Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

中川郡池田町

アイヌ語地名の傾向と対策 (544) 「姉別・十日川・パンケ川・親牛別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 姉別(あねべつ) ane-pet細い・川 (典拠あり、類型あり) 十弗川の西支流の名前です(現在の地形図では「アネベツ川」となっていま…

アイヌ語地名の傾向と対策 (543) 「十弗川・毛根別川・コタノロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 十弗川(とふつ──) to-put沼・口 (典拠あり、類型多数) 池田町東部を流れる川の名前です。お隣の豊頃町には「十弗駅」がありますが…

アイヌ語地名の傾向と対策 (542) 「千代田・オシタップ川・フンベ山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 千代田(ちよだ) chi-e-ota我ら・食する・砂浜 (典拠あり、類型あり) アイヌ語由来の地名は、やたらと末尾に「別」とか「内」とか…

冬の北海道の旅 (28) 「勇み足に注意」

国道 242 号線の「高島橋」で利別川を渡ります。川名がひらがなで記されることは良くありますが、左右どっちもひらがなというのは余り無いような……。 池田町北部の集落・高島にやってきました。こんな名前の川を見かけたのですが…… この「跡見川」、さすがに…

冬の北海道の旅 (27) 「日本最東の料金所」

池田町利別にやってきました。「ワイン城」で有名な池田駅周辺に向かうには直進ですが、国道 242 号自体は利別川の西側を北上するのでここで左折です。 ということで左折して本別、そして足寄に向かいます。土曜日ですし、これだけ天気がいいと除雪も捗るの…

冬の北海道の旅 (26) 「冬場のお仕事と言えば」

抜けるような青空の下(同じフレーズを何度使うのだ)、国道 39 号で東に向かいます。路面はすっかりドライ状態ですね。 猿別川を渡って、幕別町の中心街に入ります。 帯広市の西隣にある「芽室町」はゲートボール発祥の地として知られていますが、帯広市の…

函館~根室 各駅停車の旅 (41) 「昭栄信号場・十弗・豊頃・新吉野」

昭栄信号場 池田駅の次は「とおふつ」駅、即ち「十弗駅」なのですが、池田と十弗のちょうど中間地点に「昭栄信号場」という信号場があります。 残念ながら、車内では信号場の存在に気付かなかったので、写真はありません……。 十弗駅(K37) さて、池田から 9…

函館~根室 各駅停車の旅 (40) 「利別・池田」

利別駅(K35) 幕別を出発して 3 分ほどで、十勝川を渡ります。 いやー、さすがは十勝平野第一の大河ですね。十勝川を渡ってから、更に 3~4 分走ると、次の利別駅に到着です。 戦時中は、利別から道東道の池田 IC のあるあたりまで、軍用の専用線が伸びてい…

アイヌ語地名の傾向と対策 (208) 「サルカニザワ川・信取・様舞」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) サルカニザワ川 sarki-an-nay??芦・ある・沢 (?? = 典拠なし、類型あり) 音更町東部を流れる長流枝内(おさるしない)川の支流です…

道東の旅 2013/春 (54) 「今後が気になる本別 JCT」

ほぼ最東端のr(ry 池田本線料金所にやってきました。ここで本別 IC(あるいは足寄 IC)までの料金を支払います。 この日 3 度目の ETC ゲートを無事通過。この写真だと、残念ながら料金がいくらだったか見えませんね。札幌南本線料金所のように、ゲート…

道東の旅 2013/春 (53) 「池田 IC ご利用のお客様へのお願い」

池田 IC ご利用のお客様へのお願い 道東道の長流枝 PA にて、こんな掲示を見かけました。 「倉庫」と書かれた扉に、所狭しと貼ってあったのですが……。まずはこちらから。 「道東自動車道 池田インターをご利用のお客さまへ」と題して、入口料金所の写真が掲…

アイヌ語地名の傾向と対策 (107) 「近牛・長流枝・売買」

はい、あともう少しですが、いつも通りに続けてまいります。 近牛(ちかうし) chikap-us-i?鳥・多くある・所 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 道東道池田 IC から見て、利別川の対岸にある集落の名前です。もともとは「誓牛」という字で「ちかうし…

アイヌ語地名の傾向と対策 (106) 「勇足・押帯・居辺」

本別・池田のマイナーな難読地名?を中心にお届けします。 勇足(ゆうたり) e-san-pitar頭・出ている・川原 (典拠あり、類型あり) 本別町南部、利別川左岸の地名です。訓読みすると「勇み足」になってしまいますが、これから書く文章が勇み足にならないよ…

道東の旅 2011/春 (173) 「ほぼ日本最東端」

トカップでおなじみ 「日本一の豆の町」本別町に入ってから 10 分も経たないうちに、今度は十勝ワインでおなじみの「池田町」にやってきました。 イラストも、もちろんワイナリーをあしらったものです。 日本最東端の料金所 昨日の記事でも触れましたが、本…