Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

秋の道南・奥尻の旅 2013

秋の道南・奥尻の旅 (165) 「博物館の出口にて」

洞爺湖は中島にある「洞爺森林博物館」の話題をもうちょっとだけ続けます。「森林博物館」という名前ではありますが、やはり森の話だけでは間が持たないのか(そういう訳でも無いでしょうけど)、動物の剥製がたくさん展示されていました。 そして、これは剥…

秋の道南・奥尻の旅 (164) 「洞爺森林博物館」

洞爺湖汽船の遊覧船に揺られて「中島」にやってきました。中島と言ったらココでしょう! ということで「洞爺森林博物館」に来ています。あ、ちゃんと入館料は払っていますので念のため。 いきなり森の住民が大挙して出迎えてくれました。 そして、よーく見る…

秋の道南・奥尻の旅 (163) 「勝手に入らないでください」

洞爺湖に浮かぶ「中島」にある「中島国有林」にやってきました。 この「中島」には何があるのか……という話ですが、とりあえず「森林博物館」なる建物があります(「博物館前桟橋」という所以です)。「是非一度ご覧下さい」と言われたならば見ておかない手は…

秋の道南・奥尻の旅 (162) 「博物館前桟橋」

10 時 57 分、洞爺湖は中島にある「博物館前桟橋」に上陸しました。 桟橋には「魚にえさをあげて見ませんか」と題された自販機(ですよね)がありました。 どことなく懐かしい感じのする機械ですが……張り紙もかなり味わい深いです。 手書き看板の味わい深さ …

秋の道南・奥尻の旅 (161) 「トム・トーヤの冒険(汗)」

洞爺湖遊覧船「羊蹄」は、間もなく「博物館前桟橋」に到着します。ということで…… 今更ながら、船内の散策を。いかにもクラシカルな「一等室」のドアを抜けると…… そこは二等室でした(大体そうだよね)。ちなみにこの二等室、真ん中に売店があるんですよね…

秋の道南・奥尻の旅 (160) 「海峡を行く!」

洞爺湖汽船の遊覧船「羊蹄」は、中島の南に位置する「弁天島」と「観音島」の西側にやってきました。右手には観音島と中島の間の海峡が見えます。湖なのに海峡とはこれいかに……と思ったのですが、どうやら「海峡」「地峡」以外に適切な用語は無さそうなので…

秋の道南・奥尻の旅 (159) 「弁天島と観音島」

洞爺湖汽船の遊覧船「羊蹄」で、洞爺湖の中島に向かいます。船は 30 分おきの運航で、中島までの所要時間は 20 分ちょいとのこと。 ということで、さっそく出航です。洞爺湖温泉の大きなホテル群が見えますね。そして湖上にはこんな船も…… ソファー席でのん…

秋の道南・奥尻の旅 (158) 「遊覧船『羊蹄』」

「駅前桟橋」の切符売り場で洞爺湖汽船の遊覧船のチケットを購入しました。大人・一般席の往復料金は 1,320 円とのこと(2013 年 9 月時点)。なんか、物凄いデザインの船ですが……(汗) チケット購入から数分も経たない間に、船がやってきました。あっ、こ…

秋の道南・奥尻の旅 (157) 「『駅前桟橋』の謎」

「洞爺湖ビジターセンター」からちょいと車を走らせて、次の目的地に向かいます。……次の目的地まで数分なんですけどね。 駐車場には、大木の間を抜けて入ります。写真で改めて見ても随分立派な巨木ですよね。 では、車を停めて…… お騒がせしちゃってゴメンナ…

秋の道南・奥尻の旅 (156) 「特定国内希少野生動植物種の人工繁殖種は『種の保存法』に基づく届出済みの事業者から」

「洞爺湖ビジターセンター」の 2F で、こんな掲示を見かけました。「外来生物の飼育・販売・輸入に注意!」という良くある掲示なんですが…… 「絶滅のおそれのある山野草の仲間を買わないで!! ただしアツモリソウ等 6 種(特定国内希少野生動植物種)の人工繁…

秋の道南・奥尻の旅 (155) 「くらべてみよう」

倉庫の横の壁には、「くらべてみよう 自分と動物の体の大きさ」と題された一角がありました。「くら」の字が上にはみ出していたり、右に謎の余白があったり、なかなか油断ならない雰囲気がプンプンしています。実はこういった手作り感覚の展示が大好きなんで…

秋の道南・奥尻の旅 (154) 「洞爺湖スケルトンモデル」

キタキツネの足跡に誘われて、「洞爺湖ビジターセンター・火山科学館」の 2F にやってきました。真ん中は吹き抜けになっているので、周りをぐるっと回る形になります。 ご覧の通り、洞爺湖の空中写真が床一面に貼ってあるのですが……。んっ? パネルには「洞…

秋の道南・奥尻の旅 (153) 「ミラービジョン 避難所生活」

「洞爺湖ビジターセンター・火山科学館」の話題を続けます。さて、つい押してみたくなるこちらのボタンを押すと…… ん、これは……? 学校の体育館に設置された「避難所」での生活を模したものでしょうか。これは「ミラービジョン」という仕組みだそうで、鏡に…

秋の道南・奥尻の旅 (152) 「有珠山噴火シアター」

「有珠山噴火シアター」なる部屋にやってきました。ご覧の通り、かなり座席数のある立派なシアターです(小学校一学年分を収容する程度のサイズなのでしょうね)。 スクリーンが三つあるのがウリのひとつだそうですが……なかなか変わったレイアウトですね。 …

秋の道南・奥尻の旅 (151) 「洞爺湖有珠山ジオパークのみどころ紹介」

洞爺湖ビジターセンター・火山科学館で火山や湖についてお勉強……です。まずはこちらの「凍らない湖」から。「北の不凍湖」として「支笏湖」「洞爺湖」「十和田湖」「田沢湖」「猪苗代湖」が挙げられています。 また、「南の結氷湖」として「山中湖」「河口湖…

秋の道南・奥尻の旅 (150) 「謎の『藤井コレクション』」

「洞爺湖ビジターセンター」にやってきました。この美しい外板は本物のヒノキでしょうか……? この建物の正式名称は「洞爺湖ビジターセンター・火山科学館」なのでしょうか。環境省のロゴが光ります。 開館時間は朝の 9 時から夕方の 5 時までです。そう、出…

秋の道南・奥尻の旅 (149) 「Day 5 スタート!」

「ペンションおおの」さんをチェックアウトして、駐車場まで戻ってきました。荷物を車に戻して、まだちょっと時間があるようなので(え?)、湖畔を散歩してみることにしました。え、何故散歩なのかって? それはもう…… これだけの晴れ渡った青空を見てしま…

秋の道南・奥尻の旅 (148) 「洞爺湖ロングラン花火大会」

夕食の時に、オーナーさんから「午後 8:45 から花火があるので見に行ってみるといいですよ」とのお話を伺いました。なんと花火大会と日程が重なるとは運が良い……なんて訳は無く、実はゴールデンウィークの頃からずーっと毎日花火を打ち上げているのだとか。…

秋の道南・奥尻の旅 (147) 「『ペンションおおの』さんのビーフシチュー」

夕食まで少し時間があったので、宿の向かいの「洞爺湖園地」をブラブラと散歩していたのですが…… ちょうど日が沈んだっぽいので、宿に戻ることにしました。 「壮瞥団地」バス停 この日のお宿、「ペンションおおの」さんの別業態「レストランおおの」の看板の…

秋の道南・奥尻の旅 (146) 「洞爺湖園地」

「ペンションおおの」さんの前には、道路を挟んで向かい側に「洞爺湖園地」があります。夕食には少し時間があったので、散策してみることにしました。 道道を渡ると…… 「洞爺湖園地」です。駐車場や公衆トイレがあって、ちょっとしたパーキングエリアのよう…

秋の道南・奥尻の旅 (145) 「有珠火山 防災マップ」

壮瞥町は洞爺湖畔にある「ペンションおおの」さんのお部屋には、こんな「お願い」が。ふむ、浴室前に「喫煙所」があるのですね。 この日のお部屋は有珠山側のツイン……だった筈ですが、気がつけば洞爺湖側のダブルに。角部屋なのでベッドの横にも窓があります…

秋の道南・奥尻の旅 (144) 「『ペンションおおの』さん」

道道 2 号「洞爺湖登別線」で洞爺湖温泉を抜けて、壮瞥町に入ります。そう、Day 4 のゴールは洞爺湖町……ではなくて壮瞥町だったのでした(前回の記事ではガチで間違えてしまいました(汗))。 洞爺湖畔の巨大なホテル……の前を通過して…… 17:10 に、この日の…

秋の道南・奥尻の旅 (143) 「虻田と洞爺湖の間の新ルート」

2000 年の有珠山の噴火で甚大な被害を受けた国道 230 号は、虻田と洞爺湖の間の旧ルートを放棄して、新たに二本の長大トンネルを掘削した……という話を昨日の記事でも書きましたが、この新ルートの開通は 2007 年だったのですね。確かに現道を放棄して新ルー…

秋の道南・奥尻の旅 (142) 「クリヤトンネル」

BM……じゃなくてベンベ川を渡ってから 1 km ちょいほど走ったところで洞爺湖町に入りました。 前方に、これまた昔ながらの雰囲気の漂ったトンネルが見えてきました。「チャストンネル」と言うみたいですね。地形図で見ると、確かに海側にチャシ(砦)がありそ…

秋の道南・奥尻の旅 (141) 「ベンベ川」

豊浦町の高岡第 3 トンネルを抜けて、坂を下りていったところに……。ん、何でしょうあれは。 若干寄って撮影したものがこちらです。ここは道央道の「豊浦噴火湾 PA」のすぐ近くなのですが、小高い山の上に「展望公園」があるとのこと。 「噴火湾」をローマ字…

秋の道南・奥尻の旅 (140) 「豊泉トンネルと高岡の三つのトンネル」

道央道・豊浦 IC の近くにやってきました。この先の交叉点を左折すると豊浦 IC ですが、信号機が無いのでうっかりしていると見落としてしまいそうですね。 ちなみに交叉点の手前を流れている川は「小鉾岸川」(おふけし──)です。op は「槍」または「槍など…

秋の道南・奥尻の旅 (139) 「礼文と礼文華」

礼文華トンネルを抜けた先には、更に礼文トンネルがありました(げっ)。 トンネル抜けた先が「豊浦町礼文華」です。「礼文」と「礼文華」、うどんと優曇華くらいの違いがあるのでしょうか(さてどうだか)。 真面目に書いちゃいますと、どっちも rep-un(沖…

秋の道南・奥尻の旅 (138) 「礼文華橋と旧道と旧々道」

国道 37 号の「静狩トンネル」を抜けた先は、日本海側の黒松内町でした。出迎えてくれたのはこちらの看板ですが…… なんかかわいいですよね(笑)。この先を左折すると、来馬川から朱太川沿いを経由して黒松内の中心街に出ることができます。また黒松内新道の「…

秋の道南・奥尻の旅 (137) 「ここから 310 m」

「上を向いて走ろう」キャンペーン(だったのか)は絶賛継続中です。 静狩にやってきました。sir-tukari で「山・の手前」という意味ですが、アイヌ語の音韻変化の法則で実際には sit-tukari と発音されます。故に「しっつかり」→「しずかり」となるわけです…

秋の道南・奥尻の旅 (136) 「上を向いて走ろう」

長万部で給油を済ませて勇気百倍!状態で旅を続けます。国道 5 号は直進して「山線」沿いを往くことになりますが、今回は右折して国道 37 号に入ります。 国道 37 号に入って少し走ったところで、視察中の党幹部っぽい方々(違う)と出会いました。 前方に、…