Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

冬の北海道の旅 (63) 「謎の『常呂■』」

前日に引き続き、北見市常呂町にやってきました。 もはやお馴染みのカントリーサインの先には…… 実はこんな看板も用意されていました。 「常呂町」は北見市と合併して「北見市常呂町」となりました。どちらにせよ「常呂町」であることには違いはないのですが…

きょうの出来事(2017/1/30)

「きょう」ではなく「きのう」の出来事ですが、寝台特急「サンライズ出雲」に乗車してきました! 目的地はもちろん、終点の出雲市です。……もっとも、これは偶々時間に余裕があったからでもあるんですけどね。 A 個室の旅 部屋はちょいと奮発して A 個室を確…

アイヌ語地名の傾向と対策 (412) 「勘太浜・宮津・球島」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 勘太浜(かんたはま) kanna-ota?上方にある・砂浜 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 稲穂岬の南、稲穂集落から見て東に位置す…

アイヌ語地名の傾向と対策 (411) 「滝ノ澗・海栗前・稲穂」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 滝ノ澗(たきのま) tak-oma?ゴロタ石・そこにある (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 学生街……じゃなくてガロ川の東に位置する…

冬の北海道の旅 (62) 「青い空と白い雪」

Day 3 に引き続き、国道 238 号「オホーツク国道」で常呂に向かっています。雲一つない青空ですね! 気温も下がる訳です(放射冷却ですね)。 二見ケ岡から道道 76 号で能取岬に向かう途中に「レイクサイドパーク・のとろ」というところがあるのですね。前日…

冬の北海道の旅 (61) 「この絵はどこかで見た絵」

氷結した網走湖の東側を北上していましたが、突き当りの T 字路を左折して、国道 238 号を西に向かいます。 今度は網走湖の北側を走ることになります。常呂まで 28 km、紋別まで 105 km、そして国道 238 号の終点・稚内までは 322 km です。 そして、「オホ…

冬の北海道の旅 (60) 「アイドリング不安定」

「冬の北海道の旅 2015」も Day 4 に入ります。慣れない極寒の地で調子を崩したか、エンジンのアイドリングが安定しないので、念のため 20 分ほど暖機運転した後に出発することにしました。 ガソリンエンジンはガソリンを燃焼(爆発)させることによって動力…

冬の北海道の旅 (59) 「外はマイナス 12 度!」

「網走観光ホテル」の駐車場は、車のキーをフロントに預けるシステムでした。ということで、「駐車券」と引き換えに車のキーを返してもらいます。 キャリーバッグ片手に駐車場に向かうと……あれっ? なんとまぁ、玄関の真ん前に停めてあるじゃありませんか。…

Bojan のホテル探訪~「網走観光ホテル」編(おしまい)

新しい朝がやってきました! 部屋の窓からは、雪で真っ白の網走湖が見えます。 手前にはホテルの駐車場が見えるわけですが……。 あっ、うちの車だけ変なところに……(汗)。念のために申し添えますと、私が駐車したわけではありませんから。 網走は朝の 8 時 …

アイヌ語地名の傾向と対策 (410) 「勝澗岬・大岩生川・ガロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 勝澗岬(かつま?──) kasi-{kas-u}?その上・{上を越す} (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 美ノ歌から見て東北東に位置する岬…

アイヌ語地名の傾向と対策 (409) 「蚊柱岬・磯谷岬・美ノ歌」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 蚊柱岬(かわしら──) kapar-shirar平らな・岩 (典拠あり、類型あり) 北国岬(幌内)の北にある岬の名前ですが、「北海道測量舎五万…

Bojan のホテル探訪~「網走観光ホテル」編(夕食編つづき)

「網走観光ホテル」での夕食の話題、まさかの二日目に突入です(汗)。 御食事 魚あり肉ありビールありで、まるで「酒池肉林」を体現したかのような夕食ですが、もちろんご飯物もありますよ! ご飯はしじみ入りの釜飯でした。なんだか食べ残しの写真みたいで…

Bojan のホテル探訪~「網走観光ホテル」編(夕食編)

夕食の時間がやってきました。早速 2F のレストランに向かうこととしましょう。 「網走観光ホテル」には「本館」と「新館」そして「別館」があるのですが、えーと、今回の部屋が「別館」で、レストランは「新館」にある、ということですね。とりあえずエレベ…

Bojan のホテル探訪~「網走観光ホテル」編(空調編)

引き続き「網走観光ホテル」のお部屋の話題です。まずは空調の話題に入る前に…… 空調の話題の前に 部屋に入ってすぐのところに作り付けのクローゼットがあります。割と広めの部屋だからか、あるいは場所柄から厚着の人が多いからか(笑)、割と大きめのサイズ…

Bojan のホテル探訪~「網走観光ホテル」編(つづき)

引き続き「網走観光ホテル」のお部屋の話題です。2 回目の今夜はバス・トイレ特集ですが…… なんとも平衡感覚がおかしくなるような画角ですね。カメラマン(私)の腕が良くないのは今更言うまでもありませんが、今回はそれだけではありません。実は…… こうい…

Bojan のホテル探訪~「網走観光ホテル」編

Day 3 のお宿、「網走観光ホテル」にやってきました。係の人に車のキーを預けてフロントに向かいます。あ、係の人にはちゃんと「エンジンを始動したあとで『ピーッ』とエラー音がなりますが、気にしないでください」と伝えておきました。 ただ、「エンジンを…

アイヌ語地名の傾向と対策 (408) 「神威脇・穴澗岬・幌内」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 神威脇(かむいわき) kamuy-ewak-i神様・おわす・ところ (典拠あり、類型あり) 神威脇は奥尻島西岸では最大の集落で、漁港や温泉が…

アイヌ語地名の傾向と対策 (407) 「千畳・藻内・清次郎歌岬」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 千畳(せんじょう) {kapar-us}-chikep-san-nay?{水中の平岩}・崖・浜に出る・沢{kapar-us}-tomari?{水中の平岩}・泊地 (? = 典拠あ…

冬の北海道の旅 (58) 「Day 3 終了!」

「アドヴィックス常呂カーリングホール」の見学を終えたので、車に戻ることにしましょう。 駐車場に戻り、エンジンをかけて…… 国道 238 号で網走に戻ります。そう、この日の宿は網走市内だったのでした。 雪道の下は氷道? 時間は 16:30 を少し回った頃です…

冬の北海道の旅 (57) 「懐かしの『軟式グローブ』」

北見市常呂町にある「アドヴィックス常呂カーリングホール」の話題をもう少しだけ続けます。1/10 の記事と題名が似ているのは、多分気のせいです。 ホール 2F の観覧席の後ろには様々な展示物があって……という話の続きなのですが、オリンピック選手団のユニ…

冬の北海道の旅 (56) 「Curling Hall of Fame」

北見市常呂町にある「アドヴィックス常呂カーリングホール」の話題を続けます。木材がふんだんに使われた 2F 観覧席の後ろのオープンスペースには、映画「シムソンズ」のパネル以外にも様々なものが展示されていました。 日本におけるカーリングの歴史 もう…

冬の北海道の旅 (55) 「懐かしの『シムソンズ』」

アドヴィックス常呂カーリングホールの 1F には受付があり、利用者はここで料金を支払うことになります。合併前に作られたと思しき「常呂町教育委員会」の箱が置いてありますね(笑)。 料金体系は 1 シート 1 時間あたりのようです。市外からだと 1 時間 1800…

「日本奥地紀行」を読む (66) 大内宿(下郷町)~市川(会津美里町) (1878/6/27~28)

引き続き、1878/6/30 付けの「第十二信(完)」(本来は「第十五信(完)」となる)を見ていきます。会津田島を発ったイザベラ一行は、会津西街道(下野街道)を北へと向かいます。 波形の道路 現在、会津田島から会津若松に向かうメインルートは阿賀川沿い…

アイヌ語地名の傾向と対策 (406) 「深歌川・初松前・青苗」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 深歌川(ふかうた──) purke-ota??大水が出る・砂浜 (?? = 典拠あるが疑問点あり、類型未確認) 大カカリ石から 1 km ほど南を流れて…

アイヌ語地名の傾向と対策 (405) 「恩顧歌・力沢川・小カカリ石」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 恩顧歌(おんこうた) o-u-kot-nay?そこで・互い・に付く・沢u-kot-ota?互い・に付く・砂浜 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) …

冬の北海道の旅 (54) 「アドヴィックス常呂カーリングホール」

日本におけるカーリングのメッカである北見市常呂町の「アドヴィックス常呂カーリングホール」にやってきました。 ちなみに、隣には 1988 年に建設された「常呂町カーリングホール」があります。2013 年に「アドヴィックス常呂カーリングホール」が建設され…

冬の北海道の旅 (53) 「常呂と言えば!」

雪道を慎重にドライブして、北見市常呂町にやってきました。 国道は南側のバイパスを通っているので、常呂の集落に向かうためには右折して旧道に入ることになります。 北見市常呂町は「常呂川」の河口部に位置しています。漁港は川の東側ですが、中心街や学…

冬の北海道の旅 (52) 「丘を越えて」

国道 238 号「オホーツク国道」を西に向かう途中で、道道 104 号網走端野線との交叉点にやってきました。 網走から北見に向かうルートとしては国道 39 号や美幌バイパスがありますが、実はこれらの幹線道路を使うよりも、網走湖の西側をショートカットする道…

冬の北海道の旅 (51) 「Go West!」

2017 年になりました。いや~寒いですよね! ということで、しれっと「冬の北海道の旅」を再開します。海沿いの国道 244 号で、網走の市街地まで戻ってきました。 網走市内も、きちんと除雪されているとは言え、路面にはそれなりに雪が残っています。往路で…

「日本奥地紀行」を読む (65) 田島(南会津町) (1878/6/27)

今日からは、1878/6/30 付けの「第十二信(完)」(本来は「第十五信(完)」となる)を見ていきます。川島を出発して、田島(会津田島)に到着したところから話が始まります。 日本の渡し場 イザベラ一行は、川島から約 6 km ほど先にある田島(会津田島)…