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釧網本線各駅停車 (43) 「止別」

斜里町を抜けて小清水町に入りました。引き続き海の近くを西に向かって走りますが、このあたりでは防砂林・防風林の南側を通っているため、海は見えなくなりました。走ること数分で側線が見えてきた、ということは……

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

止別駅(B73)

止別やむべつ駅に到着です。進行方向右側は林しか見えないので、往路での写真を使い回します(汗)。

駅舎はかなりクラシックなものですが、ラーメン屋さんが入居しているとのこと。止別駅は国鉄末期に駅員の配置が終了しましたが、その後簡易委託が続いている(らしい)のはありがたいですよね。

止別駅については釧網本線ほぼ各駅停車 (10) 「止別」もあわせてご覧ください……!

砂防垣?

網走行き 4730D は止別駅を出発しました。気がつけば既に 16:45 で、あと 30 分ほどで終点の網走に到着することになります。時の流れは速いものですね……(記事の進行は遅いけど)。

前述の通り、このあたりの釧網本線は防砂林・防風林の南側を通っています。林と線路の間には砂防垣っぽいものが立っているのですが……。

ところどころ垣根に隙間があるように見えるのですが、これは意図的なものなのか、それとも風に吹き飛ばされたのか……?

このあたりは垣根が二段構えになっているように見えます。風に流されてきた砂は手前の垣根のところに溜まるようになっているのでしょうか……?

絶賛植林中?

そういえば、いつの間にか防砂林が姿を消してしまいましたね。間もなく止別やんべつ川の河口ですが、このへんは何故か林がありません。航空写真で見た感じだと、東西から植林を進めているようにも思えるのですが……?

止別川の河口が見えてきました。めちゃくちゃ人工的な河道ですが、昔は線路と海の間で左に曲がって、もっと西側で海に注いでいたみたいです。

橋を渡った先でも、丘の上に垣根が立てられています。隙間が見えるくらいなので防砂や防風の効果はそんなに期待できないような気もしますが、だとするとこれは一体何のために……?

通好みの道、再び

以前にも記しましたが、止別やむべつ駅と小清水駅の間は、南側に道路が並走しています。網走から斜里に向かう場合、国道 244 号よりも少し距離が短いということもあり、ショートカット目的で利用する車もいるようです。

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