Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

廃線跡・未成線跡

北海道の旅 2008/夏 (60) 「北海道のアーチ橋をひたすら巡る旅」

国道 278 号をひたすら(かつての)戸井町の中心部に向けて進みます。汐首岬のあたりに来ると……見えてきました。 そうそう、これですよ。大正から昭和の初期にかけて、できるだけ金属類を使用せずに鉄道を敷設しようとして、あちらこちらで見られたアーチ橋…

北海道の旅 2008/夏 (59) 「一段と上の道は途中で行き止まりだった」

ベレンコの里 函館空港の近所にやってきました。このあたりの区間は、再び車道に転用されていますが、やはりと言うべきか、ほとんど車が走っているのを見かけません。 わかるような、わからないようなですが、少し登り勾配加減に見えます。さて、地図を見て…

北海道の旅 2008/夏 (58) 「道道本通富岡線」

懲りずに続けます。コリン・マシューズ 函館市と亀田郡戸井村(当時)を結ぶはずだった「戸井線の跡地を尋ねて」第 2 回です(いつの間に連載になったのやら)。ちょうど昨日の地図で示した部分は、地図上で見るといちぶは「道路」として扱われていますが、…

北海道の旅 2008/夏 (42) 「ひがし大雪高原鉄道って?」

Ford Focus RS だったら良かったのにな♪ 月初ですが、手抜き進行は続きます(←タウシュベツ橋梁前(?)の駐車場(??)から国道 273 号までは、4 km のダート路をそのまま戻るだけ……です。約 16 分かけて戻りました。時速 15 km といったところですね(笑)…

北海道の旅 2008/夏 (41) 「朽ち果て行く過去を眺め行く現在」

偶然という名の必然が存在するという偶然(意味不明) というわけで、ついに「糠平湖に沈んでる橋」こと、タウシュベツ橋梁のたもとにやってきました。事前の下調べを殆どしていないことを考えれば、これは快挙です(自画自賛)。 今(いつ?)現在、Wikiped…

北海道の旅 2008/夏 (40) 「部外者は林道の先にタウシぺッ橋梁を見た!」

たウシぺッ橋梁! 日は暮れつつありましたが、ここまで来て「タウシュベツ橋梁」を見ないわけにはいきません。なんせ案内板まで用意されているのですから。というわけで、忘れる前にアイヌ語講座。 「タウシュベツ」は tat-us-pet(たウシぺッ)から来ている…

北海道の旅 2008/夏 (39) 「第五音更川橋梁」

とりあえず、十勝三股を後にして、糠平湖に戻ります。17 時も過ぎましたし、そんなに寄り道はできません。が、しかし……。音更川にかかる「滝ノ沢橋」を渡っているときに、ふと左手を見てみると……。 なんとも立派なアーチ橋が残っていたのですね。あわてて車…

北海道の旅 2008/夏 (38) 「美しい日本と私」

美しい日本と私……でも「宿泊厳禁」 それにしても、三股集落が「かつて人口 1500 人を擁した」というのには、ちと驚きました。どうやら、かつては林業が盛んだったようですね。今では「三股山荘」というお店が一軒残るのみで、あとは自然に還りつつあるのは、…

北海道の旅 2008/夏 (37) 「列車の走らない鉄道線」

「タウシュベツ川橋梁はこっち」という看板に気づいたのは直前だったので、結局そのまま直進してしまいました。かつての国鉄士幌線には、糠平(ぬかびら)の先には「幌加」(ほろか)、「十勝三股」(とかちみつまた)の二駅がありました。糠平から十勝三俣…

北海道の旅 2008/夏 (36) 「『糠平湖に沈んでる橋』でも見に行こうかと(超アバウト)」

螺湾と「ラ王」(全く関係ありません) そうそう。Day 5 の昼食の話。足寄に近づいたタイミングで、何故か「ラーメン食べたいなぁ」と。そんな中、螺湾(らわん)から足寄の中心街に向かう途中でラーメン屋を発見!……だが、しかし。当時の心境を再現してみま…

北海道の旅 2008/夏 (14) 「どうでもいいことに限ってすぐ気がつく」

越川橋梁は夏以外が良い ちょいと遅くなったものの、「越川橋梁」を見ることができて満足でした。ただ、思った以上に周りの木々が鬱蒼としていたのは計算外でした。もっと橋の全貌が見渡せると思っていたのですが、季節を選ぶようですね(秋口あたり?)。さ…

北海道の旅 2008/夏 (13) 「列車の止まる道の駅&越川橋梁」

列車の止まる道の駅 またしても昼食を取るチャンスを逃したと思しきわたくし。と思いきや、前方に道の駅「葉菜野花(はなやか)小清水」なるものが見えてきました。ここは、「道の駅」と言いながら、列車も止まる面白いところです(いや、単に「浜小清水駅」…

北海道の旅 2008/夏 (10) 「神威岬と北見枝幸」

猿払村を抜け、浜頓別の街に入ります。国道 238 号は、浜頓別の街中を左折して海側に進むのですが、町並みが広々としているせいか、都市の中心部っぽくない印象がありました。日本離れした、とも言えますね。 怪しい築堤 さて、頓別川を渡り、まさに海沿いを…