Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

檜山振興局

秋の道南・奥尻の旅 (113) 「円空上人滞洞跡」

乙部町豊浜から、更に北上して八雲町熊石に向かいます。前方にトンネルが見えてきましたが……あれ、二つある!? 左側に見えた、いかにもクラシックな感じのするトンネルは旧道のようで、現在は通行止めのようでした。ということで「豊浜トンネル」に入ります…

秋の道南・奥尻の旅 (112) 「幻のコンビニ『セラーズ』」

引き続き国道 229 号を北上します。段々と書き出しがワンパターン化しているような気もしますが、気にせず参りましょう。年末ですし(年末関係ない)。 というわけで、乙部町で三番目くらいに大きな集落である「栄浜」にやってきました。一見良くある北海道…

秋の道南・奥尻の旅 (111) 「東洋のグランドキャニオン?」

国道 229 号を北上して、江差町北部(但し町境では無い)に突如として現れたトンネルに入ります。 ちなみにこのトンネルの名前は「慶喜トンネル」と言うのだとか。なお、「よしのぶ──」ではなく「けいき──」と読むようです。 トンネルの中には自転車で走行中…

秋の道南・奥尻の旅 (110) 「PR 活動に余念のないあの町」

江差町の国道 227 号を北に向かっています。松前や上ノ国ほどでは無いですが、江差もそれなりに海岸線の長い町です。特に江差の場合は面積自体が割と小さくて、また町域が少々いびつな形をしているだけに、より際立つ感じでしょうか。 なかなか素敵な眺めで…

秋の道南・奥尻の旅 (109) 「江差フェリーターミナル」

国道 228 号を北上して、鷗島と繋がっているあたりで右に 90 度向きを変えて、江差の中心街に入ります。 この先の交叉点を左折すると、0.2 km で「奥尻フェリー」とありますね。これは曲がってみるしか無いでしょう! 交叉点を曲がると、確かに「フェリーの…

秋の道南・奥尻の旅 (108) 「江差のランドマーク『開陽丸』」

江差町に入りました。ここでまたしても前方に信号機が見えてきました。 「交通信号を守りましょう 江差警察署」の文字が光りますが、「この位置で停止しないと信号が変わりません」という新機軸まで。ハイテクなのは良いのですが、ごく稀にセンサーが頓珍漢…

秋の道南・奥尻の旅 (107) 「『天の川』?『天野川』?」

上ノ国町の中心部に向かいます。前方に川が見えてきました。 この川が、上ノ国町最大の河川である「天の川」です。 ……あれ? 名前が「天野川」になってますね。Wikipedia を見ると「二級河川指定は『天野川』として登録されている」とあるのですが…… なるほ…

秋の道南・奥尻の旅 (106) 「大安在浜」

国道 228 号は、上ノ国町汐吹・扇石・木の子の各集落を山側のバイパスでスキップしていましたが、少しずつ坂を下って、海沿いに近づいてきました。 「小安在川」にかかる「新小安在橋」を渡ります。集落の名前も「小安在」です。 それにしても……いい眺めです…

秋の道南・奥尻の旅 (105) 「石崎漁港トンネル」

引き続き国道 228 号を北上して、上ノ国町石崎にやってきました。石崎の手前にあった小砂子では、集落を通らずにバイパスを通ってしまったので、久しぶりに集落にやってきた感じがしますね。 上ノ国町石崎には、「石崎川」という町内でも有数の規模の川が流…

秋の道南・奥尻の旅 (104) 「橋の次はまた橋」

上ノ国町最南端の「小砂子」集落をトンネルで抜けて、更に北に向かいます。国道 228 号は再び橋の多い区間に入ってきました。まず現れたのが…… 「人込橋」と書いて「ひとこみ──」と読むらしいのですが、果たして一体何に由来するのだか……。続いては…… 「茂立…

秋の道南・奥尻の旅 (103) 「橋を渡ると上ノ国町」

松前町北部を流れる「奥末川」にかかる「奥末橋」でも、一車線を封鎖して工事が行われていました。橋を渡り終えたところに「止まって下さいおじさん」の姿があったのですが…… なんと、久しぶりに「止まって下さい予告おじさん」の姿まで! なるほど、見通し…

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」乗船記(江差港下船編)

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」の江差港到着が近づいてきました。ということで、そろそろ車両甲板に移動しましょう。 路線バスをご利用の方は で、移動の途中で見かけたのがこちらの掲示なのですが……。 ちなみにこのチラシ、8/23 の記事でも取…

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」乗船記(奥尻出港編)

奥尻から江差に向かうハートランドフェリー「アヴローラおくしり」に乗船しました。上階にある「一等ラウンジ」の右舷側の席に腰掛けて、ふと外を眺めてみると…… ボーディングブリッジの横に係の人がいました。いや、注目すべきはそこでは無くて…… お客さん…

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」乗船記(一等ラウンジ編)

奥尻から江差に向かうハートランドフェリー「アヴローラおくしり」の上階にある「一等ラウンジ」にやってきました。靴を脱いでスリッパに履き替えてから入室します。 ハートランドフェリーの「一等ラウンジ」と言えば、数年前に「フィルイーズ宗谷」の一等ラ…

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」乗船記(自販機編)

奥尻から江差に向かうハートランドフェリー「アヴローラおくしり」の車両甲板に車を停めました。奥の方に見えている入り口から、客室に向かいます。 「アヴローラおくしり」の船内設備などについては、以前の記事もご参照ください。ハートランドフェリー「ア…

秋の道南・奥尻の旅 (85) 「うにまるの出番」

瀬棚からやってきたハートランドフェリー「アヴローラおくしり」が奥尻に到着しました。さぁ、うにまるの出番です!ボーディングブリッジを降りてきたお客さんが、うにまるの姿を確認! さっそくカメラに収めるお客さんの姿も。 次々とお客さんがうにまるの…

秋の道南・奥尻の旅 (84) 「ドキュメント 3 分間」

本日の記事は、とある平日の 15:38 から 15:41 までの 3 分間のドキュメントでお届けします。「前にもあったよね」って、あ、いや、その……(汗)。 繋留作業開始! さて! なんと出港まで 30 分を切ってしまいました。瀬棚からやってきたハートランドフェリ…

秋の道南・奥尻の旅 (83) 「片道無料はじめました」

フェリーターミナル 2F の「辻おみやげ店」にて、奥尻名物「ハイシャーベット」を入手して興奮冷めやらぬ……と言った感じですが、もちろんちゃんと乗船手続きも済ませてきました。 そして、ハートランドフェリーさんですが、実はこんなキャンペーンを展開され…

秋の道南・奥尻の旅 (82) 「ハイシャーベット」

江差行きの最終便の乗船手続きを行うべくフェリーターミナルにやってきましたが、出港の 1 時間 25 分前ということで……まだ、ちょいと早すぎたようです。 ターミナルの 2 階には「喫茶軽食うにまる」と「辻おみやげ店」があるとのこと。行ってみましょう。 …

秋の道南・奥尻の旅 (81) 「奥尻島の路線バス」

ということで、こちらが「野名前」行きの奥尻 *町有* バスです。白ナンバーなのは気にしてはいけません(コミュニティバスではたまに見かけますよね)。 サイドには「うにまる三兄弟」(いつの間に)が。そして燦然と輝く「自家用」の文字も。 非常口の後ろ…

秋の道南・奥尻の旅 (80) 「海栗前のなまえが野名前」

道道 39 号を渡って、奥尻漁港にやってきました。ちょいと向こう側にフェリーターミナルも見えていますね。 このまままっすぐ行けばフェリーターミナル……だと思ったのですが、なんと目の前にはマリーナが。 結局、「トラベルハウス想い出」(と言うのだそう…

秋の道南・奥尻の旅 (79) 「セイコーマート♪」

乗船手続きの開始まで少し時間があったので、奥尻の中心地をブラっと散策してみることにしました。「ここの地盤は海抜 5m」の文字が光りますね。 フェリー乗り場を離れて、ちょいとだけ南に向かいます。 「想い出」は意外なところに かつては米軍基地もあっ…

秋の道南・奥尻の旅 (78) 「奥尻町のカントリーサイン」

奥尻島での最後の目的地、フェリーターミナルがある奥尻町奥尻に戻ります。奥尻町球浦まで戻ってきました。 奥尻島球浦では、実は二本の川がほぼ 100 m 間隔で海に注いでいます。何度か出てきた「球浦川」の北に…… 「白水川」が流れていました。 この時は、…

秋の道南・奥尻の旅 (77) 「稲穂小学校(跡)」

奥尻町最北端の稲穂集落にある、かつての「稲穂小学校」跡にやってきました。駐車場の場所がわからなかったので、グラウンドの跡にちょいと車を入れさせてもらって……。 稲穂小学校跡の建物に向かいます。このアングルで撮影すると土台の高さがわかりますよね…

秋の道南・奥尻の旅 (76) 「栃久保平治先生頌徳碑」

フェリーターミナルのある奥尻町奥尻を通り過ぎ、更に北へと向かいます。球浦川を渡って…… 奥尻町宮津に入ります。前の日に泊まったところなので、5 時間ほどかけて戻ってきた……とも言えますね。 宮津のシンボル、宮津弁天宮が見えてきました。 そしてさらに…

秋の道南・奥尻の旅 (75) 「奥尻島の愛されキャラ」

ついに、奥尻島に滞在できる残り時間が 3 時間を切りました。ということで、奥尻島最南端の青苗から、フェリーターミナルのある奥尻に向かいます。まだ行きたいところは沢山あるのですが……。 ここしばらく「北海道南西沖地震」の話題が続いていたので、「奥…

秋の道南・奥尻の旅 (74) 「人工地盤『望海橋』」

奥尻空港を後にして、再び青苗に戻ってきました。前方の青看板は T 字路であることを示していますが…… 実際には十字路でした。ちなみにこの十字路、どの方向に進んでも「道道 39 号」だという噂があります(未確認ですが)。 「望海橋」 直進すると、ほどな…

秋の道南・奥尻の旅 (73) 「奥尻空港っ!」

道道 39 号「奥尻島線」を左折して、奥尻空港に向かいます。えっ、奥尻に空港なんてあったのかって? 実はあるんですよね~ 定期便は一日一往復だけど 前方にゲートが見えてきました。もちろん営業時間内ですので、ふつーに立ち入ることができました。 ゲー…

秋の道南・奥尻の旅 (72) 「ボス登場」

「時空翔」のてっぺんから、「奥尻島津波館」の駐車場に停めてある車に戻ります。こうやって見てみると、「時空翔」って結構高いところにあるんだなぁ……と。遠くに「徳洋記念碑」も見ることができます。 階段を降りて、駐車場に戻ります。「奥尻島津波館」の…

秋の道南・奥尻の旅 (71) 「建立の由来」

奥尻島は青苗地区の人工的な丘の上にある「時空翔」は黒御影石でできているのですが、表面はツルツルに加工されているわけではなく、小さな穴が無数に空いているように見えます。 このアングルだとわかりやすいですね。この穴は元々あったものなのか、あるい…