Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

稚内市

利尻・礼文の旅 2012/夏 (175) 「一家に一つ、マイバス停!」

再び、南から北へ クサンル川沿いの道を下りて、南稚内駅の近くにやってきました。「へぇ~、ここに出るのかぁ」と感心して、西條の前を通って、また元の道に戻ってきました。 中山宅前、米山宅前、香林宅前…… 先程は「中山宅前」というバス停を見かけたので…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (174) 「中山さん」

路線バス(を見かける)旅 ノシャップ岬から西海岸を南下していたところ…… 路線バスとすれ違いました。このあたりは路線バスが通っているのですね。 ДОМУ 左に曲がると「稚内市総合体育館」「稚内市少年自然の家」そして「稚内温泉『童夢』」なるものがある…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (173) 「ノシャップ岬」

あの煙突のような建物は……? ノシャップ岬の近くまでやってきました。赤白の煙突のような建物が見えますね。あれは……何でしたっけ? 灯台? もうちょいと進んで、「ノシャップ寒流水族館」の前にやってきました。お隣には「稚内市青少年科学館」もありますね…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (172) 「駐屯地と女の子」

北海道に再上陸! フェリーは 15:45 に稚内着の予定だったのですが、出発が少し遅れた関係で到着も少し遅れ気味でした(車両甲板に戻ったのが 15:55 頃)。着岸後は、粛々とランプウェイが準備されるのを待つばかりです。 ついに下船です。北海道に再上陸! …

アイヌ語地名の傾向と対策 (160) 「クサンル川・更喜苫内・勇知」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) クサンル川 kus-an-ru?向こう側・にある・路 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 抜海のほうからオロロンラインを上が…

アイヌ語地名の傾向と対策 (139) 「珊内・増幌川・メグマ沼」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 珊内(さんない) san-nay山から浜に出る・川 (典拠あり、類型あり) 宗谷岬のすぐ西隣にある集落の名前で、同名の川もあり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (138) 「苗太路・萌間山・鬼切別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 苗太路(なえふとろ) nay-utur-us-pe川・間・ある・ところ (典拠あり、類型あり) 稚内市の、猿払村に程近いところを流れ…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (77) 「出港~」

まるですべり台のような 稚内から利尻・礼文に向かうハートランドフェリー「フィルイーズ宗谷」の甲板から、下のほうを眺めてみました。 徒歩で乗船する人は、このタラップを歩くことになるのですが、これはこれで、一度歩いてみたいものですね。 Japan Coas…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (74) 「フィルイーズ宗谷に乗船!」

残暑の稚内 稚内港フェリーターミナルにて、利尻経由で礼文に向かうハートランドフェリー「フィルイーズ宗谷」の乗船待ち……です。 まだ、朝の 7 時前ですが、外気温は既に 26 度。この時は 9 月だったんですが、稚内でも残暑は厳しかったですね。 バックで乗…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (73) 「まわる~ま~わる~よ」

ぐるっと回って これから礼文に向かうのですが、実は「利尻行き車輌待機場」にて待機しないといけない、ということで…… ターミナルビルの周りをぐるっと回って、車を移動させます。 「利尻島航送車両待機場→」の看板がありますね。ここを曲がればいいみたい…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (72) 「稚内港フェリーターミナルにて」

稚内港フェリーターミナル 前回にも記しましたが、稚内港フェリーターミナルにやってきました。 ちなみに、このターミナルは利尻・礼文航路(国内線)のターミナルで、道路を挟んで向かい側には…… サハリンはコルサコフ(大泊)行きフェリーが発着する、国際…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (71) 「駅の隣に道の駅」

いつもの「北防波堤ドーム」 利尻・礼文行きのフェリーには、まだ少しだけ時間があるので、ちょいと寄り道を。交差点をまっすぐ進んでですね……。 はい。いつもの「北防波堤ドーム」に到着です。 車を停めて、 ふと後ろを見てみると……。おやっ? 何かがいます…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (70) 「Day 3 は早起き!」

Day 3 に突入! さぁて、「北海道(利尻・礼文)2012/夏」も、ようやく Day 3 へと突入です。この日は稚内からどこへ向かうのかと言えば……おわかりですよね。はい。稚内から「ハートランドフェリー」で礼文へ向かうこととしました。出港は朝の 7:30 ですから…

Bojan のホテル探訪~「稚内グランドホテル」編(おしまい)

えーと、水回りを見てなかったですね。こんな感じでした。 あっ、浴槽の写真を撮ってない……(汗)。というわけで、想像していただくしか無いのですが、一般的なビジネスホテルサイズ、といった感じでしょうか。シャワーはごくごく普通のものです。 水栓はサ…

Bojan のホテル探訪~「稚内グランドホテル」編(つづき)

この時のプランは二食付きだったのですが、夕食はちょっと遅めの 19:30 からにしてもらいました。というわけで、ちょいと町中を散歩してから…… 夕食です! 夕食は 1 階のレストランでいただきます。 レストラン「泉」にて 時間が遅めだったので、人影もまば…

Bojan のホテル探訪~「稚内グランドホテル」編

稚内は南稚内駅の近くにある「稚内グランドホテル」にやってきました。 いやー、真っ赤な壁が眩しいですねぇ。 まずは部屋へ ちょちょいのチョイとチェックインを済ませて、3 階の部屋にやってきました。ドアを開けると……おおぅ。 いや、シングルですし、決…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (69) 「Day 2 フィニッシュ!」

セイコーマートを発見 17 時を少し過ぎたあたりですが、少しずつ陽が沈もうとしています(既に 9 月だったので、意外と日の入りは早いのです)。 富磯にはセイコーマートがあります。 ん、これももしかして「日本最北」ですかね? この人たちは……? 逆光の中…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (68) 「ちょいと遠目から宗谷岬」

ちょいと遠目から宗谷岬 えー。というわけで「宗谷岬」が見えてきました。 観光客の端くれとしては、さすがにスルーするのはしのびない……ということで、 ちょいと離れた所に車を停めて、コンデジのズーム機能でずずいのずいっと(手抜きも甚だしい)。 日本…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (67) 「最北さんシリーズ」

最北さんシリーズ 「日本最北の登坂車線」(たぶん)を横目に眺めながら、宗谷岬に向かいます。 さぁ、300 m 先にチェーン脱着場です。これもきっと「日本最北のチェーン脱着場」に違いありません(笑)。 日の翳った海沿いをゆきます。 宗谷岬まで 4 km とな…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (66) 「日本で二番目に北にある登坂車線」

ヘッドライト(点灯してないけど)、テールライト…… 東浦漁港のあたりの峠道を越えて、萌間山の近くにやってきました。いや、厳密にはそんなに近くでも無いんですが、他の山には名前が見当たらず……。 左側に見えている緑に覆われた台地は、宗谷丘陵……でしょ…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (65) 「猿払から稚内へ」

猿払村北部、知来別 猿払村知来別にやってきました。 村の中心地から少し離れたところなのですが、漁港もあるようで、それなりに建物が密集していますね。そして、少しずつ影が長くなってきました。16 時 30 分を少し回ったところです。 オホーツク海沿いを…

アイヌ語地名の傾向と対策 (18) 「野寒布岬・抜海・稚咲内」

さて、アルペンスキーも開幕しそうな今日この頃ですが、懲りずにアイヌ語地名の話を進めます。今日からは Day 4 で見かけた地名の数々をご紹介します。 今回は、予めたくさんの地名を地図にプロットしてみました。前回、マメにやったのが意外と面倒だったも…

アイヌ語地名の傾向と対策 (17) 「宗谷・声問・稚内」

さぁーて、「北海道の旅 2010/春」のルートを辿って地名の意味をピックアップしているこの企画?ですが、ようやく二日目のおわりに辿り着きそうです。……いつまでこのペースで続けるのやら。 宗谷(そうや) soya岩礁多い海岸 (典拠あり、類型あり) 言わず…

Bojan のホテル探訪~「稚内全日空ホテル(二回目)」編(つづき)

二度目の東京ドーム……ではなくて「稚内全日空ホテル」宿泊記?です。 トイレは? 例によって例のごとく、二日目は水回りの話題を。 バス・トイレのサイズはふつー(?)よりちょっと広めです。閉所が苦手な人でもこれなら大丈夫でしょう。トイレの水タンクの…

Bojan のホテル探訪~「稚内全日空ホテル(二回目)」編

今日も懲りずにホテルを探訪しまくりです(すいません)。しかも今回は、二年前にも訪れたことのある「稚内全日空ホテル」について……です。 目を惹く造形、その中は 独特の造形が目を惹きます。 場所は「北防波堤ドーム」のすぐ南側、港のすぐそばです。こち…

春の道央・道北の旅 2010 (82) 「日本海沿いをひた走る『道路萌え~☆』ルート」

稚内公園良いとこ一度はおいで では、稚内公園のあれこれを十分堪能したので、次なる目的地「札幌」に向けて、日本海沿いをずーっと下っていきましょう。 稚内公園には、昔はスキー場があり、ロープウェイがあり、他にもいろんな施設があったと聞きます。残…

春の道央・道北の旅 2010 (81) 「稚内公園あれこれ」

ネタが進まざること山の如し、という状態なので、気を取り直して続けます(← 「教學之碑」 こちらは「教學之碑」とあります。「樺太師範学校」の同窓生によって建立されたそうです。 「師範学校」とは、今で言う「教育大学」のようなもの、ですね。 「氷雪の…

春の道央・道北の旅 2010 (80) 「ギリヤーク尼ヶ崎さんはニヴフではありません」

「樺太」と言えば さて、「開基百年記念塔・北方記念館」の話題を続けましょう。 樺太と言えば、ソ連、ロシア帝国、そして樺太アイヌです(そうか?) そして、北海道や樺太の先住民はアイヌだけではありません。古くは「オロッコ」とも呼ばれたウィルタ、そ…

春の道央・道北の旅 2010 (79) 「九人の乙女」

天地がひっくり返った十日間 戦前は日本領だった南樺太の「大泊」(コルサコフ)と、稚内を結んでいた国鉄の「稚泊連絡船」は、1945 年 8 月 22 日に大泊を出港した「宗谷丸」が最後となりました。 この航海には定員の 6 倍近い避難民を乗せた……とありますね…

春の道央・道北の旅 2010 (78) 「菊の御紋と双頭の鷲」

はじめてのこっきょう ポーツマス条約にて「南樺太」をゲットした日本は、北緯 50 度線上に、初めて目に見える形での「国境」を設けることになります。 「写真でみる北緯50度・日露国境画定作業」とあります。132km の国境線が引かれた辺りは、多くが森林だ…