Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

道東の旅 2011/春 (69) 「残るは SL ばかりなり」

蒸気機関車! 根室標津駅の跡は、きれいに整備された芝生の広場になっていて、ここにかつて駅があったことを偲ばせるものは(さっと見た限りでは)何も残っていませんでした。その代わりと言ってはなんですが、数百メートルほど南の、学校や図書館などがまと…

道東の旅 2011/春 (68) 「根室標津駅の跡を探して」

略して「ニコ亭」 標津から根北峠を越えて斜里に向かう国道 244 号線から離れて、国道 335 号線を羅臼に向かいます。 何やら変わった形の建物が見えてきました。あれは一体何でしょう? 「標津ニコライ亭」とあります。ロシア料理の店……だったりするのでしょ…

道東の旅 2011/春 (67) 「終わりはいつも突然に」

終わりはいつも突然に 道道 950 号・野付風蓮公園線を「起点」からドライブして、まずは標津町に入りました。ここで国道 244 号と合流です。 ん? またしても「道道 950 号」の割と大きめの標識が…… なんと、ここが終点でした。時間にしておよそ 15 分ほど。…

道東の旅 2011/春 (66) 「道道 950 号線・起点」

素直に引き返す……しかない そんなわけで、「一般車両乗入れ禁止」の看板をしかと見届けたので、ここからは素直に引き返すこととしました。 なにしろこの日は時間に余裕がありまくりになってしまったので、多少の無駄足も問題無い状況でして……。 「起点」 駐…

道東の旅 2011/春 (65) 「人影?」

野付半島の端っこへ えー、というわけで(どういうわけだ)野付半島の端っこまで行こう! となりました。 世の中には同じことを考える人もいるらしく、前方に先行車の姿も見えます。 ん? 止まってしまいましたね……。どうやら、一般車両はここまでしか走って…

道東の旅 2011/春 (64) 「なれなれしいトイレ」

「トドワラ」とは 長かった(ような気がする)「野付半島ネイチャーセンター」の話題も、ようやく今日でおしまいです。 さて、随分と前に「トドワラ」「ナラワラ」は実は地名では無いらしい……ということを書いた記憶があるのですが(2012/6/13 の記事)、よ…

道東の旅 2011/春 (63) 「幻の町『キラク』」

通行屋? というわけで、昨日も少し紹介した「野付半島の歴史と史跡」について、もうちょいと続けます。 昨日に引き続き、少しずつ引用してみましょう。 寛政11年(1799)に幕府によって、国後島に渡る中継点としての重要性から通行屋が作られました。通行屋…

道東の旅 2011/春 (62) 「ラムサールってどこだっけ?」

ラムサールって何だっけ 「野付半島ネイチャーセンター」の 2 階にやってきました。まず目に入ったのが…… 「ラムサールコーナー」なる展示です。ラムサール条約自体はなんとなーく知っているのですが、そういや「ラムサール」って何でしたっけ? ラームサル …

道東の旅 2011/春 (61) 「松ヤニに注意」

この字は…… すっかりお馬さんに気を取られてしまって、昨日の記事では紹介するのを忘れてしまったのですが、 こんな石碑もありました。……この字はもしかすると、「野付半島」を揮毫した町長さんの字だったりするかもですね(「島」の字に特徴があるような)…

道東の旅 2011/春 (60) 「観光花馬車」

地図です。ええ、地図です 「野付半島ネイチャーセンター」から、いったん外に出てみました。するとそこには…… 地図が。ええ、地図が。そして地図の裏に回ってみると…… おおっと! お馬さんです。そう、実はここから「トドワラ」までは約 1.3 km ほどの距離…

道東の旅 2011/春 (59) 「宝の地図?」

ここは「別海町」 さてさて、ウニとイクラの「ミックス丼」を美味しくいただいた後は、売店をうろうろと。 はい。印象は薄いのですが、ここは「別海町」(べつかいちょう)です。別海と言えば「パイロットファーム」なんですが、なるほど、生乳の生産量が日…

道東の旅 2011/春 (58) 「時価」

本日限り!? お腹も空きましたねー……ということで、食堂「トドワラ」にやってきました。 どうやら「本日限り」で「ウニ丼」と「ミックス丼」がお安いようですが……。 純和風? 純和風ののれんをくぐった先には…… カフェテリアを思わせるテーブルセットが。あ…

道東の旅 2011/春 (57) 「据わりの悪い文章の例」

2 階がギャラリーで 野付半島ネイチャーセンターの話題を続けます。中は二階建てになっているのですが、外の光をうまく取り入れる構造になっているのか、とても明るくて良い感じです。 2 階がギャラリーで、1 階がショップ・レストランになっています。今は…

道東の旅 2011/春 (56) 「近くて遠い島」

近くて遠い看板 というわけで、道東は野付半島の「トドワラ」近くにある、「野付半島ネイチャーセンター」にやってきました。 さっそく中に入ってみる……前に。道路を挟んだ向かい側に、気になるものを見つけました。 防波堤に案内板が掲げられていて、その横…

道東の旅 2011/春 (55) 「『トドワラ』に到着」

「トドワラ」に到着 「ナラワラ」駐車場を出発して、5~6 分ほどで「トドワラ」に到着です。 またしても、周りには何もなーい雰囲気が漂っていますが、今回はひと味違います。レストハウスのような建物が見えるからです! 野付湾(砂嘴の内側)の湿地が良く…

道東の旅 2011/春 (54) 「『ナラワラ』って何?」

ナラワラの風景 引き続き、道道 950 号(野付風蓮公園線)を行きます。 おっ。またしても何やら案内板がありますね。 今度は 100 m 先に「ナラワラ」というポイントの駐車場があるようです。なんとなーく居酒屋の名前のようですが……(違) 駐車は丁寧に とい…

道東の旅 2011/春 (53) 「展望パーキング」

展望パーキング 道道 950 号・野付風蓮公園線を、ひたすら半島の突端(行き止まり)に向かって走っているのですが、前方に何やら案内が見えてきました。 「第2しべつ展望パーキング(野付半島ポイント)」とあります。500m 先だそうなので、行ってみましょう…

道東の旅 2011/春 (52) 「『野村』じゃない『野付』だ!」

「野村」じゃ無い「野付」だ! さてさて、標津からは野付半島を目指します。「野村」じゃなくて「野付」なので要注意です(小学生の頃は本当に間違えそうになった)。「野付半島」がどこにあるかと言うと…… ここにあります。日本最大級の「砂嘴」ですね。「…

道東の旅 2011/春 (51) 「増殖∞=カルチャー」

涼しい根釧台地 いつでもひんやりしてそうな根釧台地の北の端を、野付半島目指してドライブします。 気温は相変わらず摂氏 4 度程度。涼しいですね。 知床からの道と合流 さて、ここで羅臼からの国後国道と合流です。本来は羅臼からここにやってくる筈だった…

道東の旅 2011/春 (50) 「古多糠とか椴山とか」

根室まで 106 km 根室と北見を結ぶ「根北峠」では、根室までの距離は 124 km と出ていましたが、 ものの 15 分ほどで、根室まで 106 km となりました。 この辺は、根釧台地の北端のあたりで、言うなればひたすらだだっ広いところです。なので、道路もまっす…

道東の旅 2011/春 (49) 「根北峠」

根北峠 というわけで、根室と北見を結ぶ「根北峠」にやってきました。 根北峠は、ところどころ急カーブ(北海道基準)があったりするのですが、 全体としてはそんなに険しい雰囲気も無く、ほどなくサミットに到着です。 ここからは標津町ですね。 根室まであ…

道東の旅 2011/春 (48) 「畑から立ち上る湯気」

無聊を慰める 知床峠がまさかの通行止めのため、やむなく来た道をすごすごと引き返すことになりました。意気消沈……なのですが、 「於将真府橋」(おしゃまっぷ-ばし)や 「オタモイ橋」などを見かけては、その由来に思いを馳せたりしていました。 立ち上る湯…

道東の旅 2011/春 (47) 「オシンコシンの滝にて」

仕方が無いので 知床峠が通行止めだったため、斜里町内を 46 km ほど引き返すことになってしまいました。仕方が無いので(というのも変な話ですが)「オシンコシンの滝」でも見に行こうかと。てなわけで、やってきました。 そして、この建物の名前は…… うん…

道東の旅 2011/春 (46) 「知床峠中止のお知らせ」

知床峠中止のお知らせ さぁ、知床峠方面最後のガソリンスタンドを横目に見ながら、知床峠にアタック開始です! ところが、やはり…… 「通行止」の案内が。そのまま走り続けていると、 本当に通行止めでした。うぅーん、ゴールデンウィークには除雪が完了して…

道東の旅 2011/春 (45) 「シリエトクは sir-etok !」

ウットロっ、ウットーロっ♪ さぁ、国道 334 号をウトロに向かってひた走ります! 知床峠が「凍結のため通行止」なんて話もあるわけですが……(ちょと弱気)。 オシンコシンの滝 さて、前方になにやら見えてきました。これは何でしょう? どうやら「滝」のよう…

道東の旅 2011/春 (44) 「まわってまわってまわってまわーるー」

まわってまわってまわってまわーるー さて。斜里町「朱円」をさて何と読む? という話ですが……。まさかの「しゅえん」が正解です。そう、そのまんま、なんですね。ただ、もともとは「朱円」と書いて「シュマトカリ」と読んだのだそうです。確かに「円広志」…

道東の旅 2011/春 (43) 「『朱円』は何と読む?」

Day 3 の全行程は約 307 km Day 3 の話題をここまで進めておきながら、ルートマップを作っていなかったことに今頃気がつきました。えーと、こんな感じです。予定される走行距離は約 307 km ということで、いつもは一日 400 km ペースであることを考えると、…

道東の旅 2011/春 (42) 「定点撮影っぽく」

クラックの話 引き続き、中央部が撤去されて東西に分断されてしまった「越川橋梁」の「西側」を見に行きます。ということで、国道を横断して……と。 ご覧の通り、アスファルトにも結構なヒビが入っています。この路側のヒビは温度差によるもの(寒いと収縮し…

道東の旅 2011/春 (41) 「越川橋梁ふたたび」

越川にて さてさて。知床に向かう前にわざわざ寄り道して、越川の地で目にしたものは……。こちらです。何やら前方に見えてきましたね。 ここで U ターンするので、向かって右手の空き地?に車を入れます。 この石積みのアーチは、もちろん「凱旋門」では無く…

道東の旅 2011/春 (40) 「寄り道して越川へ」

黒いクランク(違) 川湯温泉から、知床観光のベースキャンプとして有名な斜里町ウトロに向かっていて、やたらと JR 釧網本線の踏切に遭遇して……という話をしていたのでした。たとえばこんな風に。 この日のゴールは根室で、ここからは冬期通行止めが解除され…