Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

中川郡本別町

アイヌ語地名の傾向と対策 (547) 「フラツナイ川・木札内」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) フラツナイ川 yuk-ratki-nay?鹿・落ちる・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 利別川の東支流で、本別の市街地の北側(上本別…

アイヌ語地名の傾向と対策 (546) 「オキラウンベ川・活込・ヨウナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) オキラウンベ川 o-kim-ran-pe??その尻・山・下がる・ものo-kiraw-un-pe??河口・角(つの)・あるもの (?? = 典拠なし、類型あり) 本…

アイヌ語地名の傾向と対策 (545) 「チエトイ・モップ川・オネトップ」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) チエトイ chi-e-toy我ら・食べる・土 (典拠あり、類型多数) 道東自動車道の本別 IC の北北西あたり、利別川の北側(IC から見ると対…

冬の北海道の旅 (30) 「ラリー・ジャパン!」

「本別駅」の前を通り過ぎ、国道 242 号で足寄へと向かいます。ここからしばらくは国道 274 号との重複区間となります。 本別も足寄も古くからアイヌのコタンがあったところなのですが、本別が十勝アイヌ系のコタンだったのに対して、足寄は釧路アイヌ系のコ…

冬の北海道の旅 (29) 「本別駅」

国道 242 号で本別町の中心地に向かいます。製糖工場のところの右カーブを抜けると、再びほぼまっすぐの道が続きます。随分と先に道東自動車道(足寄線)が見えてきました。 道東自動車道はこのあたりで釧路に向かう路線と北見に向かう路線が分岐します。現…

冬の北海道の旅 (28) 「勇み足に注意」

国道 242 号線の「高島橋」で利別川を渡ります。川名がひらがなで記されることは良くありますが、左右どっちもひらがなというのは余り無いような……。 池田町北部の集落・高島にやってきました。こんな名前の川を見かけたのですが…… この「跡見川」、さすがに…

アイヌ語地名の傾向と対策 (210) 「美里別・仙美里・追名牛」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 美里別(びりべつ) pir-pet渦・川 (典拠あり、類型あり) 本別町中部の地名で、本別町の中心部に向かって注ぎ込む支流の名前でもあ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (209) 「美蘭別・ラウンベ川・負箙」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 美蘭別(びらんべつ) pira-un-pet崖・そこにある・川 (典拠あり、類型あり) 本別町西部の地名・川名です。では、早速ですが「角川─…

道東の旅 2013/春 (54) 「今後が気になる本別 JCT」

ほぼ最東端のr(ry 池田本線料金所にやってきました。ここで本別 IC(あるいは足寄 IC)までの料金を支払います。 この日 3 度目の ETC ゲートを無事通過。この写真だと、残念ながら料金がいくらだったか見えませんね。札幌南本線料金所のように、ゲート…

アイヌ語地名の傾向と対策 (106) 「勇足・押帯・居辺」

本別・池田のマイナーな難読地名?を中心にお届けします。 勇足(ゆうたり) e-san-pitar頭・出ている・川原 (典拠あり、類型あり) 本別町南部、利別川左岸の地名です。訓読みすると「勇み足」になってしまいますが、これから書く文章が勇み足にならないよ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (105) 「浦幌・貴老路・本別」

ほぅら、足元を見てごらん……ということで(汗)。 浦幌(うらほろ) orap-oro?ヤマシャクヤクの根・所urar-poro?もや・多いuray-poro?梁・大きい (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 浦幌町は旧・音別町(現・釧路市)の西隣に位置する町で、北端は本別…

道東の旅 2011/春 (172) 「日本一の豆の町」

郡境の割と短めのトンネルを越えたら えー、そんなわけで(どんなわけだ)、「釧路」と「十勝」の間にある「釧勝トンネル」を…… 抜けたら、そこは雪国ではなく、やたらとまっすぐな道でした。 ここからは「浦幌町」で、浦幌川に沿って西に進むことになります…