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春の新日本海フェリー「あかしあ」スイートルーム "うすもの" 乗船記(朝食編)

新しい朝がやってきました。希望の朝です(何故)。スイートルームの利用客には朝・昼・晩の三食が付帯しているので、指定された時間にグリルにて食事が用意されています。では、早速グリルに向かうことにしましょう。

現在位置は 6F ですが、レストランとグリルは 5F にあります。階段を下りて 5F に向かいます。この階段も、最初は「なんと派手な……」と思ったものですが、今では「別にこれくらい普通だよね」と思うようになってしまいました。慣れって怖いですね……。

5F 右舷後方の「グリル」へ

レストランは 5F 左舷後方にありますが、グリル(とカフェ)は 5F 右舷後方にあります。ここからは「グリル」の案内に沿って進みます。

右舷の「プロムナード」の手前に「グリル・カフェ・オープンデッキ」の案内がありました。

「プロムナード」は、平たく言えば単なる通路なんですが、窓側にテーブルと椅子のセットがいくつも並んでいます。ここはオープンスペースなので誰もが自由に利用することができるのですが、荷物を置いて占有を試みる人も少なくありません。

とりあえず、置き引きにはくれぐれもご注意を……。

グリル「霞」で朝食を

ホテル……じゃなくてグリル「霞」はプロムナード脇にあります。プロムナードがあるので、残念ながらグリルからはオーシャンビューではありません。写真ではドアが閉まっていますが、指定された時間に行けばドアを開放して来店を待ってくれています。

グリルは予約制なのですが、偶にレストランと間違えて予約のないお客さんが入ってくることもあります。そのため、予約客の入店後はドアを閉める場合が多いようです。

まさかの 4 人席

今回は、なんと 4 人席に案内されました。いつもは窓側の 2 人席が多いんですが……

店内の後方(入口のある側)を眺めます。他のお客さんの姿はありません。

反対側もこんな感じです。……なるほど、4 人席に案内されたのも理解できたような気がします。

「グリル」はスイートの船客向けに食事を提供するほか、ランチとディナーを全てのお客様に提供しています(事前に予約が必要です)。つまり、朝食についてはスイートの船客向けのサービスだけなので、朝食の混み具合でスイート(全部で 4 室)の稼働率を推し量ることができたりします。

ランチやディナーだと、家族連れのお客様がいらっしゃることもあって、大人数のお客様は壁側の席に誘導されることが多いようです。

これぞ日本の朝ごはん!

これぞ「日本の朝ごはん!」と言えそうな朝食が用意されました。ご飯と味噌汁と柴漬けと焼き鮭と……

イカのお造りの他には……

もずく酢とイカの塩辛、そして明太子も。これは否が応でもご飯が進みますよね。

きんぴらごぼうで食物繊維の摂取もバッチリでしょうか。

ごちそうさまでした!

デザートのオレンジを味わった後は……

お口直しに温かい緑茶のお出ましです。

朝から落ち着いた雰囲気の場所でゆったりと朝食をいただけるというのは、ありがたい話ですよね。しかも、このあと 12 時間近くはずっと船の上です。日頃の疲れをしっかり癒やして、来たるべき北海道に備えましょう!(何に備えるのやら

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