Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

春の只見線 (14) 「復路編 只見」

只見駅 15 時 42 分発の小出行き普通列車、発車 10 分前となりました。改札が始まり、駅舎とホームの間の扉が開放されました。新雪を踏みしめながらホームに向かいます。 ポイント(転轍機)にはヒーターと思しき装置が。 雪国の鉄路にはこの手の設備が整っ…

春の只見線 (13) 「只見 その3」

次の小出行きが発車するまでは 1 時間ほどあるのですが、駅の外はまさかの大雪。ということで、仕方がないので駅舎の中でのんびりと待つことにしました。 もれなくコシヒカリをプレゼント! 只見町観光まちづくり協会のチラシが置かれていました。「只見線に…

春の只見線 (12) 「只見 その2」

只見駅のホームから少し歩いて…… 只見駅の駅舎に到着です。 それにしても、ホームの場所と駅舎の場所が少し離れているのは何故なんでしょうね。 只見駅発車時刻表 この列車が只見駅に到着したのが 14:36 なのですが、折り返しの小出行きは 15:42 ということ…

春の只見線 (11) 「只見」

2 週間後に廃止されることが決まっていた田子倉駅を通過した普通列車は、田子倉トンネルを抜け、終点の只見駅に向かいます。 田子倉から 7 分ほどで(またか)只見駅に到着です。 なんとなーく、どの駅間も 6~7 分で走るような書き方になってしまっています…

春の只見線 (10) 「大白川・田子倉」

小出発只見行きの普通列車が大白川駅を出発しました。 小出を出発してから 50 分近くが経過していたので、乗客の皆さんも少しずつだれてきたようですね(笑)。 雪に埋もれる国道 大白川までは破間川沿いを走ってきましたが、大白川からは支流の末沢川沿いを走…

春の只見線 (9) 「入広瀬・柿ノ木・大白川」

除雪車もスタンバイしている入広瀬駅には、とても立派な駅舎があるのですが、これでなんと無人駅なのだとか。 ちなみに、駅舎には「祝只見線小出大白川間開通70周年」とあります。意外と歴史があるんですね……。入広瀬駅の一日平均乗車人員は、2008 年の調べ…

春の只見線 (8) 「越後須原・上条・入広瀬」

3 月の魚沼地方は、積もりに積もった雪が満期を迎えていました(汗)。車窓には雪下ろしに精を出す方々の姿も。 魚沼田中駅から 7 分ほどで越後須原駅に到着です。 動く車内からの撮影は難しいですね……。ピントが合ってないのは Sony のデジカメの操作に慣れ…

春の只見線 (7) 「藪神・越後広瀬・魚沼田中」

只見行きの普通列車は、魚沼盆地を北東に進んでいきます。 それにしても、すごい積雪量ですね……。藪神駅に到着しました。駅名標の埋もれ具合で積雪量を実感いただけるかと思います。 なかなか立派な待合室もありました。 埋もれそう…… 薮神駅の次は越後広瀬…

春の只見線 (6) 「小出」

小出発只見行きの普通列車の車内は、これまた懐かしい感じのボックスシートです。 天井にはもちろん……扇風機だけ。 扇風機のスイッチも、これまた懐かしいですね。 向きを間違える 次の駅は……「藪神駅」ですね。あ、進行方向間違えて座ってた! というわけで…

春の只見線 (5) 「土樽・越後中里・越後湯沢・六日町・小出」

「国境の長いトンネル」を抜けて、土樽駅に到着しました。 うっひゃー……。もう 3 月ですが、どう見ても真冬ですねこれは。 雪で埋まりそうな…… 越後中里に到着しました。 ……(汗)。ホームが雪に覆われています。いや、雪で埋まりそうな勢いです。 小出に到…

春の只見線 (4) 「水上・湯桧曽・土合」

水上駅では、屋根のあるホームにも結構雪が吹き込んでいました。 長岡行き下り電車が発車しました。外は一面の雪景色。まるで 3 月とは思えません。 この電車は短い 2 両編成だったので、なんと座席が確保できず。立ったまま「国境の長いトンネル」を越える…

春の只見線 (3) 「沼田・後閑・上牧・水上」

高崎を出発してから約 45 分ほどで、沼田に到着しました。 謎の「海抜 378 m」 沼田の次の駅が後閑(ごかん)です。 見たところ、それなりに乗降客もいて、そんなに特徴は無いように見えるのですが、 無駄に「海抜 378 m」を主張していました。これって一体…

春の只見線 (2) 「上野~高崎~沼田」

上野から高崎方面に向かう特急「草津 31 号」が発車しました。高崎までは 1 時間 20 分の旅です。さて、この車両にはひとつ妙な点がありまして……。 そう、こちらです。(JR の)特急電車の窓は開かないのが一般的だと思うのですが、実はこの車両の窓は開けら…

春の只見線 (1) 「上野」

秩父鉄道に続き、今度は昨年 3 月に訪れた只見線の話題をお送りします。 きそちしき 只見線……と言っても「それどこだっけ?」という方も少なくないと思いますので、軽くおさらいを。 只見線(ただみせん)は、福島県会津若松市の会津若松駅から新潟県魚沼市…

秩父鉄道の旅(最終回)

羽生行きの電車に乗っていると、踏切待ちしているこんな車を発見。 幼稚園の送迎バスだったと思うのですが、屋根の上に煙突らしきものがあったりして……。これ、蒸気機関車を模しているんですよね。秩父鉄道でも週末を中心に蒸気機関車が牽引する「パレオエク…

秩父鉄道の旅(その8)

もう少しだけ「三峰口駅」での話題を続けます。 さっきまで、この電車に乗って三峰口までやってきました。車歴 40 年以上の大ベテランで、日本ではここでしか見ることができない車両でした(現在は退役済み)。ちなみにこの電車は 3 両編成なのですが、不思…

秩父鉄道の旅(その7)

三峰口からは、秩父鉄道で折り返して、今度は終点の羽生(はにゅう)まで向かうことにしましょう。 指差確認! 次の羽生行きは、さっき乗車した電車の折り返し……ではなくて、向こう側の 3 番線から発車するほうが先発のようです。 三峰口は終着駅ですが、駅…

秩父鉄道の旅(その6)

三峰口駅は、「関東の駅百選」に選定されているんですね。 そして、旧車が保存されている「鉄道車両公園」は年中無休で入園無料とのこと。つまり、経費は全部持ち出しなんですね。頭が下がります《使い方に注意》。 おっと。久々に「使い方に注意」が出まし…

秩父鉄道の旅(その5)

「芝桜駅」こと「御花畑駅」から、終点の「三峰口駅」に向かって各停に乗車しています。「影森駅」「浦山口駅」の次は…… 「武州中川駅」です。「武蔵」ではなくて「武州」なんですね。ぶしゅう。続いては…… 「ぶしゅう ひの駅」です。「武州日野」ですね。駅…

秩父鉄道の旅(その4)

三峰口行きの電車に乗車しました。車内は昔懐かしい感じのロングシートです。 天井には……扇風機しかありません。これまた懐かしいですねぇ。 懐かしの「国鉄マーク」 その扇風機をよーく見てみると……。 こ……これ……これは……! そう、懐かしの「国鉄マーク」で…

秩父鉄道の旅(その3)

ホーム裏の路地を歩いて行くと…… ここが駅の入口のようですね。それにしても、これじゃあ「御花畑駅」なのか「芝桜駅」なのか、あるいは複数の駅が併設されているのかわからないですよね。 謎の「芝桜駅」 ちょっと気になったので、Wikipedia を見てみましょ…

秩父鉄道の旅(その2)

西武秩父駅と秩父鉄道の線路は一応繋がっているのですが、互いの駅はほんの少し離れているので、その間は歩いて移動しないといけません。まぁ、十分もかからないのですけどね。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)…

秩父鉄道の旅(その1)

そろそろ北海道以外のネタも……ということで。ふらーっと日帰りで行ってきた秩父への旅の話題を綴ってみます。例によってちょっと古めです(確か 2012 年の秋)。 秩父へはレッドアローで まずは西武池袋駅へと向かいます。 西武池袋から西武秩父までは、「特…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (終)「無事下船、無事帰着」

新日本海フェリー「すいせん」は、定刻通り 20:30 に敦賀港に入港予定……ということで、そろそろ、荷物をまとめましょうか。 20:13 の時点ですが、ほぼ港に到着していて、あとは向きを変えたりして着岸するのを待つばかり、といった感じです。 車両甲板へ カ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (190) 「タユシナイ川・キタルシナイ川・ペンケウタスイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) タユシナイ川 tay-us-nay??林・ついている・川 (?? = 典拠なし、類型あり) 平取町貫気別(ぬきべつ)で南流して額平川に注ぐ支流の…

新日本海フェリー「すいせん」ステートルーム A 乗船記(夕食編)

今回の「フェリー探訪」も、ようやく終わりが見えてきました。トリを飾るのは、やはり…… 夕食ですね。というわけで、再び 5F の「グリル」へとやってきました。案内された席に向かうと…… 「おしながき」と箸、そして抹茶塩が。 彩々盛 まず最初は……おっと(…

新日本海フェリー「すいせん」ステートルーム A 乗船記(フォワードサロン編)

新日本海フェリーの新型「すいせん」で、まだ見ていなかったエリアがひとつだけあったので、昼食の後に足を運んでみました。 その場所は、「フォワードサロン」です。 フォワードサロンには「ポセイドン」という愛称がつけられています。 「フォワードサロン…

新日本海フェリー「すいせん」ステートルーム A 乗船記(昼食編)

お昼になりました。ということで、5F 左舷後方にあるグリルに向かいます。 窓側の席に案内されました。ちなみに、旧型の「すいせん」「すずらん」や「あかしあ」「はまなす」では、グリルの外に通路があったので、「窓側の席」でも直接海を眺めることができ…

新日本海フェリー「すいせん」ステートルーム A 乗船記(お食事処編)

朝になりました。この時は「ステートルーム」に泊まったのですが、ステートルームの料金に朝食は含まれていないので、朝食はスルーしてしまいました。 カフェテリア 5F のカフェテリアにやってきました。通路と座席の間の板の造形がおもしろいですね。 小さ…

新日本海フェリー「すいせん」ステートルーム A 乗船記(お部屋編のつづき)

新日本海フェリー・新型「すいせん」の「ステートルーム」は、おおよそビジネスホテルの部屋と同じような設備が整っているのですが、唯一違うのがこちらです。 そう、ユニットバスがついてないんですよね。一風呂浴びるには大浴場に行く必要があります。トイ…