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春の新日本海フェリー「すいせん」スイートルーム "Avignone" 乗船記(キー受け取り編)

車輌甲板(この時は 3 甲板)から案内所のある 4 甲板へは、階段、またはエレベーターで移動します。下船時は利用客が一気に押し寄せることもあって、ぶっちゃけエレベーターより階段のほうが速いんですが、乗船時はそこまで混雑することは無いので……(多少待つことはありますが)。

エレベーターを出たところで、車輌甲板からの階段と合流します。

なおこの階段は上層階にも続いていますが、「乗組員以外立入禁止」とのこと。上層階はレストランの厨房なので、乗客が入っちゃダメですよね。

まずは案内所へ

エレベーターを出たらとりあえず右に向かって……

前方(右)にある「案内所」に向かいます。割と大きめの張り紙がしてあるのは、迷う人が多かったのでしょうか(ちなみに左に向かうと「ペットルーム」があります)。

車輌甲板用は船体の後半部にありますが、「案内所」は船体中央部の吹き抜けのところにあるので、「案内所」に向かうには船首方向にちょいと歩くことになります。

廊下には絨毯が敷いてあるので、キャリーバッグを転がしても大きな音を立てずに移動できる……ような気がします。

「案内所」は「ショップ」の隣です

船体中央部の吹き抜けにやってきました。吹き抜けの真ん中に謎のオブジェが見えますが、案内所はオブジェの右にあります。

上階から眺めるとこの通りです。4 甲板の右舷に「ショップ」(売店)があり、その隣に「案内所」があります。

小樽・舞鶴航路の「あかしあ」「はまなす」だと、「案内所」は吹き抜けの中央部にあったのですが、新型の「すずらん」「すいせん」では階段が大きくなったので売店の横に追いやられた……ということでしょうか。「案内所」と「ショップ」を隣り合わせにすることで、船員さんが掛け持ちで対応できるというメリットを狙ったのかもしれません。

ルームキーの受け取り

「案内所」では部屋のカードキーを受け取ります。事前に「e 乗船券お客さま控」を用意しておくとスムースでしょうか。うっかり車内に置き忘れた場合は、取りに戻りましょう。まだ間に合う筈です。

「グリル」での食事を予約済みの場合は、予約時間が記された「グリルのご案内」をあわせて受け取ることになります(「スイート」と「ジュニアスイート」の船客には「グリル」での朝食・昼食・夕食が付帯するので、その案内を受け取ります)。

「案内所」でカードキーと「グリルのご案内」を受け取れば、あとは部屋に向かうだけです。ただ「スイート」や「ジュニアスイート」と「デラックスルーム A」は 2 階上の 6 甲板にあるので、キャリーバッグを転がしている場合は、下手に階段での移動にトライするよりも、素直にエレベーターを使ったほうが良い……んじゃないかと、個人的には思ったりするのですが……。

とりあえず部屋へ

というわけで、エレベーターで 6 甲板にやってきました。「スイートルーム」「ジュニアスイートルーム」「デラックスルーム A」はこの先です。

入口は左右両方にありますが、中で繋がっているのでどちらから入っても問題ありません。6 甲板前方にはパブリックスペースは無いので、船室利用者以外の立ち入りは控えるように「お願い」が出ていますね。

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