Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

稚内市

春の道央・道北の旅 2010 (77) 「岡田嘉子は徒歩で国境を越えた」

北方の隣人 稚内とサハリンの歴史を語る上で、1983 年 9 月の「大韓航空機撃墜事件」は、「外すことのできない」話題であることに間違いはないのですが、同時に、少なくとも稚内側では「忘れられるものなら忘れてしまいたい」話題でもあるように見受けました…

春の道央・道北の旅 2010 (76) 「エリツィンはポロリがお好き」

サハリン沖大韓航空機撃墜事件 「ソ連」と「稚内」と言えば、忘れてはいけないのがこの事件です。 忘れもしない 1983 年 9 月 1 日、ちなみにこの日は「防災の日」で、1923 年に関東大震災が起こってからちょうど 60 年が経った日なのですが……(前フリ長すぎ…

春の道央・道北の旅 2010 (75) 「樺太名物 結氷せる大泊港驛に堂々入港の稚泊連絡船」

稚内公園の「開基百年記念塔・北方記念館」の話題を続けます。 樺太(サハリン)と稚内 1 階の展示内容もほどほどに、2 階に歩を進めましょう。 「樺太(サハリン)と稚内」というサブタイトルは、なかなか魅力的です。 現役時代の写真です まず最初に出てき…

春の道央・道北の旅 2010 (74) 「デザインするときは内部にできる空間にも気をつけよう」

旅は~まだ~終わら~ないぃ~ また、懲りずに北海道に上陸してしまったわけですが、「春」の話題がたんまりと残っていますので、ちまちまと続けてしまいます。そんなわけで、稚内公園の「開基百年記念塔・北方記念館」の話題から。 北から南から 展望台から…

春の道央・道北の旅 2010 (73) 「これがいわゆるひとつの……」

いわゆるひとつの…… というわけで、ようやく「開基百年記念塔」の中に入ってみましょう。これがいわゆるひとつの「開基祝い」というヤツですね(← 同じ写真を三日連続で使い回す件(←中に入ると……由来は良くわかりませんが、かなーり昔の「車」が展示してあ…

春の道央・道北の旅 2010 (72) 「羨ましすぎるぞ稚内!」

「樺太の庭」 稚内公園の中にそびえ立つ「開基百年記念塔」の中を見てみる……前に、よく見ると周りになにやら色々と木が植えられているのに気がつきます。まずはこれらから見てみましょう。 相変わらずの逆光ですが、「樺太の庭」と書いてあります。 このよう…

春の道央・道北の旅 2010 (71) 「巨大な塔の正体は」

路駐にご注意 なんとなく「稚内公園」の中をドライブしていたところ、なぜか路上に停車中の車が。見たところ何もない所なのに、何をしているのだろう……と思ったのですが……おや? あらま。ちょっと拡大してみましょうか。 むぅ。こんなところで地デジへの移行…

春の道央・道北の旅 2010 (70) 「稚内名物……Здравствуйте!」

最近、またしても文章力に翳りがみられる今日この頃……。いえ、もとより大した文章を書いているとは思っていないのですが、すらすらっと文章が出てこないのですね。逆に言えば、調子のいい時?は何も考えなくても「すらすらっ」と文章が出てきたりする日もあ…

春の道央・道北の旅 2010 (69) 「50 年目の稚泊航路」

気がつけばまだ夕方 そもそも、この日はホテルを夕食つきプランで予約していた関係で、「どうしても 20 時までにチェックインしないといけない」という話になっていたのでした。その為に帯広をいつもより早く出発したりしたのですが、気がついてみれば稚内に…

春の道央・道北の旅 2010 (68) 「宗谷岬牧場」

唐突に通行止め 宗谷丘陵にて「周氷河地形」をのんびりと眺めていたのですが……残念ながら、ここから先は通行止めとのこと。 ふと周りを見渡してみると……なにやら妙なものが。気象関係のレーダーサイトでしょうか。 そして、ここもやはり風が強いようで、風力…

春の道央・道北の旅 2010 (67) 「宗谷丘陵周氷河地形」

とりあえず日本最北 さて……、とりあえず「日本最北」を名乗っていれば何でもいいのか、という話になるのですが、どうやら何でもいいみたいです(←)。というわけで、次はこちら。 ちょうど鳥居が邪魔になって、肝心の神社の名前が隠れていますが、これ、「宗…

春の道央・道北の旅 2010 (66) 「日本最北を探すどーでもいい旅」

日本最北を探すどーでもいい旅 何となく二番煎じの感が漂う内容ですが、細かいことを気にしていてはいけません(←「道の駅さるふつ」を出発して、北海道の北の果て「宗谷岬」を目指します。いや、択捉島がどーのこーのとか細かい話は……やめておきましょう。 …

Bojan のホテル探訪~「稚内全日空ホテル」編

8/23 の記事にも書きましたが、稚内では全日空ホテルに泊まりました。そう、あの「日ソ友好記念館」でもふもふした後に泊まったホテルです。 部屋について この日(Day 2)は、最初で最後?の快挙だった、「日の入り前にチェックイン」を成し遂げた日だった…

北海道の旅 2008/夏 (9) 「キタキツネと謎の柵はご苦労さまです(←」

Магазин まず、稚内のとあるお店が出していたロシア語(ですよね)の看板を。 Магазин は、日本語では「お店」という意味みたいですね(そのまんま)。どう発音するかは、さすがにさっぱりわかりません(笑)。 キタキツネとの邂逅 豊富バイパスの入り口から北…

北海道の旅 2008/夏 (7) 「緊張の夏、国境の夏」

作り物のレトロ 察しのめちゃくちゃ良い方はお気づきかもしれませんが、音威子府でそばを食べそびれ(店がめっちゃ混んでた)、そのまま昼食抜きで夕食時に突入してしまいました。ホテルでの夕食というのもありきたりなので(というか高そう(笑))、稚内の街…

北海道の旅 2008/夏 (6) 「北防波堤ドーム」

とりあえず北の果て 日曜日(Day 2)は、札幌から稚内まで、400 km 強のリエゾンで(いや、スペシャルステージがある訳無いですけど)、びみょうに時間があったので(予定通りとも)、宗谷岬まで足を伸ばしてみました。あ、無駄にでかいですがルート図をご用…

北海道の旅 2008/夏 (5) 「平坦で茫洋とした風景の中に現れる正義の騎士(ちと違う」

まずは訃報から AS Roma の会長だった、フランチェスコ・センシがお亡くなりになったとか(享年 82 歳)。こうなると、次はカルロ・マッ……(こらこら 平坦で茫洋とした風景の中に現れる正義の騎士(ちと違う てなわけでノシャップ岬からお届けします(違う)…