Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

東京都

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編

珍しく六本木界隈に用があったので、今回は赤坂プリンスホテル(グランドプリンスホテル赤坂)に泊まってみることにしました。ご存じの方も多いと思いますが、「赤プリ」は今年の 3 月で営業を終了するとのことなので、これが多分最初で最後……だと思います。…

最後まで武相荘

「武相荘」ですが、もちろんテーマパークのようなものではないので、敷地も広いわけではありません。しかしながら、「母屋」「第 2 ギャラリー」の間に「お茶処」があったりします。 一応、メニューを拡大しておきますと…… 意外とリーズナブルなお値段ですね…

日本人のプリンシプルはどこへ消えたのか

土足で踏み込める第 2 ギャラリー 引き続き「武相荘」なのですが、土足厳禁だったメインの展示とは別に「第 2 ギャラリー」もあります。 なにやら高床式倉庫のような建物ですね。階段を上ってみましょう。……えー、ここも御多分に洩れず「撮影禁止」だったの…

それが品格と言うものか

そんなこんなで無愛想 そんなこんなで「武相荘」の続きです。端的に言って変な名前ですが、慣れればなんてこと無いというのも不思議なものです。 入口の所で入場料(大人 \1,000- 也)を支払って中に入ろうとしたところ、カウンターのお姉さんが「荷物をお預…

無愛想……ではなくて

おとなの事情 えー、今回は何日もシークレットで引っ張れるほどの写真を用意できなかったので(色々と大人の事情というものがあったのです)、あっさりと回答編に移ります。 鶴川駅(急行は通過) はい、えー、こちらの「こどもの国 下車駅」の写真ですが、 …

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(完結編)

部屋の椅子はご覧のような状態でした。 もっとも、これを「くたびれている」と見るか、それとも「味わいがある」と見るかは個人の自由かも知れません。私はと言えば、椅子やテーブルが少々くたびれていても意に介さない人間ですから、つい好意的に見てしまい…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 6 回)

部屋に備え付けられている冷蔵庫の中身はこちら。 最近は、中身が空っぽで持ち込み専用の冷蔵庫が多いですが、こちらではちゃんとしたミニバーが用意されていました。 こちらはオリジナル ブランドのポークジャーキーです。一袋 \420 とのこと。 「おゆ」 冷…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 5 回)

ボーイさんの「良かったですね」に微かな違和感とやすらぎを覚え、お茶といっしょにデザートが出てきたところに喫驚したわたくしですが、このあたりはこのホテルならでは、のことなのかも知れません。 一般向けホテルとしての開業は比較的新しい1954年1月20…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 4 回)

部屋に案内してくれたボーイのお兄さんは、手際よく荷物を運んでから、去り際に「後ほど係の者がお茶をお持ちします」と告げて戻っていきました。え、お茶? なるほど、「ホテル」というよりも「旅館」のノリに近いんだな、などと独り合点しながら、部屋の中…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 3 回)

山の上ホテルには「本館」と「別館」がある……ということに、現地に到着してようやく気がつきました。何となく「別館だよなぁ」と思いながらも、予約メールには「山の上ホテル」としか書かれていなかったので、とりあえず本館のフロントに向かいました。 別館…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(第 2 回)

東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅から「甲賀坂」をテクテクと西北西に歩いて行くと、明大通りの交差点の先にちょいと急な坂が見えてきます。 山の上ホテルはこの坂の先です。 はい、山の上ホテルに到着しました。「山の上ホテル」という名前は少々大げさな…

Bojan のホテル探訪~「山の上ホテル」編(序章)

一回の宿泊にいくらまで(お金を)出すことができるか、というのは、なかなか考えさせられる問題です。厳密には「問題」という表現は適切ではないのかも知れません。それは、気持ちの持ちようかも知れませんし、ホテルに一夜の宿を借りるという「行為」に何…

C56 型 31 号機

こども店長は居なかった(← というわけで、遊就館の建物が見えてきました。 昨日の記事にも書きましたが、ちょっとした博物館のようですね。いや、むしろ車のショールームに近い構造かも知れません。もっとも、車のショールームだと、中に置いてあるのは「車…

君子居必擇郷、遊必就士、所以防邪僻而近中正也。

脇道をゆく(← さて。正面の本殿には足を運ばず、右手のほうに向かうと、社務所が見えてきました。 何の変哲も無い「社務所」です。建物はかなり立派なほうだと思いますが……。こうやって見ると、「普通の神社」なんですけどね。 「靖国カレンダー」絶賛領布…

「参道をゆく」 第二夜

「参道をゆく」(←)第二夜です。 「芸能人お断り」じゃなくて「無断取材お断り」の看板を尻目に、さらに参道を奥へと進みます。これが、良く NHK スペシャルとかで目にする門、ですよね。変なところでミーハー根性丸出しだったりして、結果として構図のセン…

参道をゆく

「ルチ大村」こと大村益次郎の時代と陸軍の創成期に思索を巡らせる……ようなことは置いといて(皆さんもそんなものは読みたくないですよね(笑))、靖國神社の見学記?を続けましょう。 雲ひとつ無い青空が眩しいですね。かつて京都に住んでいた者としては、神…

写実か、それともポップアートか

ルチ将軍……ではなくて さて、こちらの、いかにも独裁者チックな(←)銅像の主ですが…… ルチ将軍……ではなくて、どうやら大村益次郎さんのようです。ちなみに、明治時代に来日して、紙幣や切手印刷の基礎技術を築いたとされる Edoardo Chiossone が描いた大村…

慰霊之泉

「巡礼の年」じゃなくて「慰霊之泉」 「石碑シリーズ」は一旦中断で、続いてはオブジェのご紹介です。 ライティングが全くダメダメですが、その辺はスルーの方向でお願いします。これは「慰霊之泉」というもののようです。オブジェなので、案内板の説明が無…

田中支隊忠魂碑

石碑シリーズ第 2 弾(← 石碑シリーズ第 2 弾(←)、今回は「田中支隊忠魂碑」です。 相変わらず何を顕彰しているのか(私には)良く解らないので、案内板の内容をまるごと引用してみます。 このように、びっしりと文字で埋まっています。この案内板に目を止…

常陸丸殉難記念碑

靖国神社に入って、最初に見かけたのがこちらの石碑です。 リサイズの結果、字が潰れかかっていますが、「常陸丸殉難記念碑」と書いてあります。「ヒガシマル」とか「源五郎丸」あたりは聞いたことがあるのですが(何か違う)、「常陸丸」というのはちょっと…

イデオロギーの相克か、胸踊るスペクタクルか

品川さん……だそうです 九段坂公園には、大山巌の銅像の他に、品川弥二郎の銅像もありました。 はい、全くもってどんな方だか存じ上げませんです。 品川 弥二郎(しながわ やじろう、天保14年閏9月29日(1843年11月20日)- 明治33年(1900年)2月26日)は、日…

今日からマ元帥!(←

Go West~♪ 九段下のお堀端に銅像が未だに残されている大山巌についてのお話(つづき)です。 大山は非常に西洋文化への憧憬が強く、また造詣も深かった。捨松との再婚の時の披露宴招待状は全文がフランス語で書かれた物で人々を仰天させたという。陸軍大臣…

今日もどこかでアタックチャンス(←

右翼の大物はそんなの関係ない(← 風呂に浸かりながら続編の構想を練っていた(←)のですが、あろうことか「児玉源太郎」の代わりに「児玉誉士夫」という名前が頭に浮かんでしまって「んなアホな」と思ってしまった Bojan さんですこんばんは。「児玉誉士夫…

元帥陸軍大将大山巌公像

地図どうぞ 千鳥ヶ淵緑道を散策して、インド大使館の前を通り過ぎ、田安門のあたりに戻ってきました。 案内板の地図を撮影してみたのですが、ちょっとこれだと字が潰れて見えないので……。 主要な部分を拡大してみました。 元帥陸軍大将大山巌公像(見えない…

やっぱ神社は神社、なんだなぁ、と

ダウンサイジング(ちょと違う) ちょっとお疲れ気味なので、またしても写真主体の「楽な記事」です(すいません)。 Embassy of... というわけで、いつぞやの続きの話を。千鳥ヶ淵緑道を歩いていると、なにやら立派そうな建物が見えてきました。なにやらサ…

Bojan のホテル探訪~「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」編のつづき

お台場のグランパシフィックには、夜景を眺められるバスルームがある、という話の続きです。 真夜中は別の顔 このように、観覧車だったり首都高なんかを窓から眺めることができるのですが、 夜が明けると結構興ざめです(笑)。もいっちょ、 続・真夜中は別の…

Bojan のホテル探訪~「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」編

この日は確か大井町で飲んでたんですよねぇ。で、Blog の更新をしないまま日付が変わりそうになって、でも「りんかい線」の大井町駅ホームは e-mobile の電波が入らなくて。かといって終電も近いので、電波が入るところまで戻るわけにも行かなくて。結局、一…

千鳥ヶ淵戦没者墓苑を歩く(最終回)

「千鳥ヶ淵戦没者墓苑を歩く」の第四回です。これ、さすがに年を越してはまずいので、何とか今日中に片付けないと……(← 「番外編」は、いずれ日を改めて。 藤棚から「前屋」を望んだところです。待合所のような使われ方をするのだと思います。もう少し適切な…

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の花

千鳥ヶ淵戦没者墓苑を歩く(第三回) 「千鳥ヶ淵戦没者墓苑を歩く」の第三回です(ついにシリーズ化したか)。 西門から入ってすぐのところに、藤棚があります。大きすぎず、小さすぎず、すごく計算されて作られている印象を受けます。それもその筈で…… この…

静寂に身を包まれながら

「千鳥ヶ淵」にやってきました。スメタナの「モルダウ」が絶妙なタイミングで流れ始めたのですが、ここは墓地です。ヘッドホンは鞄の中に収めました。静寂が全身を包みます。 都心にありながら、閑かな陽光と静寂な雰囲気を湛えた佇まいは何よりも嘉賞すべき…