Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

常呂郡佐呂間町

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (43) 「『通』への道」

遠軽町と佐呂間町の境界を一気に突き抜ける「旭野トンネル」を進みます。僅かな右カーブを抜けるともうすぐ出口です。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。 出口を抜けると佐呂間町のカントリーサイ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (580) 「知来・プシュケショマナイ川・イナヤンオマップ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 知来(ちらい) chiray-otイトウ・群在する (典拠あり、類型多数) 常呂郡佐呂間…

冬の北海道の旅 (65) 「サロマ湖沿いの絶景ポイント」

国道 238 号「オホーツク国道」を、路面状態に合わせた安全運転で紋別に向かいます。そう言えば、昔「オホーツクに消ゆ」というアドベンチャーゲームがありましたよね。 絶景ポイントその 1 キムアネップ岬の近くを通り過ぎると、国道はサロマ湖沿いの絶景ポ…

冬の北海道の旅 (64) 「『看これ』ふたたび」

前日(Day 3)に引き続き、北見市常呂町にやってきました。この日はカーリングホールをスルーします。カーリングでも試合の最後の方ではリードの石をスルーすることがありますよね(それがどうした)。 「常呂と言えばカーリング!」を連呼しすぎた感がある…

アイヌ語地名の傾向と対策 (221) 「キムアネップ岬・富武士・トカロチ」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) キムアネップ岬 kim-ane-p山側・細くある・もの (典拠あり、類型あり) サロマ湖に突き出た岬で、キャンプ場があります。サンゴ草の…

アイヌ語地名の傾向と対策 (220) 「仁倉・栄浦・鐺沸」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 仁倉(にくら) nikur-an-petアザラシ・群在する・ところ (典拠あり、類型あり) 佐呂間町東部、浜佐呂間にほど近いところの川名・地…

道東の旅 2013/春 (86) 「路 面 凍 結 走 行 注 意」

路 面 凍 結 走 行 注 意 佐呂間町富武士(とっぷし)から更に西へと向かいます。それにしても、5 月だと言うのにまだまだ雪が残っていますね……。 路面は幸いにして乾いているのですが、道路情報案内板には「路 面 凍 結 走 行 注 意」の文字が(汗)。 仮乗…

道東の旅 2013/春 (85) 「カニまでは 57 km」

カニまでは 57 km 引き続き、サロマ湖沿いの国道 238 号を西へと進みます。 前方の案内標識には、この先の各地への距離が記されているのですが、その土地を表すアイコンがついているのが面白いですね。紋別はカニで、湧別はチューリップみたいです。稚内まで…

道東の旅 2013/春 (84) 「二級河川・サロマ湖」

リスタート! キムアネップ岬キャンプ場の散策もほどほどに、車に戻ることにしました。いやー、清々しいまでに「駐車区画って何?」状態ですね(汗)。 サロマ湖を右手に眺めながら、国道 238 号線に戻ろうとしているところです。 ハイクオリティな牛 サロマ…

道東の旅 2013/春 (83) 「薄曇りの空の下」

薄曇りの空の下 キムアネップ岬のキャンプ場にやってきました。と言っても山間には残雪が目立つ 5 月初頭のこと、見事に誰もいませんでした。 駐車場から岬を巡る、約 1 km の遊歩道があった……のですね。いや、現地でこの写真を撮影しておきながら、遊歩道が…

道東の旅 2013/春 (82) 「駐車場は正しく使いましょう」

キムアネップ岬 常呂郡は佐呂間町にある「キムアネップ岬」にやってきました。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) サロマ湖自体が巨大な砂嘴で仕切られた汽水湖ですが、キムアネップ岬も小振りな砂嘴の岬といった…

道東の旅 2013/春 (81) 「Kimuaneppu 三変化」

Kimuaneppumisaki 国道 238 号を西へとクルージングしていた時に、ふと見かけた「キムアネップ岬」という文字。初めて聞く名前ですが、一体どんなところなのでしょう……? 右折して、実際に確かめてみることにしました。ここから約 4 km の道のりのようです。…

道東の旅 2013/春 (80) 「サロマ湖沿いの佐呂間町浜佐呂間」

サロマ湖沿いの佐呂間町浜佐呂間 国道 238 号をサロマ湖沿いに西に向かいます。再び佐呂間町に入ります。 佐呂間町の「浜佐呂間」まで戻ってきました。「サロマ湖」は、昔は「猿澗湖」などとも書かれましたが、今はカタカナで「サロマ湖」ですね。一方で「サ…

道東の旅 2013/春 (70) 「佐呂間の野にも雪がふりつむ」

佐呂間の野にも雪がふりつむ 留辺蘂町(あ、北見市留辺蘂町か)から道道 103 号を通って佐呂間町にやってきました。佐呂間町栄から若佐までの 4 km ほどは国道 333 号との併用区間です。ちょうどあと 300 m ほどで併用区間が終わるところですね。 そのまま直…

道東の旅 2013/春 (69) 「『留辺蘂』の由来となった『丸山峠』」

北見市留辺蘂町 置戸町のゆるやかな丘を登り切ったところで、北見市(旧・留辺蘂町)に入ります。 北見市のカントリーサインは……玉ねぎがラグビーをしている姿、ですか。玉ねぎはわかるのですが、ラグビーが少々謎ですね。むしろカーリングのほうがいいので…

アイヌ語地名の傾向と対策 (72) 「佐呂間・武士・仁頃」

「武士は食わねど高いびき」……違うな(←)。いつもの調子で続けます。 佐呂間(さろま) sar-oma-pet葭原・に入る・川 (典拠あり、類型あり) 「サロマ湖」と言えば、日本最大の汽水湖として有名ですが、佐呂間町は、その「サロマ湖」に注ぎ込む「佐呂間別…

アイヌ語地名の傾向と対策 (71) 「遠軽・生田原・オンネルベシベ川」

相変わらず難問に頭を抱えつつ、傾向と対策は今日も行きます! 遠軽(えんがる) inkar-us-i見張る・いつもする・所 (典拠あり、類型あり) 瀬戸瀬から湧別川沿いに下っていくと、遠軽町の中心地があります。今回は「北海道駅名の起源」を見てみましょうか…

道東の旅 2011/春 (32) 「町境のそこそこ長いトンネルを抜けると」

新佐呂間トンネル 引き続き、国道 333 号線を北見(端野)に向けて進みます。 最近(いつだっけ?)開通した新佐呂間トンネルに向かう道は、ゆるやかなカーブとゆるやかな上り坂が続くのですが、きちんと「ゆずり車線」が用意されているので助かります。 「…

道東の旅 2011/春 (31) 「遠軽と北見を結ぶ『遠軽北見道路』」

遠軽と北見を結ぶ…… 国道 333 号線を遠軽から北見方面に向けて走っていたところ、 途中から、自動車専用道路になりました。どうやら「遠軽北見道路」という地域高規格道路の一部のようです。それにしても「遠軽北見道路」って、そのまんまの名前ですね(笑)。…

北海道の旅 2008/夏 (12) 「君はプリンスホテルを見たか」

興部(おこっぺ)から渚滑(しょこつ……これも読みづらいですよね)に抜けて、ほどなく紋別に辿り着きました。渚滑から紋別にかけては、国道 238 号もバイパスが整備されているので、街中は通らずじまいでした。今から思えばちょっと惜しいことをしたような気…