Japan")には、初版(完全版)と、いくつかのエピソードが削られた普及版が存在します。今日は引き続き、普及版の「第十九信」(初版では「第二十四信」)を見ていきます。 農村統治 イザベラ…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(特等室編 その 3)

「おれんじ九州」の「特等室」の話題をもう少しだけ続けます。ほら、こうやってネタにするためだけに特別室料金を支払ったようなものですから(汗)。 入口から部屋に入ってすぐのところに空調と音量のスイッチが並んでいます。ちょっと分かりづらいですが、…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(特等室編 その 2)

「おれんじ九州」の「特等室」は、3 甲板左舷前方の隅っこに存在します。室内はオーバーヒートや備品の日焼けを防止するためか、カーテンが閉められた状態でした。 天井には照明がついていますが……あれ、そう言えばスイッチはどこにあるんでしたっけ。窓側の…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(特等室編 その 1)

そろそろ問題の(?)「特等室」に向かうことにしましょう。特等室は 3 甲板の左舷前方にあります。平たく言えば船室の端っこで、揺れの面ではやや不利ですが、その代わりに人通りが少ないという利点もあります。 「特等室・1 等室エリア」 3 甲板には 2 等…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(3 甲板ウロウロ編)

では、そろそろ展望室を後にして、船首のほう(要は前方です)に向かいましょう。 椅子席 「展望室」の前の右側には「椅子席」が用意されています。フェリーの醍醐味は寝転べることと見つけたり……などと言ってますが、椅子席が好きな方向けに 20 席ほど用意…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(展望室編)

では、そろそろ 3 甲板に上がってみましょう。階段を昇って…… 右舷の後ろ側には、こんな一角が。 これは……「インターネット コーナー」だそうですが、もしかして「公衆電話コーナー」の成れの果てだったりするのでしょうか。八幡浜港の「乗船券発売所」には…

アイヌ語地名の傾向と対策 (815) 「藻瀬狩山・トナシ川・ワッカウエンナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 藻瀬狩山(もせかり──) mose-kar-iイラクサ・刈る・ところ(川) (典拠あり、類…

アイヌ語地名の傾向と対策 (814) 「エチラスケップ川・ウラナンスケップ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 エチラスケップ川 e-{chi-rutke}(-p)??頭・{崩す}・もの (?? = 典拠あるが疑問点…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(カーペット席編)

今日も引き続き、2 甲板をウロウロします。臼杵港側の出口の隣にはごみ箱とサイネージがあるのですが…… 良く良く考えてみると、愛媛にも「道後温泉」という超・有名な温泉どころがあるので、大分も愛媛もどっちも「おんせん県」なんじゃ……と思ってしまったの…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(オリジナルミルクソフト編)

これはエントランスエリアに入るところの写真ですが、左側に見える衝立の奥には…… 自販機コーナーがあります。いきなり「プレミアムアイスクリーム」から来るとは、なかなか粋なことをしますね……(どの辺が)。 自販機と言えば清涼飲料水、そして清涼飲料水…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(エントランス編)

車輌甲板に車を停めたので、早速客室に向かいましょう。右側には上層階に向かうための階段が見えますが…… 他のお客さんは階段に背を向けて前の方に向かっていました。 エスカレーター入口 多くのお客さんが向かった先には「エスカレーター入口」の文字が。車…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(乗船編)

八幡浜港フェリーターミナルの「9 番」航送車待機列で乗船の声がかかるのを待ちます。フェリーターミナルの前には客待ちのタクシーが待機を始めました。臼杵からやってきたフェリー客の利用を待っているようです。 まだ出港まで 25 分近くあるのですが、早く…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(「八幡浜港」バス停編)

臼杵行き「おれんじ九州」は八幡浜港を 12:45 に出港します。出港まで 30 分以上ありますが、いつお呼びがかかっても良いように車に戻ることにしましょう。 近くに「道の駅」もあります この日の昼食はフェリーターミナル 3F のレストラン「マリン」でいただ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (813) 「ポンケナイ川・ポンガ川・徳星」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ポンケナイ川 pon-ket-nay???小さな・獣皮の乾かし枠・川 (??? = アイヌ語に由来…

アイヌ語地名の傾向と対策 (812) 「狩布川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 狩布川(かりっぷ──) {Ishikari}-ekari-p?{石狩川}・遠回りする・もの (? = 典…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(八幡浜ちゃんぽん編)

宇和島運輸フェリーの切符売り場の手前には大きなデジタルサイネージがあり、次に出港する船の情報を表示していました。 画面が切り替わって、今度は「運転お疲れさまです」とのメッセージが。八幡浜から臼杵までは 2 時間 25 分ほどかかるので、一休みする…

九四オレンジフェリー「おれんじ九州」乗船記(八幡浜港フェリーターミナル編)

八幡浜港フェリーターミナルには 11:35 頃に到着しました。誘導員の人が飛び出してきたのには理由がありまして…… 実は 11:45 にも臼杵行きのフェリーがあり、11:30 に乗船が開始されたところでした。駆け込み乗船の客かもしれない……と思われたようです。 1 …

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (46) 「八幡浜港フェリーターミナルに到着!」

愛媛県道 249 号「八幡浜保内線」の「須田トンネル」を抜けて、八幡浜港の沖合にやってきました。右のほうに見える船は漁船なのか、それとも……? 海沿いの道路には最低限の防潮堤がある程度のようです。まぁ港なんで、高い防波堤を立ててしまってもそれはそ…

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (45) 「ハイカラな町並み(HAIKARA-Streets)」

八幡浜市に戻ってきました。すんなりと戻ってきた感もありますが、佐田岬灯台駐車場を出発して既に 50 分ほどが経過していました。 市町村境は分水嶺に引くケースが鉄板ですが、伊方町と八幡浜市(旧・保内町)の境界はなぜか坂道の途中にあります。すぐ先に…