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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (259) 「フィンランド ロヴァニエミ市」

名寄のカーリングホールを目指したものの、踏切を渡ったところで目的地を見失ってしまい、「なよろ健康の森」の敷地内に迷い込んでしまいました。駐車場が見えますが、ここはどうやら「トムテの森キャンプ場」の駐車場のようです。

駐車場の西隣は遊具が並ぶ公園のようです。カーリングホールらしい建物は見当たりません。

突然の「ドーリンスク市」

駐車場の出口には案内板らしきものが(!)。カーリングホールの場所を確かめるべく案内板を見てみたところ……

そこには何故か「ロシア ドーリンスク市」までの距離が。

ドリンスク」と言えばかつての樺太の「落合町」のことだと思いますが……ふむふむ。1991 年に名寄の友好都市になっていたんですね。ただ、サハリン(樺太)の町と友好都市になるのであれば「ペンゼンスコエ」のほうが良かったのでは……と思ったりもします(ペンゼンスコエはかつての「名寄なより村」です)。

ちなみにこちらの案内板ですが、この広場の名前(Rovaniemi 広場)を示したもので……

Rovaniemi と言えばフィンランドですが、やはりと言うべきか、「フィンランド ロヴァニエミ市」までの距離と「カナダ リンゼイ市」までの距離が示されていました。名寄市は「カワーサレイクス市」とも姉妹都市関係にあるとのことですが、カワーサレイクス市の母体のひとつが旧「リンゼイ市」とのこと。

そして名寄市とロヴァニエミ市の関係ですが、特に姉妹都市関係にあるわけでも無いらしく……謎です。何なんでしょうこれは。

カーリングホールを探して

とりあえず駐車場で U ターンして、「なよろ健康の森」内の道路を南に向かいます。右に見える建物は「なよろ健康の森」の建物らしいのですが……管理棟でしょうか。

ふらふら~と南に向かった所、踏切の前の道(名寄版「天に続く道」)まで戻ってしまいました。ただ南に向かう車が何台か見えたので、後に続いてみることにしました。

なんか雲行きが更に怪しくなってきましたが……。

たどり着いた先には広々とした駐車場がありました。

黒雲が迫る中、ちゃちゃっと車を停めて……

ちょいと平べったい、いかにもカーリングホールっぽい建物に向かいます。

サンピラー交流館

「サンピラーパークご案内」という看板に案内図が出ていました。この建物は「サンピラー交流館」なんですね。

そしてこの先には「花の丘」というスポットもあるみたいですが……

駐車場のずーっと先(東側)に見えた建物が「花の丘」のようです。

既にアイスは無かった

早速「サンピラー交流館」の中に入ると、そこには「公益財団法人 日本オリンピック委員会 カーリング競技強化センター」の文字が。先の一連のゴタゴタで JOC もすっかり金まみれのダメな組織としてのイメージが定着してしまいましたが……。

どうやらここがカーリングホールの入口のようです。ここから先は「土足禁止」とのこと。

おそらくホール内の室温管理のためにギャラリー席はガラス張りになっていました。そしてガラスの向こうは……

遊具などが並ぶホールでした。名寄のカーリングホールは通年型では無いので、冬が終わると「多目的ホール」に変身する、ということですね。

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